2009年11月10日

周の雑読備忘録「末吉暁子『もりのかくれんぼう』」へトラックバックとコメントをいただきました

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 周の雑読備忘録「末吉暁子『もりのかくれんぼう』」へ、粋な提案の藍色さんから、以下のトラックバックをいただきました。

1. もりのかくれんぼう末吉暁子、林明子  [ 粋な提案 ]   2009年11月10日 02:06
公園で遊んだ帰り道。迷子になったけいこ。行く先々にはたくさんの動物が。 秋の匂いがいっぱいの絵本。柔らかく豊かな色彩。繊細な描写が??.

 それに以下のコメントもいただきました。

2. Posted by 藍色   2009年11月10日 02:37
こんばんは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
表示されないようなので、URLを置かせていただきますね。
http://1iki.blog19.fc2.com/blog-entry-1303.html
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。

 私のブログでは、コメントもトラックバックもすぐにはオープンされません。実はオープンしてから、実に2年11カ月に渡ってひどいスパムトラックバックを受けてきました。1日に3度くらい、その1一度というのは実に3つくらいづつやってきました。しかも、すべて海外のプロシキサーバーを使っていました。私はそのすべてを黙って削除し続け、かつその海外のプロシキサーバーをあるサイト二つに告発し続けました。
 それで約3年目にそれがなくなったときには、どのくらいホッとしたものでしょうか。今でもスパムトラックバックもスパムコメントもありますが、もう1カ月に5つくらいです。

 私は娘が二人で、もう二人とも結婚しています。長女には今は孫が二人で、とくにその孫のポコ汰によくこうした絵本を読んであげていたのですが、ポコ汰は今自動車とかなんとかレンジャーとか、そういう本ばかり見ています。私じいじがそういうものが判らないのですね。



わが家のおかあさん2009.11.10

4e584fc9.jpg きょうパソコンのデスクトップとノートが来ます。もう実に安いですね。私が最初自作したときは確か18万円でした。でもそのときも20万円を切ったことに感激でした(まだ減価償却資産の制限が20万円の時代でした)。でももうそのときの1千倍くらいの機能です。そしてもう自作するほうが今では高いです。どんどん、こうして進化変遷していくのですね。たぶん、たぶん、私はこれでもう50台目くらいの機器かなあ。今ではケータイのほうが高価格なんですね。
 写真は昨日午前9時43分に前に撮りました。義母を送ったすぐあとです。(11/10)


2009年11月09日

吉本隆明鈔集「白石麻子は、現在の風俗をOLという人間にしたらこうなるという、風俗を人間化した事物だ」

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 白石麻子は典型的な主人公で、けっして個性があるように描かれていません。個性があるというよりも、現在の風俗をOLという人間にしたらこうなるという、風俗を人間化した事物だということがわかります。ギャグはギャグとして、マンガ化あるいは滑稽化のやり方は決して新しいわけでもなんでもありません。かなり常識的な類型的なマンガ化のやり方をやっています。しかし現在の日本社会のOL風俗や大部分の中流の女の子の風俗にたいする感覚はたいへんみごとなもので、それを人物化しているというのが、この作者のマンガの特徴です。(『全マンガ論』「第一部作品論 社会とことばの変容から───白石麻子はどんなOLか」)

 この漫画で、「おやじギャル」という言葉が出てきたものでした。それがものすごく受けて、そしてそういう女性たちが多くなったことを私は喜び、そして少し残念な思いもあったものでした。



郵便局に来ています

244ace73.JPG郵便局で義母の手続きをしています。なんとなく、久しぶりだなあ。でもこうして、郵便局も前にはよく来ていましたね。


周の雑読備忘録「村上もとか『JIN−仁−』第16巻」

JIN(仁) 第16巻 (ジャンプコミックスデラックス)
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 龍馬暗殺を阻止すべく、南方仁は仁友堂全員で京都へ旅立ちます。龍馬暗殺は歴史の事実であるわけですが、ぜひとも阻止していただきたいなと思います。
 それと龍馬の船中八策は実にいいです。これで思い出していました。
 あ、龍馬の船中八策を以下あげてみます。

一、天下の政権を朝廷に奉還せしめ、政令宜しく朝廷より出づべき事。
一、上下議政局を設け、議員を置きて万機を参賛せしめ、万機宜しく公議に決すべき事。
一、有材の公卿・諸侯及(および)天下の人材を顧問に備へ、官爵を賜ひ、宜しく従来有名無実の官を除くべき事。
一、外国の交際広く公議を採り、新(あらた)に至当の規約を立つべき事。
一、古来の律令を折衷し、新に無窮の大典を撰定すべき事。
一、海軍宜しく拡張すべき事。
一、御親兵を置き、帝都を守衛せしむべき事。
一、金銀物貨宜しく外国と平均の法を設くべき事。
 以上八策は、方今天下の形勢を察し、之を宇内(うだい)万国に徴するに、之を捨てて他に済時の急務あるべし。苟(いやしく)も此数策を断行せば、皇運を挽回し、国勢を拡張し、万国と並立するも亦敢て難(かた)しとせず。伏(ふし)て願(ねがは)くは公明正大の道理に基(もとづ)き、一大英断を以て天下と更始一新せん。

書 名 JIN−仁−第16巻
著 者 村上もとか
発行所 集英社
定 価 530円
発行日 2009年10月7日第1刷発行
読了日 2009年11月5日

 この単行本の裏面にある解説です。

 幕末の世で築き上げてきた医学的業績と知己により、窮地を脱し、仁友堂に戻った南方仁。偽薬の疑いも晴れ、ナポレオン三世からの仏国招待、松本良順からも奥医師へ誘われる。だが、たとえ歴史を変えようとも龍馬暗殺を阻止したい仁は仁友堂総出で京へ旅立つ!!

 扉にある著者の書いていることです。

 遂に政権交代となった幕末日本。巨大な前政権は、ほぼ250年以上政権を運営しながらも海外から波及した大きな時代の変化に適切に対応することが出来ず、民心を失い、ついには大政を奉還しなくてはならない事態となってしまいました。・・・何だか今の日本と似ていませんか? だとすれば、これからよく長く続く戦と混乱の時代が続くのでしょうか?新しく民主的な日本の始まりとなることを筆者も祈らずには、いられません。

 このドラマは、このあとどうなるのかなあ。できたら、龍馬が暗殺される寸前に2000年の仁が生きていた世界に、龍馬こそが旅だってほしいな。
 ただそうなると、また別な物語になるのでしょうね。そんな物語もまた見てみたい思いになります。

 この漫画は、私の妻も昨日8日に読み終わりました。私の長女も読み始めていますから、これで私の家族4人が読んでいることになります。



周の雑読備忘録「村上もとか『JIN−仁−』第15巻」

JIN(仁) 第15巻 (ジャンプコミックスデラックス)
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 この巻でナポレオン三世が活字だけはでてきます。この南方仁がこの皇帝から招待もされます。できできたら、普仏戦争の中でナポレオン三世に会い、またビスマルクと会う仁も見せてほしいです。

書 名 JIN−仁−第15巻
著 者 村上もとか
発行所 集英社
定 価 530円
発行日 2009年7月8日第1刷発行
読了日 2009年11月5日

 この単行本の裏面にある解説です。

 将軍家茂の死去。幕府への不信感から庶民の不満は高まり、江戸から華やかな賑わいが消えていく。そんな時、横浜を訪れた仁は野風と再会し、彼女の結婚式に招かれる。だが、喜びの最中、横浜を飲み込む大火が起こり・・・!? 野風の旅立ち−−燼の章、感涙の完結話収録!!

 扉にある著者の書いていることです。

 今年(2009年)丁度開港150年を迎えた横浜。筆者も40年程前に通学で通った町であり、懐かしい思い出のある港町です。今回「仁」で描くにあたり、その歴史を調べてみると、昔歩いた通りや公園に様々な歴史が刻まれていることに気づかされました。150年前どころか40年前に比べてみても、いわゆる欧米人の姿をこの町で見かけることはなくなりましたが、日本全体が世界に開かれている現代では当然のことでしょう。けれど江戸時代の最後に多くの庶民が人生を賭してこの港から世界へ旅立っていった事実に、改めて何か新しいものに挑戦してゆく勇気をもらった気がしました。

 野風がフランス人と結婚して、この物語からは去ります。だから彼女にパリで会うシーンもいれて欲しいのですね。
 陣幕が出てきますが、彼がこうした作品で出てくる話は私は初めてですね。ただ、なんとなくこの漫画の陣幕はとてもいい顔をしています。なんとなく彼はもう少し獰猛な顔をしているように私には思えています。でもこれでいいかなんていう気持になりました。

 松本良順が「長州征伐以来世間はタガがはずれた桶のよう」と言っていますように、この長州との戦いに敗れた幕府は、もうどうしようもない状態になります。おそらく市井に生きている庶民にもそれは感じられたのではないかなあ。



周の雑読備忘録「村上もとか『JIN−仁−』第14巻」

JIN(仁) 第14巻 (ジャンプコミックスデラックス)
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 この漫画でも、勝海舟が大きな役割を果たしています。彼はけっこう漢文を書いているのですね。でもそれが少しいい加減な感じで、私は「ああ、海舟らしいな」と思うのですが、多くの人は100%書き下し文ができないといけないと思うらしいのです。もう少々嫌になってしまいます。海舟はもうものすごい知識人だと思われているのですね。

書 名 JIN−仁−第14巻
著 者 村上もとか
発行所 集英社
定 価 530円
発行日 2008年 月 日第1刷発行
読了日 2009年11月5日

 この単行本の裏面にある解説です。

 薩長同盟を成立させた龍馬は、寺田屋事件で重傷を負うも、仁が広めたペニシリンにより回復する。歴史のうねりに係わっていく事に不安を感じる仁。そんな中、勝海舟の正室・民がくも膜下出血の危機に。先端医療機器のない幕末で高度な脳外科手術に挑む仁だが!?

 扉にある著者の書いていることです。

 明治維新を待たずして、すでに一般の日本国民による積極的な海外進出は始まっていた。これは新鮮な発見でした。すでに開国は必然的であり、政府の中心がいかなる勢力に替わろうと止めようがないものであったのです。改めて「維新」というものの正体が、いわゆる「文明開化」の美しい響きで飾られるようなものでないことに気付かされました。

 この巻で、軽業師の話が何故あるのかなあ。それでこの人たちはパリ万国博に行くのですが、実際はどうだったのかなあ。これは記録が残っていますよね。
 龍馬がお龍と霧島温泉に旅行に行くところが書いてあります。これが日本で最初の新婚旅行といわれているものですね。いや「日本で最初の」と書きましたが、世界でも最初じゃないのかなあ。ヨーロッパで例があるのかなあ。新婚旅行には行かなかった私はおおいに反省するところです。
 でも奥方が、くも膜下出血で手術の前に仁に「けれど・・女として言い残すことは・・、殿と同じ墓だけは入りたくな・・い」と言うのは、実にいいです。よく判ります。



わが家のおかあさん2009.11.09

15087c33.jpg「村上もとか『JIN−仁−』」は私も妻も漫画を全部読みました。昨日はテレビでも見ていました。夕霧が亡くなってしまうところでは私も涙を流していました。私のブログにも、そのテレビでの作品への感想も書いてみます。
 写真は今朝6時前に撮りました。ここの玄関です。(11/09)


周の『独楽吟のススメ』の379

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 昨日の22:42に届いていたHA茶さんの『独楽吟のススメ』です。

「2009/11/07 【No.18879】わたしの独楽吟(どくらくぎん)」を読んでの周の感想。

たのしみは 春の身延も 観たくなり 友と再来 約束する時

身延山に行ってきました。枝垂桜の木がたくさんあって 春の身延山もきれいだろうなぁと思いました。

 春の身延山ですか。いいですね。今はどちらも紅葉が見られるのではないですか。

たのしみは 家族になって 約2ヶ月 気づけば膝に 犬憩う時

元の家に父親と愛犬くーを残し 嫁いできましたが、ここにもかわいい犬がいて こちらがうとうとしていると いつのまにや 私の膝の上で寝ているワンちゃんがいて かわいいものです。

 可愛いでしょうね。私が長女の家に行くと、いつの間にか私の孫のポニョが私のひざに座っています。可愛くてたまりません。



2009年11月08日

周の雑読備忘録「村上もとか『JIN−仁−』第13巻」

JIN(仁) 第13巻 (ジャンプコミックスデラックス)
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 けっこう「読めない漢字、書けない漢字」が出てきます。漢和辞典で大変です。いや、書けなくても別にそのままでもいいはずではないのかとも思うのですが、でもでも必死になってしまいます。時間だけがかかりますね。
 思えば、漢和辞典だけは実によくひいているものですね。いや今回も「讖の章」の字も判らなかったなあ。あ、「しん」と読みます。ただし、これは15巻です。

書 名 JIN−仁−第13巻
著 者 村上もとか
発行所 集英社
定 価 530円
発行日 2008年11月9日第1刷発行
読了日 2009年11月5日

 この単行本の裏面にある解説です。

 ペニシリン講義に訪れた長崎で、仁は薩長同盟に奔走する龍馬、そして長州志士・東修介と再会する。だが修介は同盟画策の真意を問い、龍馬にも刃を向ける/激動の幕末に生き、未来を切り拓かんともがく若き魂たち。彼らとの出会いを通し、仁の心に去来する思いは!?

 扉にある著者の書いていることです。

 長崎取材に行った時、古の丸山遊郭の面影をとどめる料亭、花月を訪れました。龍馬をはじめ志士達が往来したこの場所でわたしが一番強い印象を受けたのは、ある部屋に残る原爆の爆風でひしゃげた木の欄干でした。長崎は山襞が入り組み、原爆による被害も場所により大きく違うと聞いていました。幕末の洋館から原爆の傷跡まで、激動の日本の近代史が並んでいる長崎の街を見て、改めて「歴史の重さ」に胸を衝かれる思いがしたのです。

 思えば、この物語の主人公の南方仁は、いわゆるスーパーマンではありません。ただただ何故か130年前の時代に来てしまい、そこでもただ真面目に生きているだけなのですが、でも何故か大きな歴史のうねりの中にも入りこんでしまいます。このままいけば、坂本龍馬の暗殺も防げるのかもしれません。想えば、「ただ真面目に生きているだけ」ということが、そういうことに出会うのかもしれません。これを読んでいて、そんなことを思いました。
 龍馬を殺したのは見回り組みで、もうすでに犯人は判っているわけですが、私にはその真相が本当のこととは思えないのです。だから、できたら、この南方仁にそれ(龍馬の暗殺)を防いでほしいのです。
 しかし、この作品ではいわば龍馬は脇役であるわけですが、でもやはりいいです。高杉晋作もいいですね。思えば、長州藩は実に多くの人材を失いました。土佐藩もそうです。
 薩摩藩はそうでもなかったわけですが、でもでも西南戦争で多くの人材を失いました。そういえば、私の故郷の水戸藩も実に多くの人材が亡くなりました。私はいつもそのことを思い出しています。

 思えば、実際の歴史でもこういう南方仁のように生きてしまう人物がいるのかもしれないな。



漢和辞典だけは使います

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「村上もとか『JIN−仁−』」を読んだ感想を書いていまして、「この単行本の裏面にある解説です」と「扉にある著者の書いていることです」を抜き書きしているのですが、私が自分で書いている文で、漢字が出てこない場合があります。
 今までは、以下は出てこなかったです。

   蜃   怜   燼   

 今は出ていますが、最初は大変でした。
 パソコンとインターネットで、出せない漢字がときどき出てきます。もう今は辞典はどれもすべてインターネットで間に合うわけですが、漢和辞典だけはよく使っています。今は私は大修館の「漢字林」を使っています。
「読み」が判っても、出てこない漢字があります。漢詩の解説を書いているときは、字が出てこない場合もありますが、でも今回は漫画です。裏表紙等に書かれているのですから、出てくるはずなのです。
 でもでも、私ではただただ苦労して必死な段階です。



周の『独楽吟のススメ』の378

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 昨日の21:42に届いていたHA茶さんの『独楽吟のススメ』です。

「2009/11/07 【No.1886】わたしの独楽吟(どくらくぎん)」を読んでの周の感想。

たのしみは 夫と二人 日帰りで 温泉ツアーと しゃれてみる時

夫と気楽に 近場の温泉に連れて行ってもらうのが楽しみです。きょうは、水風呂、サウナ も 経験してきました。さっぱりして気持が良いものですね。

 いいですね。羨ましい思いです。もう温泉もすっかりご無沙汰です。

たのしみは 第一線を 退いて 晴れて専業 主婦となる時

どうかな?専業主婦には 憧れます。学校を出てからずーーーっと 働き続けてきた私に 専業主婦が務まるでしょうか?遊ぶことは 大好きなのですが…、家事は??ですね。

 私は食事はいつも妻に作ってもらっています。私もやならいといけないなあ、と反省しました。



2009年11月07日

周の雑読備忘録「村上もとか『JIN−仁−』第12巻」

JIN(仁) 第12巻 (ジャンプコミックスデラックス)
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 この巻で、仁は自分の祖先に嫁ぐであろうお初という少女に出会います。もうここらへんのことは、実は南方仁の思いも、読んでいる私たちにも明確には理解できないことです。

書 名 JIN−仁−第12巻
著 者 村上もとか
発行所 集英社
定 価 530円
発行日 2008年8月9日第1刷発行
読了日 2009年11月5日

 この単行本の裏面にある解説です。

 仁が不思議な縁を感じた少女・お初が、転落事故で重傷を負ってしまう!仁と咲は輸出法をも導入して彼女を助けようとするが、一縷位の希望が見えたその時、何と仁の身体がタイムパラドックスで消滅しかける!仁、そしてお初の運命は!? 衝撃と感涙の「蜃の章」収録!!

 扉にある著者の書いていることです。

 今年に入っていくつかの悲しい訃報が続きました。特に自分よりずっと若い編集者や作家の死は、生まれた以上は必ず死なねばならぬのが当然だとしても、どうにもやるせない理不尽な思いが中々、心を去りませんでした。
 平均寿命が現代人の半分くらいで子供の死亡率も大変高かったという江戸時代の人々は愛しい人の死をどのように受け止めて生き抜いていたのだろうと想像してみます。そして思い至ったことは、人が物語を紡ぎ出さずにいられないのは、生きる喜びや死への恐れや悲しみが根本にあるだろうということでした。「仁」を通して生と死のドラマをより深く描いていこうと思います。

 しかし、シーボルトの娘のいねに会うととは、もう私は感動しきりです。こんな出会いがあるとは、ただただ私は驚きかつ感激しています。
 ただお初が出てきて、仁が消えてします現象があるのですが、実は私はそこは全然判りません。いえ、物語の展開そのものが判らないのです。私はたぶん、阿呆なのですね。



周の雑読備忘録「『図書新聞第2941号』」

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新聞名 図書新聞第2941号
発行所 図書新聞
定 価 240円
発行日 2009年11月14日
読了日 2009年10月7日

 一面で柳美里さんのインタビュー記事に引きつけられました。思えば私は彼女の作品はいくつも読んだものでしたが、今「いったい何を読んだのかなあ?」なんて思ったばかりでした。なんだか、読むのが少し辛い作品だったなあ。

評者◆柳美里 「自分が全く知らない世界のことを書く」時期がきた――作家として大きな転機になる2009年:柳美里氏インタビュー『オンエア』(上・下、講談社)をめぐって

 でもこのインタビューを読んでいて、「これ、私に読めるのかなあ?」なんて自分に不安になりました。もう私はかなり変わってしまったという思いですね。

 いつもこの新聞で秋竜山さんが書いている本を読んでいます。

評者◆秋竜山 欲望か、幸福か、の巻

 西成活裕『無駄学』(新潮選書、本体一〇〇〇円)を読む。無駄になるかならないか、なんてことを考えてしまう。
 〈無駄という言葉は日常使っている馴染み深いものだが、深く考えてみると難解で、きちんと定義することが難しい。冒頭に書いた通り、一見無駄に見えても、無駄でないようなものがたくさん考えられるからだ。無駄とは何かについて現時点でいろいろと調べた結果、私は無駄について一般的に論じている文献をほとんど見つけることができなかった。類書がない、ということも本書の早期出版を決意させた要因だ。おそらく無駄とは誰でもほとんど無意識のうちに「こういうものだ」と思っているものなので、改めて深く考えられてこなかったのかもしれない。〉(本書より)

 これもこの本を読んでから、いくつかのことを考えようと思いました。

評者◆杉本真維子 伝書鳩

 これは読んでいて、実に面白い文章なのですが、そしてもう私は彼女の文は好きなのですが(でも彼女の詩集は私にはよく判りません)ただ引用しようという部分が私には見いだせません。仕方ないなあ、という思いです。



「村上もとか『JIN−仁−』は16巻まで読みました

1a8e1e2e.jpg それで、私の妻も読むことになりまして、昨日1巻から6巻までまたミツ君から借りてきました。
 それで私は、今この作品の簡単な感想を書いているのですが、どうしても時間がかかります。
 それと、「この単行本の裏面にある解説です」と「扉にある著者の書いていることです」といのを今付け加えているところです。
 どうしても時間が取られますが、これを書くことにより、また深くこの漫画を読み直している気持になれます。


わが家のおかあさん2009.11.07

4c37dd1b.jpg 義母が入浴して嬉しいです。相変わらず義父の亡くなったことを一日に何度も私たちに確認して驚いている義母です。もう仕方ないことでしょうね。
 日曜日テレビでやっている『JIN−仁−』の原作の漫画を読みました。16巻を読み終えて、坂本龍馬が歴史通り寺田屋で殺されてしまうのかどうなのかが気になります。
 写真は昨日12月6日午後7時28分に撮りました東武ストアの前の雪ダルマの像です。(11/07)


2009年11月06日

周の雑読備忘録「村上もとか『JIN−仁−』第11巻」

JIN(仁) 第11巻 (ジャンプコミックスデラックス)
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 最初に

 神田川沿いに
 足をのばして
 昌平橋の袂まで
 やってきた

とあります。ここは、私はずっと事務所を置いていた御茶ノ水です。湯島聖堂はすぐそばでした。ただ南方仁は2000年よりも130年昔のこの場所を歩いているのです。

書 名 JIN−仁−第11巻
著 者 村上もとか
発行所 集英社
定 価 530円
発行日 2008年5月7日第1刷発行
読了日 2009年11月5日

 この単行本の裏面にある解説です。

 現代医・南方仁が幕末へ時空転移(タイムスリップ)して三年。この地で生きる事を決意した仁は、医術の現場を変えるべくペニシリンの粉末化に情熱を注ぐ。そんな折の川越藩出張診療への途次、仁は不思議な少女との出会いを果たすことに・・・/  運命の衝撃新章「蜃の章」開幕!!

 扉にある著者の書いていることです。

 この巻で舞台となっている川越藩を取材したのはもう4年以上前の暮れのことでした。だだっ広く暖房のない城内はとても寒く廊下の床板は氷の様に冷たく、写真撮影をしていると足裏が痺れて感覚が失われてくるのです。きっと江戸時代にはもっと寒かったはず。当時の城勤めの人たちも案外に厳しい生活を強いられていたのだなあと実感することが出来ました。こうした五感で感じる時代感を大切にして描いていきたいと思っていきたいと思っています。

 しかし、いいですね。私は昨日読んだはずなのに、またページを開いて、涙を流しています。
 私が涙を流したのは、次のところです。

「おめでとう純平・・・お前の子供だね」・・・と
 母の声が聞こえました!

 このことによって、ペニシリンを粉末にすることができるだろうということなのです。ただし、これは大変なことです。
 そしてこのことは、仁と咲が川越に往診に行こうとする前に偶然できるのです。そしてそのときに、仁は咲に、金剛石の指輪を渡すのです。これは今でいえば、結納ということになるのでしょうか。
 私も自分の結納のときを思いだしました。
 他にシーンでも私は涙を流すことがありました。



周の雑読備忘録「『図書新聞第2940号』」

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新聞名 図書新聞第2940号
発行所 図書新聞
定 価 240円
発行日 2009年11月7日
読了日 2009年10月31日

 一面に以下がありました。

評者◆八木福次郎 エッセイ特集 全集と私――安い全集、今が買い時?

 私は昔から古書店で文庫本しか買ってきませんでしたが、でも兄の全集本はいくつもお世話になったものです。よく読みましたね。でも自分で購入する気持はありませんでした。とにかく面積も体積も使います。

評者◆秋竜山 江戸時代の声、の巻

で、この田中優子さんの本が紹介されていて、ただ私は読もうと思いました。

田中優子『未来のための江戸学――この国のカタチをどう作るのか』(小学館新書、本体740円)で、〈框と縁〉という項目があり、読んでいると、上がり框から、縁側から縁台から、江戸時代の声が聞こえてきた。

 うーん、そうだなあ、思い出してきたなという思いです。

茶の間との境は上がり框であり、ついたても、ふすまも障子もなかった。近所の人がやってきても家に上がることもなく、上がり框に腰をおろして話した。その声が江戸の人の声のように聞こえた。その時は、そんなことを一度も考えも思ったこともなかったのに、今になって思うと、やたらとなつかしい声であり、現代人の声とまったく異なっているように思えてくる。

 引っ越しばかりをしていた私の家ではどうだったのかなあ、と思い出していました。日本中を北から南から引っ越ししていたばかりでしたが、我孫子に作った自宅で、広い明るい縁側を作ったものでした。思えば、あそこでみーねえも、私の二人の娘も二人の姪もよく遊んでいたものです。ああ、あそこで私の二人の孫も遊ばせたいなと思いましたが、もう無理かなあ。



周の雑読備忘録「村上もとか『JIN−仁−』第10巻」

JIN―仁 (第10巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)
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 歌舞伎は私は好きなのですが、実際に歌舞伎座へ行ったことを思い出すと、七代目菊之助の襲名披露しか思い出しません。あのときは、幕間に並んでいた藤純子をずっと見ていました。そうですね、3年前に神戸へ行ったときに、そのことをずっと思い出していたものです。いえ、私は藤純子のお母さんの本をずっと読んでいたのでした。(この『おそめ』が藤純子のお母さんです)。

書 名 JIN−仁−第10巻
著 者 村上もとか
発行所 集英社
定 価 530円
発行日 2008年1月9日第1刷発行
読了日 2009年11月5日

 この単行本の裏面にある解説です。

 歌舞伎役者・澤村田之助の依頼を受け、瀕死の鉛中毒役者・吉十郎の治療を始めた南方仁。限られた治療法と薬剤しかない中、吉十郎を最後の舞台へと立たせるべく、懸命の治療を施す仁だが、果たして奇跡は!?江戸の人々の熱き生き様に心討たれる「賑の章」収録!!

 扉にある著者の書いていることです。

 仁が住む場所を浅草に設定したのはこの町に現代でも江戸の記録が残されているような気がしたからです。たとえば江戸切絵図にも記されている浅草寺近くの蛇骨長屋(このあたりを掘った時、大蛇の骨の骨・・・たぶん恐竜の骨・・・が出てきたのでこの名がついた)、ここには江戸期より湯屋があり今でも蛇骨湯という名で下町の人々に親しまれています。この湯に浸りながら界隈の人達の人情味あふれた会話を聞いていると、ここは他所よりも江戸が近くにあるなあとしみじみ思えてくるのです。

 歌舞伎を思い出すことと、そして相撲の陣幕を思い出します。私はこの漫画では不知火とののことが書かれていますが、私には鬼面山との優勝争いが思い出されます(たしか、これで二人は同時横綱になったと思うな)。でも陣幕は薩摩藩のお抱えの力士だったのでしたね。もう、明治も私たちの時代もすぐそこに迫っているのです。
 吉十郎の、自分の子どもへの思いに涙が出てしまいます。
 そうですね、私はこの作品でどのくらい涙を流していたことでしょうか。いつも思わず涙を流しています。



周の雑読備忘録「『日経パソコン第589号』」

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雑誌名 日経パソコン第589号
発行所 日経BP社
定 価 980円
発行日 2009年11月9日
読了日 2009年11月4日

 今表2のエプソンダイレクトの広告を見ましても、パソコンを見ますと「OSWindows7Starter正規版」とあります。でもこれはノートです。デスクトップはどうなのかなあ。
 あ、調べました。デスクトップはXPですね。どうしようかなあ。仕方ないのかなあ。
 もうパソコンは安価なことが一番の選択ですね。もうほぼ2年しか使わないのですから、高価では、もう意味がありません。



周の雑読備忘録「村上もとか『JIN−仁−』第9巻」

JIN(仁) 第9巻 (ジャンプコミックスデラックス)
JIN(仁) 第9巻 (ジャンプコミックスデラックス)
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書 名 JIN−仁−第9巻
著 者 村上もとか
発行所 集英社
定 価 530円
発行日 2007年5月7日第1刷発行
読了日 2009年11月5日

 この単行本の裏面にある解説です。

 和宮暗殺未遂の容疑で江戸の牢屋敷に入れられた南方仁。その腐敗した闇の秩序と、牢名主の非情な仕打ち、そして、役人の厳しい拷問を前に、仁の運命やいかに・・・!? 勝海舟・坂本龍馬・野風・咲など、仁を救わんと奔走する人々の運命も一変する注目の急展開!!

 扉にある著者の書いていることです。

 この巻では前巻と趣を変え、歴史上の有名人ばかりでなく名も無い市井の人物を登場人物にしています。それと同時に徐々に江戸の庶民文化や娯楽の世界を作中で紹介していきたいとも思っています。幕末の本当の主人公は維新回天の志士達ではなく、その時代を必死に生き抜き、働き、子を育て、そして何よりもよく遊んだ江戸の庶民達だと思うから。

 前巻で小伝馬町に入牢した南方仁は、牢の中で作造りになりそうになります。ところがこの巻の最初で、牢名主の耳にゴキブリが入り込みます。それでその事態に仁はその解決方を伝授することで、作造りを逃れます。
 私の入っていた府中刑務所にも実に大きく元気なゴキブリがいました。到底人間に耳なんかに入り込めない大きさでした。夜中、それらのゴキブリと格闘していたことを思い出します。
 しかし、仁のもともとの、和宮の暗殺疑惑は晴れたはいません。そして石抱きの刑を受けてしまいます。そして一緒に牢に入っている咲にも同じ刑をすると言われたときに、仁はもう妥協しそうになりますが、そのときに呼び出しがあり、仁は無罪放免を言われます。
 牢の外で、たくさんの人が頑張っていてくれたのです。思えば、私が2度の逮捕起訴拘留された件でも、何人もの方がいろいろとやってくれたものです。私はそのことをけっして忘れません。



わが家のおかあさん2009.11.06

5261d840.jpg 孫のポコ汰が一昨日あちらのじいじと車に乗って越谷へ行き、そこで泊まってしまいました。もう驚きです。だからポニョは一人で保育園へ行きました。今度はうちへも泊まってくれるかなあ。
 写真は昨日12月5日夕方に二人の孫に持って行った貯金箱です。来年の年賀状を買うともらえるようです。妻の会社のある方に頂いたものです。ポコ汰が白いほうを、ポニョが赤い貯金箱をもらいました。でもなんとポニョは白いほうを落として、少し割れてしまったのです(今はボンドで接着していますが)。少々おてんばなのかなあ。(11/06)


周の雑読備忘録「『週刊アスキー通巻759号』」へのコメントへのコメント

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 周の雑読備忘録「『週刊アスキー通巻759号』」へのコメントへ、目森一喜 さんがさらに以下のコメントをくれました。

1. Posted by 目森一喜   2009年11月05日 13:11
よく考えると、本は再販価格商品だから、日本ではキンドルだから安くなるという事はないんですね。そうすると、ちょっとがっかりです。場所をとらないというだけでも電子ブックは魅力的なんですが・・・

 あ、そうか。「本は再販価格商品」なんだ。日本というところは大変なことをやってしまっているのですね。でもでも、この事態をなんとしても突破してほしいな。
 それにまず第一に、もう漱石や太宰治の作品なら問題ないはずです。でもそれだけじゃ商売にならないか。
 キンドルで日本語で見られる機器が出てきたら、私は大変に評価しますが、でもでも私が誉めたとて何もならないなあ。
 なんとかやってほしいものです。



周の『独楽吟のススメ』の377

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 昨日の21:31に届いていたHA茶さんの『独楽吟のススメ』です。

「2009/11/05 【No.1886】わたしの独楽吟(どくらくぎん)」を読んでの周の感想。

たのしみは 非難中傷 ごくわずか 愛に包まれ いると知る時

立場上 厳しいご指摘も受けますが それはわが生活のごくごくわずかあとは おおかた みんなに愛され親しまれているのです。ごくわずかなことにばかり 気をとらわれるのは愚かしいなぁと気づきました。

「厳しい指摘」もあるんだ。でも仕方ないよね。今後もあるかもしれないけれど、その気づきでやっていってほしいものです。

たのしみは 行きはあなたで 酒を飲み 帰りは私が 運転する時

二人でスナックへ行き、酒を飲めない私が帰りは運転してくるのです カラオケを歌って良い気分です。

 思えば、妻とは飲みに行ったことなんか、もう30年くらいないなあ。でも仕方のないことですね。私は大酒飲みで、妻は飲めません。



2009年11月05日

周の雑読備忘録「村上もとか『JIN−仁−』第8巻」

JIN(仁) 第8巻 (ジャンプコミックスデラックス)
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 咲の母親の栄の脚気に合ったお菓子というので、南方仁が和菓子をいくつか作ります。それがものすごく嬉しいシーンです。「安道奈津(あんドーナツ)」や「富醂(プリン)」「佐舞麗(サブレイ)」。みんな嬉しいです。
 私もたくさんのお菓子をあちこちで買い求め、あちこちに持って歩きました。ただし、私はいっさい口にしません。私は酒飲みなのです。でもこうしたお菓子を持っていくのが好きです。

書 名 JIN−仁−第8巻
著 者 村上もとか
発行所 集英社
定 価 530円
発行日 2007年5月7日第1刷発行
読了日 2009年11月4日

 この単行本の裏面にある解説です。

 脚気の食事療法の為、仁が考案した新発送の菓子が江戸で売り出される売り出される!野風をモデルにした歌舞伎の大ヒットも手伝い、仁友堂は一気に追い風ムードに・・・。そんな中、奥医師・松本良順から依頼された超重大秘事とは!?未だ安寧なる江戸で仁の運命が激しく揺れ動く!!

 扉にある著者の書いていることです。

 幕末に活躍した人物を調べると、様々な相関図が浮かび上がります。近藤勇が象山の遺児・怜二郎に関して「君も何かとやっているから心配無用」という心のこもった手紙を怜二郎の叔父である海舟に送っていたり。また近藤は医学所頭取・松本良順をたずねて世界情勢を聞き、さらに新撰組内の衛生環境改善を良順に依頼しました。コチコチの守旧派というイメージとは違う近藤勇の人物像が浮かび上がってきます。歴史の裏の人間関係に改めて興味がわいてくるのです。

 徳川家に入った和宮のために上に書いた「安道奈津(あんドーナツ)」を持って行きます。でも何故かそれを口にした和宮が倒れます(どうやら別人が入れた毒のようですが)。ために、南方仁は小伝馬町に入牢することになります。もう一番大変な事態になります。
 私は若き日に刑務所へ入ったことがありますが、つねに、この江戸時代の監獄のことを考えていました。この私では生き延びることは不可能だったことでしょうね。
 でもでもこの南方仁には耐え続けてほしいものです。



周の雑読備忘録「村上もとか『JIN−仁−』第7巻」

JIN(仁) 第7巻 (ジャンプコミックスデラックス)
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 南方仁が西郷隆盛の手術をするシーンがあります。隆盛が陰嚢がフィラリアで、巨大になっているところが出てきます。実は私も父と鹿児島で朝風呂に行きまして、見たことがあります。父は相手の許可を取って、その睾丸に触っていました。風土病なのだという説明を聴いたものでした。

書 名 JIN−仁−第7巻
著 者 村上もとか
発行所 集英社
定 価 530円
発行日 2007年2月7日第1刷発行
読了日 2009年11月4日

 この単行本の裏面にある解説です。

 佐久間象山の治療のために京都へ赴いた南方仁。何かを成すために導かれたと感じ取る仁を待ち受けていたのは、維新の立役者・西郷隆盛とも出会いだった。薩摩勢の殺気渦巻く屋敷の中で、西郷の虫垂炎の治療に臨む仁。維新の未来を賭けた奇跡の大手術が今、始まる!!

 扉にある著者の書いていることです。

 取材で福島県の会津へ行きました。戊辰戦争の時の白虎隊の悲劇でも知られていますが、古い武家屋敷や陣屋には未だその時の弾丸が柱に深くくい込んだまま残り、商家には侵入した薩摩軍が略奪をほしいままにした後、帳面に書きなぐった部隊名が残されています。なんと身近でリアルな戦争に臭いでしょう。禁門の変には会津、薩摩、共に幕府軍の味方同士だった共藩の兵が血で血を洗う戦いをくり広げた非情さに胸が塞がる思いがしました。

 新撰組の沖田総司が出てきます。今でも女性にはものすごい人気ですね。この漫画で描かれるような人だったのでしょう。
 南方仁に心底惚れている(それは医師としての仁にも、そして男性としても惚れているのです)橘咲の母親の栄が脚気になる。この病もあの時代は大変な病気でした。
 そういえば、のちの明治時代になって、日本海軍は高木兼寛が食事を麦飯にすることで、これを防ぎましたが、陸軍は脚気で倒れる兵が続出しました。あの旅順攻略戦では、ロシア軍の銃で倒れるように脚気で倒れる兵のほうが多かったようです。でもこの陸軍の軍医だった森鴎外が、このことを認めません。彼は亡くなるまで、このことを認めませんでした。
 でもこのことも、この漫画では書かれています。
 とにかく、読んでいて、たくさんのことの、あの幕末の時代を思い出してきます。



周の雑読備忘録「『週刊アスキー通巻759号』」へのコメント

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 周の雑読備忘録「『週刊アスキー通巻759号』」目森一喜 さんが以下のコメントをくれました。

1. Posted by 目森一喜   2009年11月04日 18:37
キンドルは、日本でも買えるのですが、アメリカのものがそのままですね。ソフトが洋書しかないから、それでいいという事なんでしょうね。
アメリカのアマゾンで見たら、キンドルのソフトは少し安いし、持ち歩くのもかさばらないので、欲しいですね。
日本で対応ソフトが出て、売れれば日本語対応もして来るんでしょうし、大日本印刷が電子ブックに取り組んでますね。
これから面白くなってくれるといいところですね。

 キンドルの日本語版が早く見たいものです。でも「大日本印刷が電子ブックに取り組んでますね」ということなら、それでもいいなあ。要するに早くやってほしいです。漱石でも太宰治でも私はそれで読み直します。いや、森鴎外もこれで読み直しますよ。
 例えばサ、島崎藤村は、また読みたいという思いはないですが、漱石と太宰治はまた読み直したいです。『虞美人草』なんて、ちゃんともう一度読みたいものです。『明暗』もそうです。それで、また私は修善寺を歩くつもりです。



レビストロースがなくなりました へのコメント

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 私の書いた レビストロースがなくなりました目森一喜 さんが以下のコメントをくれました。

1. Posted by 目森一喜   2009年11月04日 18:29
 先日「ヨーロッパの100年」を読んでいて、フランス人が風呂に入らないので臭いというところがあり、「悲しき熱帯」を思い出していました。冒頭でアメリカに向かう船の中で、みんなが風呂に入りたくてしかたがないのです。あれは、フランス人が風呂に入りたがるほどだったという事なんだなと納得したのです。レヴィ・ストロースはその船でアンドレ・ブルトンと一緒だったんですね。

 あ、私は「ヨーロッパの100年」も手にしたのですが、上下2巻なので、止めてしまいましたものでした。
 でもフランス人だって風呂に入りたいよね。私はもう毎日入っています。いや、銭湯にも行きたいのですが、もうこの近所は銭湯なんてないのですね。王子温泉というところがあるから、ポコ汰と行きたいのですがね。
 ポコ汰にはいつも、一緒に「お風呂入ろう」と言っているのですが、なんだかまだ2つなのに、じいじとは嫌みたいなのですね。
 あ、ポニョと入ろう。まだ一つだから、きっと入ってくれるな。
 フランス人というのは、風呂入らないというのは、もうどうしようもないことですね。思えば、ナポレオンは実に風呂が好きでした。思えば、私がナポレオンが好きなのは、お風呂好きなこともあるのですね。



周の雑読備忘録「村上もとか『JIN−仁−』第6巻」

JIN―仁 (第6巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)
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 3日に5巻までを読んで、さらにそのあと6、7、8巻を引き続き読みました。でもそのあとの9、10巻がないことにとても焦ったものです。

書 名 JIN−仁−第6巻
著 者 村上もとか
発行所 集英社
定 価 530円
発行日 2006年12月9日第1刷発行
読了日 2009年11月4日

 この単行本の裏面にある解説です。

 南方仁が百数十年の時を超え、幕末の時代に迷い込んで2年。時は少しずつ未来に近づいていく・・・。京都では池田屋事件が起こり、歴史はついに激動の時代に突入する。そして、瀕死の佐久間象山の治療のため、仁も血風渦巻く動乱の京都へ! 激動の京都篇開幕・・・!!

 扉にある著者の書いていることです。

 さて、この巻ではいよいよ尊攘派と佐幕派が鎬を削る幕末の京都が舞台となります。それにしても長州藩が天皇奪還をねらって起きた禁門の変で炎上した洛中の地域は、南北だけでも御所から現在の京都駅前にある西本願寺の際までという広大さ。改めてこの動乱の時代に失われた前途有能な人命と貴重な文化財の多さに深くため息をついてしまいました。しかし狭い路地の入り組んだ京都は何度でも再生を繰り返す滅びることのない迷路都市です。この先も折りにふれ物語の主要な舞台となり、登場人物の運命に魅力的な陰影を与えてくれることでしょう。

 幕末の実際の人物が出てきます。南方仁は佐久間象山の身体を診ることになり、坂本龍馬と京都まで行くことになります。もう龍馬は、船で江戸と大阪を行き来しているのです。
 この佐久間象山が治療するのですが、その治療治療中に象山は、南方仁が生きていた西暦2000年の東京を夢にみたことを思い出します。それは象山が子どもの頃10歳のときのことでした。でも残念なことに象山はしれで亡くなります。
 最後に象山は、南方仁に語ります。

 わしが見た未来の世界のことは誰にも語らぬと決めていた・・いつか わしと同じ未来を見たものと出会うまでは・・
 交代だ・・わしに替わってお主が・・闘う番だよ
 この時代があの未来に・・近づく為に・・

 象山のことをいろいろと思い出していました。



わが家のおかあさん2009.11.05

5c2c6300.jpg 私も血圧を毎日計っています。血圧を計るようになって、医院で飲む薬も関心を持っています。
 もっと関心を持って行くようにします。
 写真は昨日12月4日午後7時40分に撮りましたポコ汰です。あちらのお父さんが買ってきてくれた侍レンジャーのベルトです。これで2つめですよ。(11/05)


2009年11月04日

レビストロースがなくなりました

09110401 義母が帰ってくるのを、迎えて、それから日経新聞の夕刊を読んだら、「仏文化人類学者、構造主義の祖 レビストロース死去」という活字が目に入りました。私は思わず声をあげてしまいました。
 ただ、インターネットで、この記事を読もうと思いましたが、どうしても日経新聞は見ることができません。毎日新聞なら以下のように見ることができました。

訃報:レビストロースさん100歳=構造主義の巨人
2009年11月4日 1時35分 更新:11月4日 10時30分
クロード・レビストロース氏(2005年11月撮影)=ロイター 20世紀フランスを代表する思想家で社会人類学者のクロード・レビストロース氏が10月30日、死去した。100歳。親族が11月3日明らかにした。葬儀は近親者だけで2日に営まれた。

 第二次大戦中に亡命した米国で構造言語学を導入した新しい人類学の方法を着想、戦後フランスで実存主義と並ぶ思想的流行となった構造主義思想を開花させた。「未開社会」にも独自に発展した秩序や構造が見いだせることを主張し、西洋中心主義の抜本的な見直しを図ったことが最大の功績とされる。

 サルコジ大統領は3日の声明で「あらゆる時代を通じて最も偉大な民族学者であり、疲れを知らない人文主義者だった」と哀悼の意を表した。

 1908年11月28日、ブリュッセルのユダヤ人家庭に生まれた。パリ大学で法学、哲学を学び、高校教師を務めた後、35年から3年間、サンパウロ大学教授としてインディオ社会を調査。41〜44年にナチスの迫害を逃れて米国に亡命、49年の論文「親族の基本構造」で構造人類学を樹立した。

 自伝的紀行「悲しき熱帯」(55年)は世界的ベストセラーとなり、「構造人類学」(58年)「今日のトーテミズム」(62年)「野生の思考」(同年)で構造主義ブームを主導する思想界の重鎮に。世界の民俗や神話に鋭く切り込み、64〜71年にかけ「神話学」4部作を発表。

 73年、フランス学界最高権威のアカデミー・フランセーズ正会員に選出された。2008年11月には、100歳の誕生日に合わせてさまざまな記念行事が催された。(パリ共同)

 とにかく、記事のままUPしました。もうけっこうなお年だったのですね。合掌しました。でも私は何を読んだのかなあ、と思い、この記事を読みながら、「悲しき熱帯」を随分前に読んだことを思い出しました。
 私はただただ吉本(吉本隆明)さんを思い出していました。



周の雑読備忘録「『週刊アスキー通巻759号』」

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雑誌名 週刊アスキー通巻759号
発行所 アスキー・メディアワークス
定 価 360円
発行日 2009年11月17日
読了日 2009年11月2日

 2日の夕方購入して読んでいました。
 歌田明弘さんの「仮想報道」でキンドルのことが書いてあります。早くこのキンドルの日本語版が欲しいものです。アメリカでは「読書端末の戦国時代がくるようだ」とあります。問題はこの日本でも発売してほしいということです。もう古書店で本をあさっているときではないような気がしますね。
 しかし、もうこの雑誌も買い出してから何年になるのかなあ。パソコンも大変に変化しましたね。



周の雑読備忘録「村上もとか『JIN−仁−』第5巻」

JIN―仁 (第5巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)
JIN―仁 (第5巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)
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 この漫画の最初から出てくるのが、橘咲です。彼女はいいですね。この娘のことを南方仁は何故好きにならないのかなあ。

書 名 JIN−仁−第5巻
著 者 村上もとか
発行所 集英社
定 価 530円
発行日 2005年12月7日第1刷発行
読了日 2009年11月3日

 この単行本の裏面にある解説です。

 幕末にタイムスリップした現代医・南方仁。幾多の知遇を得て幕末の人々の息遣いに触れた仁は、この時代で生きていくことを決意する。東洋医学と西洋医学の融合した新しい治療所作りに動き始める中、密かに仁を慕う吉原随一の花魁・野風に病変の徴候が現れて!?

 扉にある著者の書いていることです。

 作画するにあたり、あちこちの江戸資料館を取材しています。そこで感じたのは、近頃の展示が視覚的で、とても楽しめるところが増えていることです。たとえば深川の資料館などそれほど広いスペースではありませんが、そこに住む住人の年齢、性別、職業等が細かく考察され、しかも実際の季節の移り変わりと共に展示も変化させてゆくという念のいれようです。ここで想像をかきたてられる江戸庶民のリアリティを、どこまで再現できるかに挑戦することも、この漫画のひとつのテーマだと思っています。

 この巻では、新門辰五郎が出てきます。歴史上の人物ですが、彼の気っ風みたいなものをこの漫画でもそのまま感じました。
 この巻では野風の乳癌の手術に成功します。それへの橘咲の対応もいいです。私の妻が今年の4月末から5月の連休にかけて入院し、乳癌の手術をしました。見事成功して、私も娘二人もものすごく喜んだものでした。そのことを思い出していました。
 しかし、発行日を見ますと、発行にはかなり時間がかかっているのですね。私のようにまとめて読めるのはいいですが、実際にこれが発行されるごとに読んでいた人は大変でしたね。