10123111 昔のことですが、ある会社で以下のような資料を見ました。
 各上司が、自分の部下たちの詳細な行動表を記しているものです。課長は自分の部下4、5人が毎日やっている仕事の詳細を、何時から何時までは何をやっていたかを毎日表にしていきます。これは部下の「日報」と、実際の彼の目でみたことで、作成していきます。各部長はその部下の何人かの課長の行動表を作成しています。その上の上司も作成しています。そして、この会社は課長代理、課長補佐、副部長、次長、部長代理等々と、役職がたくさんあるので、その行動表の作成者および作成範囲も実に面倒です。
 そして、これを最終的に社長が全部見るわけです。だから、すべての社員および役職かつ役員(非常勤は除く)が毎日何をやっているのかが詳細に判るようになっていました。いや詳細に把握できるのではなく、とにかく詳細に記されている記録が毎日膨大に作成されているということです。
 私はなんという硬直した会社だろうかと思いました。いや、実は、そのくだらないエネルギーの使い方に、あきれ返ってしまいました。こんなことはまったくの無駄なのですが、トップとしては、こうして部下の行動を細かく把握しておきたいのでしょう。これは、いわば社長にお追従ばかりしている社員が考え出した管理方法でした。
 当然、こんな硬直した、そして部下を信頼できない社長は、そのうちにその会社にいることができなくなりました。
 このことを私は目の前にしたときに、おおいに驚ろいたわけですが、これは実はどこでも、多かれ少なかれ、よく持ってしまっている体質なんではないかと思いました。社長の立場にない社員でも、このように細かく管理すれば、いいのだという傾向のある人がけっこう多いように思います。何事も細かく追及し、明らかにしなければいけないという人たちです。若い人にも多い傾向のように思います。
 そのことを私が今思うのは、私がこのメルマガでも、このところ「何か書くぞ」で、展開しております日本共産党への攻撃のことで、いろいろと思うことがあるわけです。私もたしかに日共を細かく追及し、明らかにしようとしています。だが、私のやることと、上のような管理指向とはまったく相容れないむしろ逆だということなのです。私ならむしろ、社員や部下を詳細に管理しようとすることよりも、社長自身が自ら日々やっていることを明らかにせよと思います。このことは、日共の幹部党員たち、とくに宮本顕治のやってきたこと、やっていることをはっきりさせろということと同じなのです。
 それから、現在参議院選挙を前にして、宮崎学さんも立候補されているようです。

  キツネ目の男・宮崎学

私は宮崎さんは、大好きな方ですが、今回の立候補はどうでもいいです。でもこのときに、宮崎さんに関して「スパイ疑惑」などというものが出されてきたことに関しては、「いいかげんにしてくれよ」という思いです。間違いなく宮崎さんを陥れようという連中が画策しているのでしょうが、残念なことにそれにのってしまう人たちがけっこうな数いることです。私は、「そんなこと、どうでもいいよ」といいたいのです。公安の刑事と接触してしまうことなど、運動をやっていたら、当然あるのは当りまえです。だからどうだというの。そんなことも判らないのは、運動なんか永遠に判らないよ。もっといえば、会社経営も判らないだろうな。
 そこで、問題は、私のように「水に落ちた犬を打て」ということで、野坂が何重ものスパイであったことを書きますと、その問題が、また宮崎さんにも跳ね返ってくるのではないかと危惧する人がいるということです。何を言っているの、話は反対なのです。「あいつはスパイだ、消せ」とばかりにやることが、いわば日共のやり方ですし、また上に書いた会社での細かい部下管理のやり方と同じなのです。そして、前にも書きましたように、「だいたいでいいじゃない」というやり方の判らない、今何故か増えている人たちの思考法やり方なのです。
 私は、「何か書くぞ」で展開している日共批判をこんなに連続する気がはありませんでした。途中で、6月6日作りました私にとって9台目の自作パソコンのことを書くつもりでした。でも、私の書くことに、「今こうしたことを書かれると宮崎さんにも不利なのでは」という言い方があり、「いや、このときこそどんどんやってくれ」という方がいまして、

  もう、それなら、連続して日共の悪口だけ書き続けようかな

と決意したものです。
 それから、私に「この時期に書いてくれることこそ嬉しい、どんどんやってほしい」と言ったかたは、宮崎さんの選挙で宮崎さんのために頑張っている方です。 (2001.07.09)