1307190113071902  けんはこの事態に混乱してしまいます。でも初志郎とはいわば大切な兄妹なのです。

 植木先生に迷惑をかけたくない。先生は休む間もなくはたらいている。厄介事などもちこみたくない。
 その一方で初志郎はろくでなしだが、どこか憎めないところがある。………………。

 けんは「初兄ちゃんてば、もう─」と思いながら、

 あきれたり怒ったりするくせに初志郎をつきはなせないのは、けんも同じだ。………。

 これはけんが次郎長と同じだということなのです。それで初志郎のいう通り、植木に頼み込むことになります。13071810

 けんは足を泥まみれにして、植木の家までたどりついた。
「先生ッ、植木先生ッ」

 さてこれで植木には厄介ごとを持ち込んで、でもでもこれで植木とけんとの仲がもっと親しくなるのでしょうか。また明日を楽しみに待ちます。