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 今王子のサミットストアに行きまして帰ってくると、次女ブルータスから連絡があったことを知らされました。いよいよブルータスの結婚式ですから、こちらの親族の名前住所を聞いてきたのです。それですぐにケータイメールしました。
 そうするとまた電話があり(妻が出た)、私の兄の名前の漢字の確認です。
 それで、すぐさま私がケータイメールしました。以下の内容です。

莞爾だよ
「にっこり」笑うという意味があるんだ。我孫子じいちゃんが思いを入れて考えた名前だから、間違えるなよ。三国志に「諸葛亮孔明、莞爾として笑う」なんていうところがある。「にっこり笑う」という意味だね。2・26事件で処刑された中島莞爾(あびこじいはこの人を尊敬していた)という人から付けた名前だよ。

 思えば、私の兄の名前は「莞爾」で、私は「周二」で、弟は「正志」です。私の兄と私との間には、日本の敗戦という歴史の事実がありました。
 そういえば、「莞爾」というと、まず誰もが石原莞爾のことを言います。「彼から名前をつけたのか?」というふうに聞いてきます。何を言うのですか。そもそも私の家では、この石原莞爾のことが大嫌いでした。
 そもそも、2・26事件のときに石原莞爾はすぐさまこの決起した将校たちの処刑を主張します。私からいわせれば、とんでもない人物です。
 あるとき、ゴールデン街でこのときの石原の振舞いを私が非難していましたら、早稲田大学の活動家だった人が、「あのときには、石原莞爾は満洲にいるんではないか?」などといいますので、私はやはり石原莞爾は、あのときに東京にいて、ただただ2・26の決起将校たちの処刑ばかり主張したと繰り返しました。
 その後何ヶ月後かに、また再び同じ飲み屋で彼と再開したときに、彼は「たしかに、あのときに石原莞爾は東京にいたんだね」ということで、その彼も「今までは石原莞爾というと、すごい人物かと思い込んでいたが、あなたの言うとおり、とんでもない人物かもしれないなあ」と言ってくれたものでした。

 ああ、いわばどうでもいいのですが、そのくらいのことをここに記しておきたかったのです。

 18日に撮りましたポコちゃんのくつしたです。