10122805 この本を読み終わった夜の私には、夢の中でこの物語がぐるぐると巡りまわっていました。

「馬の骨」と称する剣術の秘技があります。いや過去あったのですが、その秘技の持ち主から引き継いだ剣士を探し当てるのが、この物語です。その秘技をうけ継いだ者をその師の弟子たちの間に一人一人当たっていきます。それが毎回実に興味深い武芸試合になっていきます。これはその秘技の剣士を探す推理小説でもあるのです。
 どうやら、最後の最後に、この秘技の持ち主が現れてきます。「なるほど、結局そうだったのか」。でもでも、本当にそうなのかな。なんか変だな。そこで、その秘太刀「馬の骨」の剣士が私の夢の中に現れてきます。「うーん、うーん」とうなされるように、私の夜はその剣士が何人も出てきました。
 そして、やっと明け方「ああそうか、そうなのか」と思い当たってきたのです。やっと私はその剣士が判ったのです。
 これは実に面白い夢の中の推理でした。(1997.11.15)

 テレビでもやっていました。NHKでしたが、私は「日本映画専門チャンネル」で見ました。それだと、上に書いていたことと、また違う解釈なのですね。いやもう私はもう一度ちゃんと読みなおしてみます。(2010.12.29)