09100112雑誌名 エルネオス通巻179号
発行所 エルネオス出版社
定 価 830円
発行日 2009年10月1日
読了日 2009年9月29日

 最初の「巻頭言宮脇磊介の賢者に備えあり」の「プーチン首相の心情が読めない日本の迷走」は、実は私にもロシアのプーチンの心は少しも判らないものでした。ソ連時代とは異なり、ロシアはまだましなのかと思うのですが、

 ロシアの国民は、戦争終結前後の千島奪還や条約破棄と、満州武力侵攻での日本人婦女子暴行凌辱や、60万人(死者6万人)に及ぶ国際法違反のシベリア抑留などに関する知識は皆無であり、仮に知っていても極端なバイアスがかかっている。

ということなのですね。

 日本国民にしてみれば当然の主張であっても、事情に全く疎いロシア国民をどれだけ刺激するか。それがわからずに「ロシアは歴史の真実を直視せよ」と声高に叫ぶ日本のメディアなどのナイーヴな態度。プーチン首相の心情はいかばかりであろうか。プーチン氏の洗練された歩みと、愚昧な日本のリーダー層との対比が鮮明である。

 ロシアは、どうしようというのかなあ。ただロシアを闇雲もに、嫌うだけでは駄目なのでしょうね。
 そんなときに、「私の読書スタイル144──木下孝治氏」で、以下の本を知り、もう私の手元にあります。

 村尾靖子『クラウディア奇蹟の愛』(開拓社)───「朝鮮で終戦を迎えた蜂谷弥三郎という人が濡れ衣でスパイ要義をかけられ、五十年間、無実の罪で勾留されるんです。その勾留されている間に、献身的なロシア人女性クラウディアと結婚、一方、日本には久子という妻が夫の帰りを待っていたんです。それを知ったクラウディアは大変な苦労をして夫を日本に返します。人の不幸の上に私だけの幸福を築き上ることはできません、と。……」

 以下も、どうするのでしょうね。どうなるのでしょうね。

新聞社に広がるウェブ有料化の動き、脱広告依存か読者離れか「最後の賭け」

 でも「日経電子新聞」というのは、「肝心の料金は未定だが、スタート時は、対称を「日本経済新聞」の購読者に限った上で、一千五百円程度の上乗せ料金を検討している。

ということですが、毎日届く新聞なら折込チラシも見られ読めますが、インターネットではね、有料でも読むかなあ。そもそも新聞の記事なんて、それほどもものじゃないですよ。
 インターネットで有料化にしたときに、各新聞の存在意味のないことがはっきりしてきますよ。

 あ、それから「ネットと銀行に向かうセブン&アイの後継者」は「なるほど、そうか」と思ったものです。

 ネット通販は一般化したが、課題はその受取方法。家を留守にすると受け取れない。だが、コンビニは最適に受け渡し場所となる。
 また銀行業務では、セブン銀行の場合、ATM特化型に最大の特色があり、いつでもでこでも入出金ができる強みは計り知れない。つまり、コンビニ、ネット、銀行が相互に強く補完し合うのである。

 もう銀行店舗では面倒でたまりません。行員の方に聞いても、すぐに応えられない場合があります。コンビニのほうが実に面倒でないです。そしてすぐ近くです。
 ただし、これは都会のことだけのことかなあ。