田辺聖子珠玉短篇集〈1〉07103102 昨年の10月12日に鎌倉へ行きました。鎌倉駅から由比ヶ浜通りを通って、大仏を見て、長谷寺から江の電で鎌倉へ帰り、少し飲みました。
 そのときに、鎌倉文学館のあと、吉屋信子邸に寄る予定でいたのですが、すっかり忘れていました。実は私はそのときに、吉屋信子ではなく、田辺聖子のことを考えていたのです。彼女の平家物語周辺にあたるかなという小説を思い出して、吉屋信子の小説と比較して、「でもやっぱり田辺聖子がいいなあ」なんて考えるうちに、吉屋信子邸に寄ることをすっかり忘れ果てていたものでした。
 でもそののちも、何冊か田辺聖子は読んできましたが、やはり私は好きな作家です。この本を読んでもそのことを強く感じました。

書 名 田辺聖子珠玉短編集1
著 者 田辺聖子
発行所 角川書店
定 価 1,500円+税
発行日 平成5年
読了日 2007年10月30日
(発行日が詳しく書いていないのは、この図書館の本が、その部分と「解説」の部分がないのです)

 以下の短編が収納されています。

ジョゼと虎と魚たち
雪のめぐりあい
おそすぎますか?
ちさという女
ぼてれん
荷造りはもうすませて
夢のように日は過ぎて
人間ぎらい
うたかた
カクテルのチェリーの味は
金魚のうろこ

 でも昨日、我孫子から用賀、用賀から水天宮前、人形町から秋葉原、王子の電車の中のみで、この本を読み終わりました。この短編集は、他もすべて読むつもりでいます。

 周の雑読備忘録「『田辺聖子珠玉短編集1』」の2 へ