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 SHIROのポメラ日記 に [子どもと携帯電話]というカテゴリーがあり、このUPがありました。
 このshiroさんは、「地元のガールスカウトの子ども達にパソコンの使い方などを教えるサポートをしている」ということです。

 毎回、パソコンや携帯でのネット利用の注意点などを話しているのですが、今回は「日頃の不満を掲示板に書いてみよう」というテーマでやってみました。
 こちらで「日頃の不満ぶちまけ掲示板」というページを用意して、子ども達やリーダーの大人達にパソコンで開いてもらい、「日頃の学校や家での生活で不満に思っている事などを書いてください」といろいろ書き込んでもらいました。
 15分ほど書いてもらったのですが、たくさんの不満が出てきました。「担任変えて欲しい」「特定の子ばかりえこひいきする」「政府の人たちは国民のことを考えて欲しい」などなど…。みんないろいろな不満やストレスを感じながら生活していることがよくわかりました。

 私は約7年間、「松戸自主夜間中学」というところで、毎月1度パソコンの授業をしていました。まだインターネットの時代ではなく、パソコン通信の時代でした。
 思えば、今のスカイプではなく、netmeetingで、米国やロシア、南米、中国とも無料で会話できること、映像でも見られることをやったものでした。
 みなほぼ不登校の生徒さんたちが多く(他にも中国残留孤児の方とはいろいろいました)、でも残念なことに、その頃は、どうしてもパソコンでは、「勉強」という思いを抱いてしまうのでしょうか。あまり活発にはやってくれなかったものでした。
 だから、今の携帯電話による掲示板の書込み(プロフというのかな。私もあるところの会員になりましたが、あんまり私には面白くないので、もうやっていません)なんていうことは、私の過去のパソコン通信の時代にはなかったものです。
 でもこうしてshiroさんが子どもたちとお話しているのはいいことだと思います。

「そうだね。別な事で発散するっていうのも一つの手かもしれない。でも本当は、その問題そのものにちゃんと向き合って考えないと解決しない。例えば『担任変えて欲しい』っていう書き込みがあったけれども、それは担任の先生と何か誤解があったのかもしれないし、うまく伝わらないことがあったのかもしれない。お互いに確かめたり、直さなきゃいけない所は直したり、その問題そのものをどうにかしないと、結局は解決しないよね」。そんな話をしました。

 まったくこの通りだと思います。

 最近、学校裏サイトの掲示板などで人をいじめたり傷つけたりする書き込みをすることが、大きな問題になっています。「学校裏サイト禁止」「携帯禁止」といった「禁止」や「取り締まる」ことばかりが話題になるのですが、果たしてそれでいいのでしょうか。
 ネットや携帯電話の問題は、子ども達の心の問題が表に現れた「結果」に過ぎません。目に見える表の現象ばかりを見て、それを取り締まろうとするのではなく、元にある原因―子ども達の心の問題にちゃんと向き合わないと、本当には解決しないのです。
 「『大人ってどうして表の目に見えることしか見ようとしないんだろう』って思わない?」と聞くと、スカウトの子ども達はうんうんと頷いていました。
 子ども達の本音が伺えるこうした機会に、我々大人は大いに反省しないといけません。
 そして、これから5年後、あるいは10年後、今の子ども達が成長した時には、目に見える表のことばかりでなく、裏にある心の問題にちゃんと向き合える大人になって欲しい、そう願っています。

 思えば、私なんかは大昔から、どんなになっても自分勝手でした。上に書いたパソコン通信の場でも、私のやってきたこと、やっていることから、少しも変わらないことばかりをやっていたと思います。
 私はパソコン通信の場でもインターネットでも、自分の好きな漢詩の話、ヤクザ映画の話、自分の三派全学連、全共闘の話ばっかりしていました。
 今後は、もっとみなに合わせたことを、一緒にたくさんやっていきたい、いくべきだと思っています。

 写真は、1月27日の午後7時45分のTBSテレビです。