日本と世界の大潮流―「デフレ」「原油高」「BRICs」の行方を読む
読了日 2005年12月16日

 帰宅の電車の中で実にうなずいて読んでいました。著者は私よりも21歳年上ですが、もう実に迫力ある内容で、同じく私の尊敬する吉本(吉本隆明)さんの迫力と同じように感動して読んでいます。
 もういくらでも書き抜いておきたいところがいくつもあります。
 日本が戦後、あれほど経済的に繁栄しながら、90年代に不況に出会ってしまい、今まで続いたのは何故なのか、それはいわば「インフレ」から「デフレ」の転換を、私たちが少しも理解できていなかったことに象徴されており、そしてそれは何故だったのかということが、慶太郎さんから、いわば初めて系統的に語られたと言えるかと思います。
 それを私は、「たしかになるほどなあ」という思いで考えましたが、同時にまたそれは現状の日本の経済情況、そして政治情況にも見事に映されているかと思います。やはり、もっとこの著者は読んでいく必要をひしひしと感じています。