JIN(仁) 第11巻 (ジャンプコミックスデラックス)
JIN(仁) 第11巻 (ジャンプコミックスデラックス)
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 最初に

 神田川沿いに
 足をのばして
 昌平橋の袂まで
 やってきた

とあります。ここは、私はずっと事務所を置いていた御茶ノ水です。湯島聖堂はすぐそばでした。ただ南方仁は2000年よりも130年昔のこの場所を歩いているのです。

書 名 JIN−仁−第11巻
著 者 村上もとか
発行所 集英社
定 価 530円
発行日 2008年5月7日第1刷発行
読了日 2009年11月5日

 この単行本の裏面にある解説です。

 現代医・南方仁が幕末へ時空転移(タイムスリップ)して三年。この地で生きる事を決意した仁は、医術の現場を変えるべくペニシリンの粉末化に情熱を注ぐ。そんな折の川越藩出張診療への途次、仁は不思議な少女との出会いを果たすことに・・・/  運命の衝撃新章「蜃の章」開幕!!

 扉にある著者の書いていることです。

 この巻で舞台となっている川越藩を取材したのはもう4年以上前の暮れのことでした。だだっ広く暖房のない城内はとても寒く廊下の床板は氷の様に冷たく、写真撮影をしていると足裏が痺れて感覚が失われてくるのです。きっと江戸時代にはもっと寒かったはず。当時の城勤めの人たちも案外に厳しい生活を強いられていたのだなあと実感することが出来ました。こうした五感で感じる時代感を大切にして描いていきたいと思っていきたいと思っています。

 しかし、いいですね。私は昨日読んだはずなのに、またページを開いて、涙を流しています。
 私が涙を流したのは、次のところです。

「おめでとう純平・・・お前の子供だね」・・・と
 母の声が聞こえました!

 このことによって、ペニシリンを粉末にすることができるだろうということなのです。ただし、これは大変なことです。
 そしてこのことは、仁と咲が川越に往診に行こうとする前に偶然できるのです。そしてそのときに、仁は咲に、金剛石の指輪を渡すのです。これは今でいえば、結納ということになるのでしょうか。
 私も自分の結納のときを思いだしました。
 他にシーンでも私は涙を流すことがありました。