09102208 新聞の訃報欄で、この作家が亡くなったことを知りました。
 この作家は(1928年1月12日〜2009年10月20日)、私は最初に中学2年のときに、『挽歌』を読みました。そして、私はたしか10年くらい前にこの作家の『満月』を読みました。そのあと私はいつもこの小説を私の事務所にも置いていたものでした。
 この本への思いは以下に書いてあります。

   http://shomon.net/bun/sf3.htm#haraman 原田康子『満月』

 ここで私は以下のように書いています。

 主人公の高校教師まりは、まるで私にはその顔や姿が想像できてしまいます。昭和27、8年の釧路の町で凍えるような道を、ズボンに手を突っ込んで少しうつむきながら歩いている「挽歌」の主人公の姿であり、おかっぱ頭の原田康子そのものがこのまりなのですね。そしてその少女はこの小説の中でも、その姿を少しも変えていないのです。作者の原田康子が少しも年をとっていないどころか、むしろ若くなってしまったような印象すらあります。

 そんな原田康子をいつも感じていました。私よりもちょうど20歳年上だったのですね。
 なんだか、どんどん私が知った方が遠くに行きます。大変に寂しい思いになります。

 合掌します。

 写真は10月22日の午後2時41分に撮りました。このお猿さんは、ポニョが出してきていたものです。