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206 人なき日藤に培う法師かな

207 山もとに米踏ム音や藤のはな

208 うつむけに春うちあけて藤の花(明和年間)

春景
209 菜の花や月は東に日は西に(安永三・三・二三)

210 なのはなや笋(たけのこ)見ゆる小風呂敷(安永七〜天明三)
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 209の「菜の花や月は東に日は西に」を詠んで私は落ち着きます。見事な句であり、その詩の総てが見えてくる思いです。そうなのだなあ。210の「笋(たけのこ)見ゆる」でもいいなあ、という思いです。藤の花が出てきまして、その花を思い浮かべました。15042916