2008年05月07日

周の雑読備忘録「牧原純『北ホテル48号室ーチェーホフと女性たち』」

北ホテル48号室―チェーホフと女性たち (チェーホフ・コレクション)
書 名 北ホテル48号室
    チェーホフと女性たち
著 者 牧原 純
発行所 未知谷
定 価 1,800円+税
発行日 2006年3月25日初版発行
読了日 2008年5月7日

 私はこの本を読んで、私はあんなに好きなはずのチェーホフのことを全く知らなかったのだということをつくづく思い知りました。ただただ羞しいです。

目次
第一部 アントニオとクレオパトラ
 1 サハリン行きの謎
 2 オデッサ 1889年7月
 3 女優クレオパトラ・カラトゥイギナとは?
 4 往復書簡
 5 サハリン以後
 6 ふたたびクレオパトラの回想
 7 おわりに
第二部 チェーホフと女性たち
 マリア・ウラジーミロヴナ・キセリョーワ
 アレクサンドラ・ワシーリエヴナ・リントワリョーワと三姉妹
 エレーナ・ミハーイロヴナ・シャヴローワ
 リジア・スターヒエヴナ・ミジーノワ(リーカ)
 リジア・ボリーソヴナ・ヤヴォールスカヤ
  タチアーナ・リヴォーヴナ・シェープキナ=クペールニク(ターニャ)
  オリガ・ペトローヴナ・クンダーソワ
 リジア・アレクセーエヴナ・アヴィーロワ
 オリガ・レオナールドヴナ・クニッペル
 マリア・パーヴロヴナ・チェーホワ
あとがき
参考文献・資料

 以下は、扉にある著者の紹介です。

牧原純 [まきはら じゅん]
本名、島地純。1926年東京生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒。文化放送でラジオ・ドラマ演出など、放送関連の仕事を幅広く手掛ける一方、並行して、エルミーロフ『チェーホフ研究』『チェーホフのドラマトゥルギー』(未来社)、マルシャーク『子供の芝居の本』I・II・III(理論社)、マリア・チェーホワ『兄チェーホフ(遠い過去から)』(筑摩書房)の翻訳・出版、フィゲイレド『狐とぶどう』(ぶどうの会)、マリューギン『想出のチェーホフ』(劇団民藝)、チェーホフ『ワーニャ伯父さん』(東京演劇アンサンブル)の翻訳・上演台本など、チェーホフを中心としたロシア演劇の研究・紹介、演劇評論に携る。研究書・上演台本等の翻訳多数。著書に『チェーホフ巡礼』(晩成書房)、『越境する作家チェ−ホフ』(東洋書店)などがある。

 以下はこの本の裏面に書いてある解説です。

オデッサ、1889年7月北ホテル48号室、俳優たちのお茶の部屋アントン・チェーホフ、ロシア大地の大女優クレオパトラ・カラトゥイギナ二人が出会った。
国立中央(レーニン)図書館で、女優カラトゥイギナのチェーホフ宛て書簡38通を新たに発見。
1890年、而立のチェーホフをシベリヤからサハリン島へと導いたものは何か。ロシアに先んじてその謎に迫る。

 私はきょう、私のクライアントへの行き帰りの中の電車の中で、「チェーホフが一番好きだったのは誰なんだ?」と叫んでいました(もちろん心の中で)。
 思えば、私は中央公論社版の「チェーホフ全集」を読んだのは、いつのことだったでしょうか。大学5年か6年のときであり、そしてその後も何度も読んできました。
 思えば、私は何も知らなかったのです。何も判っていなかったのです。ただただ、羞しい思いばかりが私の脳裏によぎるばかりです。

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shomon at 23:04 │Comments(0)TrackBack(0)clip!周の雑読備忘録 

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