11012311書  名 確立2/2の死
発行所 光文社文庫
発行年月1985/9

 第一行目から吉敷竹史が走っています。小脇に一千万円の入ったカバンを抱えて、都心を走っています。プロ野球のスター・プレーヤーの子どもが誘拐され、吉敷が身代金を届ける役目なのです。犯人の指示通りに、赤電話から赤電話へ走ります。しかし、最後犯人は子どもを解放し、身代金も「そんなものはいらん」という。いったい犯人の目的は何なのでしょうか。
 これは「寝台特急『はやぶさ』1/60秒の壁」や「北の夕鶴2/3の殺人」のようなトラベルミステリーではありません。と、このくらいしか私には書くことがありません。(1998.11.01)