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265 宵(よひ)よひの雨も杜若(かきつばた)(明和八・四・一三)

   雲裡房に橋立に別る
266 みじか夜(よ)や六里の松に更(ふけ)たらず(宝暦五)

267 鮎くれてよらで過行(すぎゆく)夜半(よは)の門(かど)(明和五・六・二〇)

268 みじか夜や毛むしの上に露の玉(明和六・五・二〇)

269 短夜や同心衆(どうしんしゅう)の川手水(かわてうづ)(明和八前)
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 漢語林で265の杜若(かきつばた)を調べました。「とじゅう」と読むそうです。「ツユクサ科の多年草。やぶみょうが。山野の陰地に自生し、夏、白い小花を開き球形の実を結ぶ。」とあります。
 269の同心衆(どうしんしゅう)とは、註に与力の下の捕史とあります。十手をかざしていた奴かと想像します。15061404