自分を好きになる本
自分を好きになる本
クチコミを見る

 読んでいて、もう驚くほど感激していました。涙を浮かべたところもあります。もうすべてを抜き書きしたい思いでした。
 この著者とこの本を紹介してくれたのは、SHIROのポメラ日記の斎藤さんのこのページです。

書 名 自分を好きになる本
著 者 パット・パルマー
訳 者 eqPress
画   広瀬 弦
発行所 径書房
定 価 1,500円+税
発行日 1991年10月18日第1刷発行
読了日 2009年2月28日

 この本の前書・目次等が以下です。

読者のみなさまへ
この本は楽しい本です。自分のことを好きになるためのヒントが、いっぱい用意してあります。友だちや家族といっしょに読んでみましょう。

著者……パット・パルマー
コロラド州デンバーにあるアサーティブ・トレーニング・センター所長。子どもたちにアサーティブな生き方を伝えるさまざまなプログラムを企画している。二人の娘の母親。

訳者……eqPress
女と男、子どもと大人、障害をもつ人もたない人――人と人との対等な関係(equality)を考える翻訳グループ。訳書に『ありのままの自分がいい』(太郎次郎社)。

画……広瀬 弦
1968年、東京に生まれる。作品に『あっちの豚こっちの豚』『アカシアゆうびん局のお客さん』『金色のライオン』『かばのなんでもやシリーズ』などがある。

目次
第一章 自分を好きになろう
  自分のいちばんいい友だちになってあげよう。
第二章 〈きもち〉
  〈きもち〉は、とってもいい友だち。
第三章 〈きもち〉を話そう
  相手のことを傷つけたり、怒らせたりせずに
  思ったこと、感じたことを話してみよう。
第四章 そのままでいいよ
  あなたはほかのだれとも違う。
  もちろんそれでいい。
第五章 からだのメッセージ
  あなたのからだは、
  いつもあなたの話しかけているんだよ。
  からだの言葉が聞こえるようになりたいね。
第六章 もっと自由に!
  「……しなきゃいけない」とか
  「……でなくちゃいけない」なんてことはない。
  あなたのやりたいことが大切。
  あなたのためにも、みんなのためにも。
訳者あとがき

そのままのあなたもわるくない。あなたはあなた、それでいい。

あなたと同じ人はどこにもいない。それは、すごくステキなことなんだ。ひとりひとり、みんながみんなと違っている。不思議だけど、おもしろい。

失敗だってわるくない。失敗して、イヤな気分になるときがある。時間までの家に帰るのを忘れてしまったり、スーパーマーケットで缶詰をひっくり返してしまったり。

だけど、いちばん大切なのは、この次はちゃんとやるってことなんだ。失敗すれば、どうしたらもっとうまくいくか考えることができる。だから失敗してもだいじょうぶ。

きょうは時間どおりに家に帰ろう。缶詰を元どおりにしよう。今度はうまくやれるよね?

考えを変えるのもわるくない。看護婦さんになろうと思っていたのに、お医者さんになりたくなったっていいんだよ。

キライだった色を好きになってもいい。好きだったゲームがキライになったっていい。映画だって、食べ物だって、お話だって、キライだったものが好きになることもあるし、好きだったものがキライになることもある。

キライだった自分を、大好きになってもいいよ。いつでも考えを変えていい。あなた自身を変えていい。(「第四章 そのままでいいよ」)

 これを読んで、自分を反省しました。私は全然変化していません。羞しいくらいに考えを変えていない私がいます。
 遥かな私を思い出していました。大学1年の頃会って、しばらく話した人たちと、大学4年である飲み屋で会いました。私はその間、東大闘争他でも逮捕勾留されていました。でもこのときの相手は、私のことを、「全然考えを変えていない人間」というので、呆れていました。
 考えを変えられない人間は駄目です。自分を変えていかなと駄目なんだと深く思いました。

男の子が、弱虫だったり、泣き虫だったり、恐がりだったりしてもいいんだよ。

女の子が、あばれん坊だったり、怒りんぼだったり、ガキ大将だったりしてもいいんだよ。

大人も子どもも、男も女も、みんな人間なんだ。強かったり、弱かったり、悲しかったり、うれしかったり、いろんな〈きもち〉を持っている。(「第六章 もっと自由に!」)

 この第6章の最後の言葉が、こうなっています。

  自分自身を好きになれば、
  みんなと友だちになれる!

 この通りですね。

 もうこの本のことは、私の娘にも、孫にも教えていきます。

 それと、この本に描かれている広瀬弦さんの挿絵がもう実にいいです。