2008年02月13日
吉本隆明鈔集「『源氏物語』はひとつだけ欠陥がある。退屈だ」
ぼくの考えでは、作品がこのレベルまでくれば原文で読もうが口語訳で読もうがまったく変わらない。どっちで読もうが受ける感銘は同じだと思います。だから『源氏物語』のような作品は、研究者でもないかぎり、翻訳で読めばいいんだよということになります。原文で読むのはたいへんだし、原文で読もうとすると一生の仕事になってしまうからです。『源氏物語』にはそれくらい現代性があります。
もっとも、ひとつだけ欠陥があります。それは退屈だということです。(「日本語のゆくえ」『第一章芸術言語論の入口 『源氏物語』を読む』)
『源氏物語』を退屈だ、と言いきってしまう吉本さんを限りなく敬愛してしまいます。こんなことを言いきれた人は始めてじゃないかなあ。私なんか、「谷崎潤一郎『新々訳源氏物語』」をただただ必死に読んでいただけです。そしてでもよく判らなかった。面白さがよく判らないし、「退屈だ」なんてことを絶対に言ってはいけないものだとばかり思っていたものです。
写真は2月11日、我孫子の自宅からエスパへ買い物に自転車で行く途中です。とても綺麗な空でした。
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1. I love 源氏物語 (1) [ しきしまや ] 2008年02月13日 17:16
周さんの将門Webに、
吉本隆明鈔集「『源氏物語』はひとつだけ欠陥がある。退屈だ」 とありました。わはは、確かにそうですね。
しかし、その退屈な源氏物語を、何故自分が好きなのか?ということを考えてみますと、一つには「雅やか」ということがあります。言い切ってしま...





















































































