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 23日に私は日暮里から、谷中の街を歩いていました。もう履いている下駄が大変に薄くなってしまい、このブログのサイドバーでリンクしています ひらいや さんで新しく下駄を買い替えるためにです。
 日暮里駅から、朝倉彫像館の前を通って歩いていきます。時間は午後2時30分くらいでした。いつもは暗くなってから歩いているだけで、こういう明るいときにこの街を歩くと、いくつもの発見があります。
 でも上野桜木から、言問通りを下るあたりで、私は何かの思い出が甦ってきました。私は、ここらのお寺のよくある路の中をけっこう歩いているときがあったのです。「あれは69年11月、いや70年7月かな」なんて思い出していました。たしか寒かったような記憶です。でも69年11月というと、私は東大闘争で保釈になって、また12月10日に逮捕される前ですから、やはり70年かなあ。
 とにかく、この街のたくさんあるお寺の間の曲がりくねっている路を私は歩いていました。三遊亭円朝の作品を思い浮かべたり、山岡鉄舟のことを思い浮かべて歩いていたものでした(これらの人の墓があるお寺があるんです)。

 でもなんで、こんな街を歩いていたんだっけと思い出していました。「ああ、そうかいろんなことがあったんだなあ」と思い出が甦ってきたものです。
 もう谷中(そして千駄木)は、今では私には、またたくさんのことがいつも心に浮かんでくる、私の故郷の一つになりました。だから私は谷中で飲んでいるのが好きなのです。

 写真は、周の雑読備忘録「ベビーミッキーの いない いない ばあ」の本の中身。私はこのドナルドも好きですよ。やがて、ポコちゃんとたくさんお喋りします。