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新聞名 図書新聞第2915号
発行所 図書新聞
定 価 240円
発行日 2009年4月25日
読了日 2009年4月19日

 なんか、いつも秋竜山さんの書かれているところしか私には読めないな、なんだかこれでは私が情けないのかなあ? なんて思いながら、そこに紹介してある本はほぼ読むようになっている私です。

評者◆秋竜山 要はすべて集中である、の巻

山崎拓巳『やる気のスイッチ!』(サンクチュアリ出版、本体一四〇〇円)では、〈昨日のやる気を、今日出せない人へ〉とか、〈成功者たちは爐笋覽い離好ぅ奪銑瓩鮖っている〉〈「意欲」と「行動」の因果関係をやさしく解説しつつ普段から実践できる秘密の達成メソッドを紹介します〉。〈やる気が出ない時に〉には、様々な理由がある。理由なくなんとなくやる気が出ない、というのもあったりするかもしれない。やる気というのは非常にむずかしい問題であって、このような一冊の本になってしまうほどだ。本書の面白さは、全ページがノートに書かれてある箇条書きのようなスタイルをとっていることだ。まず読みやすい。

 もちろん、私はこの本も読みます。ただし、少し時間がかかるかもしれません。でもいいことが書いてありました。

〈やる気の正体は「集中」であって「興奮」ではない。「集中」と「興奮」はよく似ているが、全然違う。「全身全霊」と「一生懸命」の違いでもある。「全身全霊のときのみ神意が働く」という言葉があるが、集中していると、自分の力以上の見えない力が働くのだ。興奮してテンションを上げるのではなく、集中して、「テンション高めの平常心」をキープする。〉(本書より)

 これは実によく判るなという思いです。私なんか、「興奮」することはあっても、「集中」できていないなあ、なんて思いますね。今後改めていかなくちゃあな、なんて真剣に思いました。

 次は「サイト限定情報」とあるので、インターネットのホームページのみで読めるのでしょう。実際の新聞を見ればいいのですが、もう私は棄ててしまい、その棄ててあるところから拾う気になれません。
 私が読んだのは、以下の内容です。これがもう実に「よく判るなあ」という思いなのです。

評者◆増田幸弘 編集の仕事と人との出会い

 最初に以下のようにあります。

Mixi、飽きたよね」。ぼくのまわりでそんなことをいう人が最近、なぜか多い。いい年をした大人が、どうしてそんなことを言い出すのか、よくわからない。が、ともかくなにか潮目が変わってきたということなのだろう。

 でも実は、この文はMixiのことなんかを言っているわけではないのです。私なんか、Mixiなんて最初から飽きている、呆れている感じでした。
 でもこの増田さんは、新聞や雑誌の仕事をするようになって、FAX→パソコン通信→インターネットと変化してきていて、もう何かが変わってしまったのです。

 いまプラハにいて日本の仕事ができるのは、インターネットの存在があってこそである。ファックスも備え付けているが、もはや過去の遺物となりつつあり、使ったのは3年間でわずか1回だけだった。

 まったく同じです。FAXは受取ますが(どうしてもFAXという人がいますからね)、私から送ったのは3年に1度でした。
 でもでも、こうなってどうなったかというと、以下のように言われることに納得している自分がいました。

 この四半世紀のあいだにうまれた新しい技術によって、ほんとうにいろいろなことが可能になった。しかし、新しい技術によって失われた数多くのものもある。その最大のことは人に会わなくなったことだろう。それを補うかのように人びとはMixiに人との出会いの機会を探し、ブログを通じて人とのつながりを求める。

 メディアがだめになった一因が、記者や編集者が人に会わなくなったことにあるのもたしかなような気がする。会うとすれば身内だけだからなのだろうか。週刊誌のネタはなんだかどれも身内ネタばかりで、正直、読んでいてちっともおもしろくない。

 私はMixiも少しも面白くないです。だけど、飲み屋に行ってもそれほど面白くないですね。もうそこでの話題事態が面白く感じられないのです。