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345 湖へ富士をもどすやさつき雨(安永二・六)

346 さみだれや大河を前に家二軒(安永六・五・一〇)

347 さみだれや仏の花を捨てに出る(安永六・四・二二)

348 小田原で合羽買(かう)たり皐月雨(安永六・四・二二)

349 さみだれの大井越(こし)たるかしこさよ(安永六)
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 345の「湖へ富士をもどすやさつき雨」は近江の地が裂けて湖水となり、富士山が現出すという伝説だということです。
 346の「さみだれや大河を前に家二軒」は私も過去に知っていた句でした。さみだれとは、ちょうど今現在の天気(今は窓の外が少し雨を感じます)みたいなものなのかなあ。
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