11050108  1907年(明治40)2月6日〜1966年(昭和41)11月14日の生涯でした。転向して、日本浪漫派に属していたのですね。私が高校2年のときに読んだ本です。
 この人の仏教、中でも親鸞に関する文章はいくつか読みました。だがなんと言いましても、私はこの本の印象が強いです。ただし、単に大和の古寺を歩いている話ではないのですね。
 私なんかは、いくつもの仏像はいわゆる美術品として見てしまいます。だから、これらの作品は大事にしていかなくてはとは思います。でも彼には、これらを大事な美術品としてではなく、深い信仰の対象として見ているし、そして日本がそうすべきだと言っているようです。
 私もあの飛鳥地方はある秋の日に歩いた思いがあります。いい天気でいい路でした。実に大切な路だと思いました。
 でも私には信仰として仏像を見ることはできません。
 ただ、この本はもう一度読んでみようと思ったものです。(2011.05.01)