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 リンクス「きなりずむ」で紹介した きなりずむ さんのブログで、「仕切りなおし」鉄紺日記 というUPがあります。
 その中に、

ただすぎにすぐるもの。帆かけたる舟。人のよはひ。春、夏、秋、冬。

清少納言ってほんと天才だなぁ〜

とあります。そうだなあ、清少納言って、「ほんとに天才だなあ」と私も強く思います。それで、私はこのごろ田辺聖子が好きでよく読んでいるのですが、周の雑読備忘録「田辺聖子と読む蜻蛉日記」 に、田辺聖子が、清少納言と紫式部と蜻蛉日記の作者(名前は判っていません)の自然に対する考えが書いてあります。
 これを読むと、自然に対する清少納言の考え方、紫式部の考え方、そしてもちろん蜻蛉日記の作者の自然のとらえ方というのも判ってきた気がしました。
 でも私は、あんまり紫式部という人が判らなかったのですが(それにくらべて清少納言は大変に好きでした)、このごろは、どうやら紫式部の魅力が少しは判ってきた気がしています。

 思えば、私は谷崎潤一郎の『新々訳源氏物語』を読んだときに、その読んでも読んでもよく理解できない源氏物語に閉口しました。でも思えば、あれは谷崎潤一郎が、源氏物語を尊敬しすぎなのだと今では思えるんですね。
 それに比べて、私が中学生のときに少し触れた与謝野晶子の『源氏物語』はいいです。なんだか、あらためて数年前に読んでみて、それを強く感じました。しかし、それを教えてくれたのは、私にはもちろん吉本(吉本隆明)さんです。
 そして今は田辺聖子の源氏物語を読もうと考えているところです(でも図書館にないのですね)。
 でもでも、こうしてきなりずむさんのブログを読んで、また清少納言も読み直そうと固く思ったものです。

 あ、そうです。このきなりずむさんの鉄紺日記の こうまのせなか も愉しいですよ。

 写真は12月12日午後5時近くです。上野駅公園の国立西洋美術館すぐそばの上野の森です。私の目には、もう少し明るいのですが、デジカメだと、この画像です。