1301240713012408  昨日私が「これで的矢六兵衛も一緒に湯漬けを食うのかなあ」と言っていたことは、すぐに分かりました。私は新聞を見るなり、真っ先に確認したものです。最後に次のようにあります。

 六兵衛の肩からいくらか力が抜け、無言のまま一礼して湯漬けを掻きこんだ。

 しかし、以下のように干鰯(ひいわし)には手をつけないのです。

 わかってくれたか、六兵衛。しかしどうして干鰯には手をつけぬ。

 嫌いなのかな。私はそれくらいのことしか考えられないのです。
 でもその前に徳川慶勝が語ります。これは実にあの時期を適確に見抜いている言葉です。

 ・・・・・・。よいか、六兵衛。諸外国は内戦に乗じて、出兵の機を窺うておる。今も同じじゃ。ことは徳川の存亡のみならず、日本国の存亡にかかわる。

 これは実に納得できる言葉です。おそらく、フランスが出兵すれば、イギリスも出てくるでしょう。プロイセンもロシアも出てきた13012307でしょう。オートスリアもそして米国も。事実清国は、「眠れる獅子」と怖られながらも大変な事態になっていました(これは日清戦争のあとだという指摘もあるでしょうが、でもアヘン戦争、清仏戦争はもう起きているのです)。
 ただ干鰯のことは明日は分かるかなあ。