15071303
     洛東のばせを菴にて、目前のけしきを申出(もうしいで)侍る
315 蕎麦あしき京をかくして穂麦哉(安永五・四・二六)

316 狐火(きつねび)やいづこ河内の麦畠(安永五)

   大魯・几董などゝ布引滝(ぬのびきのたき)見にまかりてかへさ、途中吟
317 春(うすづく)や穂麦が中の水車(安永六・四)

   丹波の加悦(かや)といふ所にて
318 夏河を越すうれしさよ手に草履(宝暦四〜七)

319 なれ過(すぎ)た鮓(すし)をあるじの遺恨哉(明和八・五・一六)
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 318の句を私は中2のときに最後を「手に下駄」なんて言って面白がっていました。もうその時は私は常時下駄を履いていましたものです。
 319の「なれ過(すぎ)た鮓(すし)」なんてあるのだな。関西だからかなあ。15071305