11020308 この作家は1870(明治3)年6月6日〜1933(昭和8)年9月5日の生涯でした。私は中学1年のときに、この作家の作品集を読んでいます。
  ただし、私が読んだのは口語で書かれたものでしたから、最初は文語で書かれていたものを、1921(大正10)年に口語体に書き直して刊行されたものだったのですね。
 こがね丸という日本犬が、義兄弟の約束を交わした鷲郎という犬と二匹で、父母を殺した虎を討つというお話でした。あの日本犬が何の種類だったかと思うのですが、秋田犬のようには大きくなかったように思い出します。こがね丸か鷲郎のどちらかが白犬だったようでした(あ、こがね丸というのだから、黄金色の毛並みで、鷲郎は白犬だ)。
。でも私もまだ小さかったから、あれは二匹とも秋田犬だったのかな。
  敵(かたき)の虎は実に大きいのですから、敵をとると言っても実に大変なことでした。
 いいお話でした。そして私には今も、この二匹の犬が敵討ちのために必死になって、組んずほぐれす、戦いの訓練をしている姿が見えるような思いになります。
 こがね丸は見事鷲郎ととにも、父母の敵を討ちます。相手は大きな虎だったのに、よくやりましたものです。(2011.02.04)