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211 菜の花や鯨もよらず海暮ぬ(安永七〜天明三)

    春夜蘆会
212 炉塞(ろふさい)で南阮の風呂に入(いる)身哉(天明元・二・一四)

213 炉ふさぎや床は維摩(ゆいま)に掛替(かけかは)る(明和年間)

    暮春
214 ゆく春や逡巡(しゅんじゅん)として遅ざくら(天明三)

215 行(ゆく)春や撰者をうらむ哥の主(明和六・三・一〇)
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 菜の花を見て、綺麗な花だと思ったことはないのですが、こう思うこともあるのかなあ。いえ、蕪村は綺麗だと言っているわけではないのですが。214の「遅ざくら」って何なのかなあ。思えば八重桜なんて、遅く咲くよね。
 菜の花も遅ざくらも私には分からないことだらけです。15050103