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 カチカチ山を思い出した で、二つとも(瘤取りじいさんとカチカチ山)太宰治の「お伽草紙」に関して思い出したものでした。これはぜひとも以下で読めますから、読んでみてください。太宰治の魅力が必ず判るかと思います。

  http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/307_14909.html 太宰治「お伽草紙」

 太宰治は今も実に人気のある作家だと思います。とくに、若い女性が高校生の頃好きになるのかなあ、と私は思っています。でもそんな若い女性もやがて、太宰から去ってしまいます。
 でも私はこの年になっても、太宰治が好きです。
 太宰治を読んだのは、最初は中学2年のときであり、高校1年のときにもかなり読みました。でも、私が一番読んだのは、大学2年のときの、東大闘争での府中刑務所の勾留中でした。このときに、筑摩書房の「太宰治全集」を日記等含めてすべて読みました。
 この「お伽草紙」も面白かったのですが、「新釈諸国噺」も実に面白かった。1969年の7月に読んだときのことを、太宰治の小説をいくつもを思い出した に書いています。

 その他、私の好きな作品を思い出してみました。

「ヴィヨンの妻」 私はちょうど、このフランソア・ヴィヨンの詩を読んだばかりのとき(3月に差し入れてもらった筑摩古典文学大系の「中世文学集」で)でした。私はこの15世紀のフランスの無頼・放浪の詩人が大変に好きになれたものでした。その詩人が、今日本にきて、今こうしてその奥さんが語るのかなあ、なんていう思いをいだいたものです。

「右大臣実朝」 この「右大臣」というのを、何故か「ユダヤ人」と読んだ人がいるというので、「何故日本の貴族源実朝をユダヤ人なんて錯覚するんだ」と怒っていた人がいたのでした。私はこの作品は何度も読みまして、好きなものですから、その話自体がバカバカしい話でした。

「女の決闘」 チェーホフの作品でも好きだったのですが、この太宰の作品はまた非常に面白かったものです。

 私が横浜の高校にいたときに、同じクラスの女性で、この太宰治のことを「いくじなしの自殺(しかも心中)をするような人」と言った人がいたのですが、そのことに私は反発し、そしてそのことについて、私は今から5年前のクラス会で指摘しまして、太宰治の魅力について語りました。

 ええと実は今ポコちゃんのそばに来たのですが、食事でもありますので、書いていられません。また別のときに書きます。

 写真は、27日朝届きました。新婚旅行に行きました次女ブルータスの甥ポコちゃんへのお土産の絵本の1ページです。