12050109 いわゆる「消息通」とか「情報通」とかいう人がいます。特別なコネがあったり、情報通をもっていたりして、普通の人の知らない裏事情に通じていると自称している人のことです。
 こうした人が「ここだけの話だけど」「自分だけが知っている情報なんだけど」と言っている情報を、ぼくは信用していません。
 ぼくのところにも、新聞記者などからそうした情報がもたらされることがありまが、たいてい間違っています。
 見方が偏っていたり、小さな一部分は正しくても、それにとらわれて、全体としてみると歪んでいたり、ずれていたりするのです。
 他の人が知らない限定的な情報を手に入れようとするよりも、新聞や雑誌に載っているような、あらゆる人に公開されている情報を総合し、取捨選択して、社会のすがたを把握する能力を養うことがずっと大切です。
「13歳は二度あるか」2005.9.30大和書房「第1章新聞を読む、時代をつかむ」

 これを読みまして、もうほとんど納得しています。私も若いときから、まったくこれと同じでした。「情報通」とかいう方の話をそのまま信用して聞いたことはありません。むしろ、新聞にしろ、何にしろ、多くの人に公開されている情報のほうが大事だといつも思ってきました。