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アクセスログ解析に見られたパレートの法則
調べてみたのは、
ページ単位でのページビュー数
検索エンジン経由での訪問時のキーフレーズ
の2つ。
そのいずれもが、上位20%が全体の約80%を占めるという80:20の法則を示していました。
さらに今度は上位20%だけを対象にして、そのうちの上位20%(全体の4%)が全体の20%の何%を占めているかを調べてみると、ここでも同じように上位20%(全体の4%)が全体の20%のうちの80%を占めるという入れ子状の傾向を見せていました。

キーフレーズに関しては、約4万近い組み合わせのフレーズのうち、3万弱くらいが1回しか使われていないキーワードの組み合わせによる訪問でした。
きっとグラフで見たら、間違いなくロングテールだと見ることができるでしょう。
きっと皆さんの会社のWebサイトやブログなどの数値も同じような傾向を示しているのではないかと思います。興味を持った方はぜひ一度調べてみてはどうかと思います。
(2006.08.11)

 このことは、私のホームページ将門Webの3つのアクセス解析からも見ることができます。

 ただここでも書かれているわけですが、パレートの法則をロングテールというのは覆した法則というわけではないのだと思います。過去のビジネスでは、たくさん扱う商品をABC分析することによって、どうしてもABという商品の販売にのみ力をいれざるを得なかったということだと思うのです。
 だが、このインターネットでの販売できるということによって、とくにアマゾンのような在庫を持たなくてもいい販売元は、ABCという商品のCの先の先はロングテールともいうべき長いテール状態で、でも確実に売れていくということが言えるということが判ってきたかと思います。ただやはりこれは自分の店内に在庫を持たなくていいという店で言えることなのですね。
 これは以下のようにまとめていてくれます。

 ロングテールはそれまで物理的制約条件(あるいはコスト的制約条件)によって十分なリソースの確保ができず、仕方なく切っていた尻尾を、インターネット利用というリソース面での革新がもたさられた中で、GoogleやAmazonのような一部の企業がそれをうまく活用する方法を発見したからこそ注目を集めました。

 ただ、ロングテールをインターネットでの新たな法則ではないということは、あらためていう必要があるのでしょう。

インターネット=ロングテールではないのです。
そして、ロングテール≠パレートの法則ではないのです。
そのあたりは単なる流行に流されず、きちんとその本質をとらえ、マーケティング戦略を考え直していかなくてはならないと感じます。

 私もちょうど昨日、このようなことを話していました。ただ、話す相手が、まだこの「ロングテール」のこともよく知らないと、とてもこうしたことまで話せません。

 私は古書店のことで話したことがあります。自分の研究のために、ある種類の古書を必死に探している人がいます。今はみなインターネットで検索し、日本各地の古書の情報からそれを得られることがあるのですが、売る側のほうとしてもインターネットで情報を露出していくのは当たり前としても、いくつもの古書を、売れるものだけを集めて、それだけを主に売っているだけでは、せっかくの古書店の意味がありません。
 ただ、古書の世界も、この日本でも、都会のない地方にはもう古書がなくなりつつあります。売れない古書を、たとえ必要な人がいるのかもしれないが、長期に保存しておくことができないのですね。

 でもできたら、また古書のことについてもいろいろと話してみたいな。話せる相手と今は会えないので、それが残念です。

    写真は昨日11日午後2時数分前の御茶ノ水駅から見た聖橋です。私はこれから出かける時でした。