2017082805 ここで「漢詩塾」をずっとＵＰしていなくてまずいなという思いで、少しＵＰします。ここでは、ちゃんと書ききれないのですが、また書き足します。
そしてやがて、少しは自分で満足できるところまで書きます。
それから、写真は携帯電話なら、何枚もありますので、まず携帯で、写真をＵＰして、そのあと訂正加筆していきます。

 　　　　偶成 木戸孝允
一穗寒燈照眼明 一穂の寒灯　眼を照らして明らかなり
沈思默坐無限情 沈思黙坐すれば　無限の情
囘頭知己人已遠 頭を回らせば　知己人已に遠し
丈夫畢竟豈計名 丈夫畢竟　豈に名を計らんや
世難多年萬骨枯 世難多年　万骨枯る
廟堂風色幾變更 廟堂の風色　幾変更
年如流水去不返 年は流水の如く　去つて返らず
人似草木爭春榮 人は草木に似て　春栄を争ふ
邦家前路不容易 邦家の前路　容易ならず
三千餘萬奈蒼生 三千余万　蒼生を奈せん
山堂夜半夢難結 山堂夜半　夢結び難し
千嶽萬峰風雨聲 千岳万峰　風雨の声

私はこの木戸孝允があまり好きとはいえませんでした。維新の三傑といいましても、西郷より、大久保より若い桂小五郎には、「長州藩は維新が成り立つまでに何人もの人が亡くなったかならあ」ということで、「いわば、この人しか残らなかったのかな」なんて思いでした。
でも、このごろ、この詩を何度も読み返すことにより、やっぱり、この人は偉大な人だったのだなあ、と思い直してきました。31d2600f.JPG

私は詩吟をやっていますが、その所属する栖山流吟道会ではないのですが、水府流の山田神水先生がこの詩をよく詠われます。この神水先生はとても美形の先生なのですが、彼女の声がこの詩を吟ずるのには、一番合っている気がしています。

２つ目の写真は、たった今見ています、「笑っていいとも」のＣＭの画面です。これが義父の家で私がいる部屋です。このテレビの前で、私はパソコンに向かっています。
このテレビが、私がヨドバシで買ってきましたものです。この部屋だと大きく見えますが、ヨドバシだと、まったく小さなものでした。

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