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総務省が30日発表した労働力調査によると4月の完全失業率（季節調整値）は4.1％と2カ月連続で前月比横ばいだった。ただ企業業績の好調などを背景に雇用環境は着実に改善。就業者数は12カ月連続で前年同月を上回り、完全失業者数は5カ月連続で減少した。厚生労働省が同日発表した4月の有効求人倍率（季節調整値）も1.04倍と前月比0.03ポイント上昇した。
4月の完全失業者数（原数値）は前年同月比で26万人減り、284万人。職に就いている人の総数を示す就業者数（同）は16万人増えて6368万人。業種別での就業者数では製造業（3.8％増）やサービス業（3.3％増）の増加が目立つ。建設業も38カ月ぶりに前年同月を上回った。
一方、求職者に対する求人の割合を示す4月の有効求人倍率は2カ月ぶりに前月を上回り、5カ月連続で1倍を超えた。安倍晋三官房長官は閣議後の記者会見で、有効求人倍率の動向に関連して「景気は着実に回復している。自律的な力強い回復、成長ではないか」との認識を示した。 (2006.05.30)
これは嬉しいですね。でもこの「景気が回復した」ということを信じられない人がたくさんいるように思います。
先週もあるところで、「景気が回復しているって、いうけれど、本当かな？」という発言を聞きました。私はどう答えていいのか本当に困りました。「あなたがその言い方に応えていけるように考え行動すべきなのよ」というのが、私の心の底からの答えです。「景気が悪い」から、自分たちも調子が悪く、でも「回復した」と言われても、自分たちが変わらないと、こういう指標自体を信じられないのです。
このことは大きなことです。
私はさまざまな業界の方と接していますが、どこも大変な時だと思いますが、昔のバブル期のよな浮ついた感じは少しも感じられません。着実に仕事をこなしている会社や人たちがいるし、そういうところにまた仕事がきているということを感じています。またどんな業界でも、このＩＴの力は大事なことです。どんなに一見古い業界でも、ＩＴによって確実にその世界が変わっていることを感じています。
せめてね、パソコンでブログに自分の思いを述べたり、少なくともケータイで連絡とったり、情報を蒐集したりできなければ、もうその人は終わりです。
ケータイでブログが発信できるんだということすら、よく判らない人、そしてよくできない人というのは、これからどうするんだろうな、としか思えません。
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