2007年09月30日

周の雑読備忘録「吉本隆明『よせやぃ。』」

よせやぃ。
 電車の中のみで読み終わりました。実に読み応えがありました。

書 名 よせやぃ。
著 者 吉本隆明
発行所 ウェイツ
定 価 1,800円+税
発行日 2007年9月30初版第1版
読了日 2007年9月28日

 このウェイツのグループ(どう呼んだらいいか判らないので、仮にこう呼びました)と吉本さんの接触は、読む限りとてもいい時間をすごしていると思える。吉本さんの講演集は対談集よりも、よろ多くの吉本さんの本音みたいのものをより引き出しているように思えるからなのです。
 そしてあらゆる箇所で、吉本さんの生き生きとした息吹そのものが読んでいる私にも強く伝わってくる感じがします。
 吉本さんが、「あとがき」で次のように書かれている。

 私の職業関係の日常生活はゆったりしているほうだと思う。だが脳の動きはグーグル・アースの人工衛星のように今のところフル回転していると考えている。そこまで自分を追い詰めるとウェイツの人たちが同じように見えたのかもしれない。そのうち世界中の地域の観念携帯(世界思想)の動きがある大きな同一のかたまりと見えるところまでいけたらと願望している。

 これはすごいことですね。なんだか、自分の今の存在の情けなさに羞しい思いばかりを考えてしまいます。
 それに、あらゆるところで、吉本さんのたくさんのメッセージに感激していました。またいくつも、私の「吉本隆明鈔集」で扱っていきます。



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