X12122302 マルコ傳の第15章をUPしましたが、引き続き第16章をここにUPします。この章もよく知っている内容です。

第16章
安息日終りし時、マグダラのマリヤ、ヤコブの母マリヤ及びサロメ、往きてイエスに抹(ぬ)らんとて香料を買ひ、一週(ひとまわり)の首(はじめ)の日、日の出でたる頃いと早く墓にゆく。誰か我らの爲に墓の入口より石を轉すべきと語り合ひしに、目を擧ぐれば、石の既に轉(まるば)しあるを見る。この石は甚だ大なりき。墓に入り、右の方に白き衣を著たる若者の坐するを見て甚く驚く。若者いふ『おどろくな、汝らは十字架につけられ給ひしナザレのイエスを尋ぬれど、既に甦へりて、此處に在(いま)さず。視よ、納めし處は此處なり。されど往きて弟子たちとペテロとに告げよ「汝らに先だちてガリラヤに往き給ふ、彼處(かしこ)にて謁(まみ)ゆるを得ん、曾て汝らに言ひ給ひしが如し」』女たち甚く驚きをののき、墓より逃げ出でしが、懼れたれば一言をも人に語らざりき。
 一週(ひとまわり)の首(はじめ)の日の拂曉(あかつき)、イエス甦へりて先づマグダラのマリヤに現れたまふ、前にイエスが七つの惡鬼を逐ひいだし給ひし女なり。マリヤ往きて、イエスと偕にありし人々の、泣き悲しみ居るときに之を告ぐ。彼らイエスの活き給へる事と、マリヤに見え給ひし事とを聞けども信ぜざりき。
 此の後その中の二人、田舍に往く途を歩むほどに、イエス異なりたる姿にて現れ給ふ。此の二人ゆきて、他の弟子たちに之を告げたれど、なほ信ぜざりき。其ののち十一弟子の食しをる時に、イエス現れて、己が甦へりたるを見し者どもの言を信ぜざりしにより、其の信仰なきと、其の心の頑固(かたくな)なるとを責め給ふ。かくて彼らに言ひたまふ『全世界を巡りて凡ての造られしものに福音を宣傳(のべつた)へよ。信じてバプテスマを受くる者は救はるべし、然れど信ぜぬ者は罪に定めらるべし。信ずる者には此等の徴ともなはん。即ち我が名によりて惡鬼を逐ひいだし、新しき言をかたり、蛇を握るとも、毒を飮むとも、害を受けず、病める者に手をつけなば癒えん』
 語り終へてのち、主イエスは天に擧げられ、神の右に坐し給ふ。弟子たち出でて、あまねく福音を宣傳(のべつた)へ、主も亦ともに働き、伴ふところの徴(しるし)をもて、御言を確(かた)うし給へり。X12122303

 こうして11人の弟子たちは、このイエスの信仰を全世界に伝えに行くのです。思い出せば、何度も知っていることなはずなのですが、やはり読み直すといいです。