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285 三井寺や日は午(ご)にせまる若楓(安永六)

   あらたに居を卜(ぼく)したるに
286 釣しのぶ?(かや)にさわらぬ住居(すまい)かな(安永四、五)

287 蚊屋を出て奈良を立ちゆく若葉哉(明和六・五・二〇)

288 窓の燈(ひ)の梢にのぼる若葉哉(明和八前)

289 不二ひとつうづみ残してわかばかな(明和六・四・一〇)
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 三井寺とは大津の園城寺のことです。「平家物語」に出てきたな、なんて思います。「まだ行ったことはないな」なんて思いました。こうして芭蕉につぐ蕪村が大きな存在だったのだなあ。そんなことをしきりに思いました。
 286の(かや)は必死に漢語林で調べて出せたのですが、実祭には「?」になってしまいました。
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