11062601 28日にブームのコンサートへ行ったときに、次女と教育のことについて話しました。長女含めてお話しましたが、なんだか話し足りなかったのです。そして自宅でも次女と少しですが、お話しました。
 次女はある小学校の先生の講演を聞きました。その方が、ある問題のあった学校(学級崩壊とかいろいろあった学校のようです)に赴任されて、それで結果として3年で普通の学校にされたようです。次女はそうした実践には、大変に興味がありますから、一体どういうことをおやりになったのかなということが一番の関心でした。
 でもその先生の話は、「こういう大変な問題のあった学校だったが、今はこういういい学校になった」ということをいうだけで、具体的になにをやったのかという話は少しもなかったそうです。一番聞きたいのは、「具体的にどういうことをされたから、改善されたのですか?」ということなのです。
 ところがそうした内容がなかったので、ブルータスは不満だったようです。そこで私も喋りました。

  そうだよね、具体的に何をやったのか、どういうふうに教育し
  たのかを話してくれないと参考にならないよね。………たとえば、
  教育者でも、斎藤喜博という校長先生は、実に具体的に「どう教
  えたか」ということを書いているよ………………。

 そうしたら、ブルータスは、同じ学校の信頼する先輩先生から、この「斎藤喜博」のことは何度も聞いているらしく、「え、斎藤喜博って、○○先生もよく言っている先生だよ」というので、またこのことの話になりました。
 私は翌日29日朝、私の以下を印刷してブルータスに渡しました。

  斎藤喜博「教育学のすすめ」

 そしてまた昨日の夜ブルータスと話しました。斎藤喜博先生は、私の尊敬する先生ですが、同時に私は、この先生の考え方やり方では、もう今は通じないことがあるのではないかと思っているのです。あの時代には通じたことでも、今はまた違う世界になってしまっているのです。だから、また努力して今に合った今を変革できるやり方を造り上げないとならないのだと思うのです。

  教育も進歩しなくちゃいけないんだよ。昔「医学の父といわれ
  たギリシアのヒポクラテスよりも、現代の私たちのほうが医学の
  知識は持っている。だが、ソクラテスより哲学は何も判っている
  とはいえない」と言われたものなのだが、哲学はたしかに、全然
  ギリシア時代よりも進歩しているとはいえないだろうが、科学の
  進歩と同じように、教育も進歩しなくちゃいけないものだと思う
  よ。

 そして、それを斎藤喜博の教育への考え方、音楽への言い方なんかを説明して、さらに先日のブームのコンサートでの、宮沢和史さんの言われたこと、唄われた音楽の話をして、説明しました。
 実はこのことは、教育に限らず、いくつもの会社の経営でもつねづね感じていることでもあります。