2005年11月13日

PC・携帯電話・iPod の2

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 PC・携帯電話・iPod で書きましたが、これは私のあるクライアント(私も役員をやっています)の社長に印字して提出したものでした(残念なことに紙で見たい人がいるわけです)。だから書きましたのは9日なのですが、お渡しするのが10日夕方になりました。私はクライアントに渡してから、このUPをしました。UPした時間は、私は、「プリ日本公演」東京・草月ホール にいましたが、UPは自動でやったものです。

 それで10日に ヒットコンテンツブログ を読んでおりましたら、音制連(FMP)セミナー終了 のトラックバックで  blogs - NOZAKI.COM ] - edge of the future - さんの in the city TOKYO 2005 Presentation に行ってみました がありました。早速読んでみます。もうやっぱり、「よく判っている人がいるんだな」と感心するばかりです。
 それで、その内容への感想といったものをすぐ書きたかったのですが、10日は プリのコンサート だったり、またその次の11日は秋葉原でいろいろとあり、書いていられませんでした。8日のこのセミナーは、その内容に私にはかなり強い印象がありまして、何か書いておかなければいけないという思いでしたが、このノザキさんの書かれている内容で、私は実にまた理解が深まりました。

(前略)
後、ロングテールの話。僕はアマゾンが出したデータをSEOの業界の人たちが引っ張り出してきた頃に知ったのですが、ECの世界ではリアルビジネスでニッチ、マイナーな商品でも売れるチャンスがあり、その商品の順位を横軸に取ってランキングをグラフ化すると、限りなく1に近い線がずーーっと遥かかなたまで続く=ロングテールだと言う話のことです。ちなみにSEO的には多くの商品を売るチャンスが出来るので、売上げが上がると言う構図の提案をするのですが、これって別に音楽業界にも適用できますよね。事実、既にアマゾンはこの手法で収益を上げてますから。これがAOCが音楽業界に貢献できると言う理屈のお話でした。

 これは実は、私は聞いていて判りませんでした。その夜、インターネットで調べてみて少し判ったかなというところです。
 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、「ロングテール」とは以下のようなことです。

ロングテールはオンライン小売店の一つであるアマゾン.comを例に用いるとわかりやすい。一般的に、ある特定の分野における売り上げは、上位の20%が全体の80%を占めるというべき乗の法則(あるいは パレートの法則)に従っているとされている。今までのオフライン小売店では、在庫の制限などで、この上位20%に当たる商品を多く揃えなければいけず、その他(80%)は軽視されることが多かった。しかし、アマゾン.comなどのオンライン小売店は在庫や物流にかかるコストが従来の小売店と比べて遥かに少ないので、今まで見過ごされてきたこの80%をビジネス上に組み込むことが可能になり、そこからの売り上げを集積することにより、新たなビジネスモデルを生み出した。そのことを説明する時に使われるのがロングテールである。

 たしかに、私も少しは経営コンサルティングの勉強をしたものですが、この「パレートの原則」で、その他80%は軽視してしまうのも仕方ないんだなと思っていました。でもでも、たしかにアマゾンを見ていると、違いますね。昔なら必死に古書店で探さなくてはならなかったような書籍も、アマゾンで見つかることがあります。

2部はパネラー3名が追加され、このAOCを肴に各々が音楽とネットの関わりをお話する時間でした。嫁は佐藤氏の話に共感を覚えたようです。矢野晶子もハナレグミも好きだから、ある意味当たり前かと。僕はやはり丸山氏の「実は理屈はよくわかんないでこういう事(247musicの事)を考えてきたんだから、俺の直感も大したもんだろ!!」ってところです。自身のブログであれこれ弄られているのが、大変勉強になっているそうですので、これからもっと面白くなるんだろうなぁと感じました。

 私はこのセミナーのあと、すぐに丸山氏の 丸山茂雄の音楽予報 を読んだものでした。「自身のブログであれこれ弄られているのが、大変勉強になっているそうです」というのがとてもよく判ります。
 それと私の一家もみな佐藤剛さんの事務所の、THE BOOM 矢野顕子 も大ファンですので、佐藤さんの話は大変に面白かったものです。

 でもでも、このノザキさんのすごいのは、さらに

ここまでが褒め殺し。

ということで、さらに書かれていることです。

ブログやSNSでアーティスト自身が意見を発言し、その発言がコミュニティーで更に加速されていくサイクルが発生する時代と言っても、ロングテールのホントのテール部分にいるアーティスト達がメリットを享受するためのトリガーを引くのは何?
興味無いものには無料でも見にもこないネットの文化から考えると、何もしなければそっぽを向いている多くの人を動かさないと、加速度的な伸びを示す所謂ネット的なサイクルにはならないのでは?

 これは、「なるほど、そうだよなあ。たしかにどうしたらいいんだろう?」なんて考えてしまいました。「興味無いものには無料でも見にもこないネットの文化」って、これは感じますね。
 私がiPodを購入して、次女に見せて、「パパはこれに詩吟入れていつも聴くんだ」と言いましたら、「私は詩吟のレコードなんて一生聴かないと思うよ」と言われました。まあ、私パパの詩吟は、私が勝手にやりますから、嫌でも娘の耳には入りますからね。そうだ、私はブルータスの結婚式で、断乎詩吟を貫徹するのだ。
 それからノザキさんが、質問されたのですが、2番目に聞かれた内容は、私は質問そのものが何だか判りませんでした。
 それがこれで判りました。

実はもうひとつP2Pについて質問したのですが(笑)、やはりスルーされました。音楽業界の方しかいない会場だからこの反応で当たり前でしょうが、別に普通の音楽好きが思いつく質問ってこの辺りの話なんじゃないですか?やっとiTMSがネットの音楽流通ビジネスで認められたからって、音楽流通ビジネスではまだごく一部でしかなく、その何倍もの楽曲がP2Pで勝手に流通されているわけですから。これもネットの特性では?無料を好むって。

「うん、なるほどな」なんていう思いです。もちろん、私にはその解答は少しも判らないいえないのですが、このノザキさんの質問の重大さは判った気がします。ただ、これで「やっとiTMSがネットの音楽流通ビジネスで認められたからって」ってところですが、これは私には実に嬉しいことですね(ただな、iTMSには私に好きなものがないのですよね)。
 それでこのP2Pもまた、ウィキペディアで調べますと、その中に次のようなことが書いてありました。

ファイル共有ネットワークの法的問題
P2Pネットワークで最も一般的に共有されているファイルは人気のある音楽のmp3ファイルと映画のDivXコーデックを使ったAVIファイルである。 このような利用の実態から、P2Pネットワーク上のファイル共有が大手のレコード会社や映画関連企業などのビジネスに対する重大な脅威となっていると考えられている。P2P擁護者の中にもこの考えは浸透している。
(後略)

 なるほどな、ノザキさんは、こうしたことをさらに聞きたかったのかな、なんて思いました。さらに以下のように書かれていまして、また私は深く頷いたものです。

そもそもネットの音楽流通で人様から金を取ろうと考えているなら、避けないで「止めろ!」と素直に言えばいいじゃないのかと思いました。結局こういうところを避けちゃうと、ブログやらSNSを活用したコミュニティーでアーティストが活動するとか言っても、そういう構図を企業がコントロールしてリスナーを動かしたい意図が見え隠れしてしまい、せっかくの動きも表面的なものに留まってしまうような気がしてしまいます(=期待した程リスナーが付いてこない)。

 うん、その通りですね。「ネットの音楽流通で人様から金を取ろうと考えているなら」というのは、もうこれは音楽のみならず映画もそうですね。「せっかくの動きも表面的なものに留まってしまうような気がしてしまいます」にまた、深く頷いてしまったものです。

 なんだか、ほぼノザキさんのいわれる内容に、ただただ、「なるほどな」なんて頷いているばかりでした。結局私なんか、何も肝心なことが判っていないのですよね。
 ただ、とにかく私はこの種のセミナーは初めてでしたが、大変に興味深く、そして面白く感じました。そしてそして、私自身がもっとまともに学んでいかないと、もうただの酔いどれだけになってしまうなと思いました。
 もう酔いどれだけの私になるわけにはいきません。それと、ただただ毎日飲んでいて、そして詩吟が詠えれば、それでいいや、なんていう私の思考法を替えないとなりませんね。この半年で、随分私は変わってきたつもりですが、もっと反省して変えていかなとなりません。



 12月1日の神田明神の帰りです。天野屋さんです。いつも神田明神に初詣にいきますときに、ここでは大勢の方が甘酒を飲んでおられます。私はいつも思っています。「これはただの酒だったら、飲めるのになあ!」

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