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一七六 みそぎする河せにくれぬ夏の日の入相(いりあひ)のかねのその声により

一七七 みすぎする萱(かや)の軒端にひく四手(しで)のまつはれつきて夏をとどめむ

     六月禊
一七八 吾(わが)國のやまねの神たちをけふのみそぎに手向(たむけ)つるかな

一七九 あだ人のあだにある身のあだ事をけふ水無月の祓い棄てつといふ
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  秋部
     七月一日のあした詠める
一八〇 きのふこそ夏は暮れしか朝戸(あさと)出(いで)の衣手(ころもで)さむし秋の初風


 7月1日は旧暦だから秋なのですね。でも鎌倉も今の8月でも暑いですね。私が始めて鎌倉を訪れたのも7月のことでした。あれは1970年のことでしたね。
 もうとても懐かしいです。ただ昔はよく北鎌倉から源氏山を越えて大仏の裏を通って長谷に至ったものでした。今は長谷には鎌倉から江ノ電で向かうばかりです。帰りもまた江ノ電で鎌倉へ向かい小町通を歩きます。そしていつも実朝が公暁に殺された銀杏の樹の元へ行きます。14121312
 いつも実朝のことばかりを思い浮かべています。