脳を活かす勉強法
脳を活かす勉強法
クチコミを見る

 この本はなかなか読みだすまで時間がかかりました。ただ手に入ると、途端にすぐに読み終わりました。昨日の新江古田に行くときと帰るときの電車の中だけで読みましたものでした。

書 名 脳を活かす勉強法
    奇跡の「強化学習」
著 者 茂木健一郎
発行所 PHP研究所
定 価 1,100円+税
発行日 2007年12月18日第1版第1刷発行
読了日 2009年6月12日

 いつものように、この本に書いてあります「著者略歴」と「目次」を以下あげます。私はこうして、著者のほかの本の名称もしり、「また読もう」という気持になりますし、目次を書くことによって、電車の中で読んだ内容を反芻するように思い出しているものです。

著者略歴
茂木健一郎 (もぎけんいちろう)
脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授、東京藝術大学非常勤講師。1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。
主な著書に、『脳とクオリア』(日経サイエンス社)、『心を生みだす脳のシステム』『脳内現象』(以上、NHK出版)、『意識とはなにか』『「脳」整理法』(以上ちくま新書)、『脳と仮想』(新潮社)、『感動する脳』(PHP研究所)、『脳と創造性』(PHPエディターズ・グループ)、『クオリア降臨』(文藝春秋)、『プロセス・アイ』『やわらか脳』(以上、徳間書店)、『ひらめき脳』(新潮新書)などがある。

目次
はじめに 入学当初の僕は「できない子」だった
第1講 脳は「ドーパミン」と「強化学習」が好き
  01 脳は何かを達成するたびに、どんどん強くなる
  02 「喜び」がないと強化回路が回らない
  03 「突き抜ける」感覚は絶対クセになる
  04 学習することは、今までの自分と違う自分になること
第2講 「タイムプレッシャー」が脳の持続力を鍛える
  05 一つひとつの行動に負荷
  06 ただし、他人から強制された時間制限は逆効果
  07 「成果を他人と比較する」なんて、デメリットだらけ
  08 体育だけでも脳を鍛えることができる
  09 発想を転換させると負荷が“楽しく”なる
  10 「アインシュタインみたいにないたい」でいい
第3講 「瞬間集中法」で勉強を習慣化させる
  11 集中力を養う「『鶴の恩返し』勉強法」
  12 自分と勉強の距離をゼロにする
  13 脳に回路ができれば、あとは身体が勝手に動いてくれる
  14 細切れ時間にこそ、できることが無限にある
第4講 茂木健一郎流「記憶術」
  15 「モダリティ」を駆使して効率的に記憶する
  16 脳のゴールデンタイムを積極的に活用する
  17 分からないことは、脳の反応の鮮度が高いうちに調べる
  18 大切なのは「ものごとを記憶すること」ではなく。
     「記憶した知識をどのように使うか」
第5講 茂木健一郎の「読書のススメ」
  19 文章能力と国語力は勉強や仕事の基本。鍛えるなら読書がいい
  20 「じっくり読む」「拾い読みする」それぞれの脳への効果
  21 少し難しい内容の本を読むことが、脳に快楽を与える
  22 インターネットは、図書館以上の知識の宝庫である
  23 知識はエリート階級の独占物ではなくなった
  24 勉強とは、自分という存在を輝かせ、
     人生の次のステージに登るためのもの
  25 人とのかかわりの中で「知」は育まれる
第6講 脳のコンディションを把握しよう
  26 まずは、自分の脳の特性をモニタリングする
  27 絶好調の時の感覚を身体に覚えさせる
  28 僕が苦手だった現代国語を得意科目に変えた思考法
  29 あなたの「弱点」が「得意科目」になる時期
  30 ミスの裏側にこそ、大きなチャンスが隠れている
第7講 自分を変える「一回性」に巡り会うには
  31 あなたも「強化学習」の回路を暴走させて、
     能力を開花させることができる
  32 「一回性」があなたの脳を変える
  33 変人であることの自由が、「強化学習」の回路を暴走させる
  34 脳は、ミラーニューロンの働きによって、
     環境・場所を問わず学習し続ける
第8講 偶有性がさらなる脳の発達を促す
  35 予想可能なことと意外性が混在してこそ、脳は“楽しい”と感じる
  36 「感情」は不確実性に対する脳の適応戦略
  37 安全基地からのチャレンジ
おわりに 知の「オープンエンド」時代がやってきた

 この方はテレビでよく見て知りました。それで、この本の最初の「はじめに」で、埼玉県の春日部で育った方だということを知りました。
 それで当初は、高校は春日部高校に行くはずでした。でも、さらに浦和高校を目指すことになります。私は埼玉大学ですから、浦和高校はよく知っています。でもでも、この著者は、浦和高校を目指していたはずなのですが、でも実際には国立の東京学芸大学付属高等学校へ行くことになります。こんなことって、思えば面白いことだし、いいことですね。

 ここで一番大切で、かつ面白いのは、最初は取り立てて秀才とはいえなかった僕が、なぜそれぞれの学校で学年一位になることができたのか。その過程において、いったい僕に何が怒ったのかということです。
 それは「勉強のしかたが分かった」からに尽きます。そして、僕の勉強法は周りの人たちのそれとは、まったく違うものだったのです。

 また、この「はじめに」は、次のようにも書いてありました。「脳は、学ぶことがうれしくてしかたがないのです」。うん、これは実によく判ります。私の二人の孫は、もうたくさん学んでいくことが嬉しくてたまらない様が私にはよく見えてくる気持がしています。
 おそらく人間はみな同じようなものは持っているのでしょうが、僅かなきっかけで大きく違ってくるのでしょう。そんなことを大きく感じました。

 もっともって学んでいこう、そして楽しい思いで学んでいこうと思ったものです。