2011年10月26日

吉本隆明鈔集259「消費税」

11102506 消費支出が収入の50%以上で、消費のうちの選択的消費が50%以上である社会では、消費税法をとるのは当たりまえなのです。何を基準に当りまえというかといいますと、一般大衆を基準にかんがえたばあいです。一般大衆は50%以上選んで消費ができる段階に入っていますから、税金を払いたくなければ使わなければいいということになります。節約すればそれだけ税金を払わなくても済みます。消費税に切り換えれば、それができるのです。
「現代を読む」1991.10.20前橋煥乎堂文藝講座講演於煥乎堂音楽センター「大情況論」1992.3弓立社に収録された

 全支出のうち約四分の一超が選択的消費にあたるということになる。これはやはり随分と考えを新たにしなければならない社会になったということだと思う。現在の不況もこの面からかなりとらえることも出来るように思う。



トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔