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 いや、このアスキー第666号 を読んで、今回のインタビューの相手が佐藤剛さんなのに、私はなんだか感激しました。2005年11月8日に、渋谷のタワーレコード地下1Fにて開催されました「in the city TOKYO 2005  セミナー」の「音楽配信時代のコミュニティ・マーケティング」と題したセミナーに参加したときに、パネラーの一人に佐藤剛さんがいて、私はこのときのパネラーのいうことには、とても感心して聞いていたのですが、佐藤さんのお話にも別な関心もあり(あ、要するに私の家族みんながファンであるTHE BOOMも矢野顕子も、この人のファイブ・ディーで扱っている)、今度もまたこの岩戸さんの書かれている内容でも、実に感心して読んでいました。
 この2年前のセミナーについては、以下に書いています。

  http://shomon.livedoor.biz/archives/50235898.html PC・携帯電話・iPod
  http://shomon.livedoor.biz/archives/50244023.html PC・携帯電話・iPod の2

 いつものことですが、岩戸さんのこのインタビュー記事は、どこもすべて書き記したくなるのですが、「それじゃ、俺の役割は何もないじゃないか」ということくらいは、思い浮かぶのです。

 私の家族も私も大ファンであるブームについて書かれている、以下が一番判りやすく思いました。

テレビの音楽番組にTHE BOOMが出る時には、メンバー4人と合わせてミュージシャン10人ぐらいで演奏するんですね。そして番組用に曲のサイズが4分で収めてくださいなどと注文がつくわけです。

 それでなのだ、さらに佐藤さんの話は続きます。

コンサート1本やるのと同じなんですよ、経費は。スタジオ代や器材、スタッフとミュージミュージシャンのギャラがかかります。それら外部に支払うだけで100〜200万ぐらいはみなければならない。テレビ局から受け取るギャラは微々たるものです。その赤字分どうするのと言われても、楽曲プロモーションのために必要だから無理しても出演する。だから基本的には事務所の負担になります。でもそうやって出演した映像や音の権利は全部テレビ局のものとなる。ちょっと待って、おかしくない? という話になるわけです。

 これは至極もっとも、「なんだか、これじゃたまんないよなあ」という思いばかりになります。だから、佐藤さんは、5年前から、JASRACではなくJRC(株式会社ジャパン・ライツ・クリアランス)という著作権管理団体に、「大半の楽曲の、主として録音権などの管理と徴収分配を任せている」ということです。

 この佐藤さんが言われていることには、一つひとつのことに納得できます。彼の言われていることを、なんだかすべて書き記したい思いですが、そうするといつものことですが、私の役割は何なのだと、自分に問うことばかりです。
 佐藤さんが言われることで、私もよく耳にしていることがあります。学校で使う音楽等の著作権のことです。

 学校から合唱コンクールで使うにはとか、それをCDにした場合はとか、よく来るんですよ。CDを作って配付するのに認諾料はどうしたらいいか、著作権使用料をいくら、どう払えばいいかと。僕は基本的にそういったものは全部、ゼロ円にするから自由に使ってもらいたいと思っています。ただ出来上がった物は届けてください。作品を送ってくれたら、作家やそのアーティストはみんな喜びますから

 だから、学校でいろいろな楽曲を演奏するのは大変なのですが、この佐藤さんが言われることがもっと広くなればいいのになあ、というふうに思います。

 岩戸佐智夫「第11回著作権という魔物」2007.12.25   へ

 写真は11月30日午後2時台に入りました Cafe’ Lander Blue です。