おおきな木

 

 ナミちゃんのブログで紹介してくれていた おおきな木 を見つけて読んでみました。

書 名 おおきな木
シェル・シルヴァスタイン さく え
ほんだ きいちろう やく
発行所 篠崎書林
定 価 1,107円+税
発行日 1976年11月20日初版発行
読了日 2007年7月10日

 むかし  りんごのきが  あって…

 かわいい  ちびっこと  なかよし。

と始まるお話です。その木の絵と、ちびっこの絵があります。
 このちびっこは、この木が大好きです。この木も、このちびっこのことが好きです。
 でもこのちびっこはどんどん大きくなります。
 木のはを集めて、かんむりをこしらえたり、木のみによじのぼったりします。えだにぶらさがり、りんご(この木の実がりんごのようです)を食べます。

 ちびっこは  きが  だいすき…

 そう  とても だいすき。

 だから  きも  うれしかった。

 だけど、やがてこの子どもは、大きくなっていきます。

 だから  おかねが  ほしいんだ。

というようになります。
 それから、おとなになったちびっこは、どんどんこの木から、りんごをとって売り、枝を取って家を建てます。
 いつも木は、喜んでくれるちびっこが好きでした。

 さらにもう大人になったちびっこは、船にのって遠くへ行く気になっています。木は、自分の幹を切り、船を造るようにいいます。
 もう幹がないから、切り株しか残っていないのです。

 やがて年月が経ち、よぼよぼの男がやってきます。これが昔のちびっこです。
 木は、男にいいます。

 さあ  ぼうや  こしかけて。
 こしかけて  やすみなさい。」
 きは  それで  うれしかった。

 この作者は、何を伝えたいのかなあ、と考えてしまいました。でも私にはその応えは見つかりません。

 少し思いました。私の母も、私にかけてくれた気持は、このようなものだったのかなあ。いつも、その愛の気持には、私は少しも応えてはいなかった気がします。
 ただただ、自分の人生を悔やむばかりです。
 ………ああ、ポコちゃんには、何かを出していこう。

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