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370 しのゝめや鵜をのがれたる魚浅し(明和六・六・一五)

371 老(おい)なりし鵜飼ことしは見えぬ哉(安永三・四・一七)

372 殿原(とのばら)の名古屋がほなる鵜川かな(安永六・四・一一)

373 鵜舟漕ぐ水窮まれば照射(ともし)哉(明和八・五・一六)

374 夏(げ)百日墨もゆがまぬこゝろかな(明和年間)
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 372の名古屋がほとは名古屋藩士らしい顔ということです。これは鵜飼は長良川で行われるもので私も小学校5年のときに父母に連れられて長良川で舟に乗って見ています。
 373の照射(ともし)とは夏の夜に山中に火串を立て鹿の寄って来る射る狩猟法ということです。
 374は夏に三か月間仏徒が室にこもり座禅・勤行・写経などをすることとあります。
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