11121403 米英のイラク攻撃について、どこでも誰も怒っていました。どこでも、この2国の身勝手さに腹を立てています。そしていつもの「遺憾の意」さえいえない我が日本政府というのにもみな怒っています(これはどこで話しても、どこで飲んでても同じです)。
 アメリカという国は建国以来それこそかなりな数の戦争をやってきましたが、そのほとんどが宣戦布告もなしに、相手を挑発してかつ襲いかかっています。とにかくひでえ国であり、そしてクリントンは最低の政治家です。
 ついでにイギリスこそは、あの中東地域の不安定材料を作り上げた張本人じゃないの。イラクからクウェートを取り上げて国家をデッチアゲ、パレスチナでは「バルフォア宣言」というダブル手形を発行しました。このことの総括として、今の今、イラクをまた爆撃しているわけだ。
 フランスは今回は参加していません。だから今回はけなすことはないのだけれど、なんだか気がすみません。前回の湾岸戦争のときには、当初は戦争を避けるような役割をしているようなポーズをとりながら、それこそ開戦になるやすぐさまイラク爆撃に積極的に加わりました。なぜなら、当時社会党出身の大統領ミッテランは、武器会社のオーナーであり、「おいおい、このままじゃ、米英の武器に遅れをとって、武器売れなくなっちゃうじゃないか」というところでした。今回もあせっていることでしょう。
 ロシアや中国は、何か言える資格があるのでしょうか。あの中東に大量の中古の武器を売っているのが、この2カ国ではないですか。そして北朝鮮も。
 ついでに言うと、これでまたイラクのフセイン政権は磐石の体制になっていきます。あのような独裁者は、国民が血に染まろうと、政権を維持できるところが大事なのです。
 米英は武器を存分に使えて、フセインは独裁政権を永久化できて、どちらも、「またやってもいいなあ」と思っているのじゃないかな。
 唯一そうしたことに手を染めていない我が日本こそが、役割をはたせるはずなのです。戦争をすることこそを許さないのだということを誰がなんといおうと繰り返し、言い続けるべきなのです。