11022010 私はこの本を2009年10月に読んでいました。これは、深澤直人さんというプロダクトデザイナーの作品をすべて写真で紹介しています。最初に私が魅入ったのは、16ページにある道端のフェンスにあった牛乳パックです。そのあと数ページも同じようなもの(駅の階段の手すりにある盲人用の点字のプレートでタバコを消した跡)が彼によって写真が撮られています。その次のページもまた違うものの写真が撮られています。
 実はこれらの出来事は、私にはどれも嫌なもの許せないものです。でもこうしたものをプロダクトデザインの目で見ているこの著者に私は驚きました。それで次々にページを繰るなか、私はこの人が携帯電話のデザインもされていて、前に私が「いいデザインだなあ」と感じていたことを思い出させてくれたのです。
 この方は私よりも8歳年下の方です。今は武蔵野美術大学の教授をされています。
 この本は、私の長女の友人が長女にプレゼントしてくれたものです。それで私が借りてそのままになってしまっていました。本が重過ぎるので、私がいつものように電車の中で読むわけにはいかないのです。
 でもこうした自分には一見無縁な本を見てみるのもいいものだなあ、としきりに思っていたものでした。
 私が常に持参していますauケータイのIS01(シャープ)は、この方のデザインされたものです。これは私は電話としては使ってはいません。実は私はこれが深澤直人作品だから、手に入れたものなのです。