周の雑読(絵本・童話篇)備忘録

2016年07月06日

ハルノ宵子さんのことで

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 私の大好きな漫画家です。私が一番尊敬崇拝している吉本(吉本隆明)さんの長女です。私は発行されている作品はすべて読みました。もちろん漫画以外のものも読んでいます。妹さんが書いているこのお姉さんの内容もものすごく面白く嬉しいです。こうした姉妹がいるということに、ものすごく嬉しい思いなのです。
 彼女の作品はものすごく感激して読みました。こうした作品が描けることに、ものすごく感激興奮しています。
 彼女で一番思い出すことは、島成郎さんの葬儀のことです。また別に書きます。
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2014年10月27日

オスカー・ワイルド『幸福の王子』

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この将門Webのサイドバーに「日本キリスト教団王子教会」のバナーが置いてあります。私はここの「こころの友第2047号」で、これを知り、買い求めてこうして今書いています。
 前々から知っている話ですが、どうしても読んで涙にくれてしまいます。
 私はキリスト教の信仰なんてまったくないわけですが、この王子とつばめの振る舞いにはどうしても涙になってしまうのです。
 私はこれを読んだ10月23日にこの絵本の表紙と裏表紙をデジカメで撮りまして、この将門Webに掲げました。

書 名 幸福の王子
著 者(原作)オスカー・ワイルド
    (作) ジェーン・レイ
訳 者 木原悦子
発行所 日本キリスト教出版局
読了日 2014年10月23日

 ここにこの本から4枚の画像を撮りました。14102702
 最後のページで神がいいます。
「この町でもっともとうといものを二つ、もってきなさい。」神様が天使のひとりに申しつけました。すると天使は、なまりの心臓と、ツバメの死体を神様のもとにもってきました。

「正しいものをえらんだ」と、神さまはおっしゃいました。
「私の楽園で、この小さな鳥は永遠にさえずりつづけるであろう。そして『幸福の王子』は永遠に生き続けるのだ。」

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 私は昨日ばあばに言いました。「キリスト教の神もアラーの神もユダヤの神もみんな同じ神(これは本当に同じ神です)なのだ。ギリシア神話や日本の天照大神とは大きく違うけれど」。
 でもオスカー・ワイルド(これはジェーン・レイの作かなあ)が描く神は大きく違います。神も学んでいるような感じがします(イスラム教でもユダヤ教でもこれは決して認めないだろうけれど)。この王子とツバメから神も学んでいる気が私にはするのです。
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 私は実にいい絵本を読みました。



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2013年12月26日

「サンタクロースはいるんだ」という絵本

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 私が「サンタクロースはいます」の関連したUPで、「そして、このあと翻訳文をUPします」と書いていたのですが、いろいろとあってやっていられませんでした。
 以下、青空文庫からコピーします。

サンタクロースはいるんだ
Yes, Virginia, There is a Santa Claus
ニューヨーク・サン紙社説(担当:フランシス・ファーセラス・チャーチ) The New York Sun (written by Francis Pharcellus Church)
大久保ゆう訳
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 ニューヨーク・サン新聞 1897年9月21日 社説欄
 本紙は、以下に掲載される投書に対してただちにお答え申し上げるとともに、このようにまっすぐな方が読者におられることを、心から嬉しく思います。

「こんにちは、しんぶんのおじさん。
 わたしは八さいのおんなのこです。じつは、ともだちがサンタクロースはいないというのです。パパは、わからないことがあったら、サンしんぶん、というので、ほんとうのことをおしえてください。サンタクロースはいるのですか?
      ヴァージニア・オハンロン」


 ヴァージニア、それは友だちの方がまちがっているよ。きっと、何でもうたがいたがる年ごろで、見たことがないと、信じられないんだね。自分のわかることだけが、ぜんぶだと思ってるんだろう。でもね、ヴァージニア、大人でも子どもでも、何もかもわかるわけじゃない。この広いうちゅうでは、にんげんって小さな小さなものなんだ。ぼくたちには、この世界のほんの少しのことしかわからないし、ほんとのことをぜんぶわかろうとするには、まだまだなんだ。
 じつはね、ヴァージニア、サンタクロースはいるんだ。愛とか思いやりとかいたわりとかがちゃんとあるように、サンタクロースもちゃんといるし、そういうものがあふれているおかげで、ひとのまいにちは、いやされたりうるおったりする。もしサンタクロースがいなかったら、ものすごくさみしい世の中になってしまう。ヴァージニアみたいな子がこの世にいなくなるくらい、ものすごくさみしいことなんだ。サンタクロースがいないってことは、子どものすなおな心も、つくりごとをたのしむ心も、ひとを好きって思う心も、みんなないってことになる。見たり聞いたりさわったりすることでしかたのしめなくなるし、世界をいつもあたたかくしてくれる子どもたちのかがやきも、きえてなくなってしまうだろう。
 サンタクロースがいないだなんていうのなら、ようせいもいないっていうんだろうね。だったら、パパにたのんで、クリスマスイブの日、えんとつというえんとつぜんぶを見はらせて、サンタクロースをまちぶせしてごらん。サンタクロースが入ってくるのが見られずにおわっても、なんにもかわらない。そもそもサンタクロースはひとの目に見えないものだし、それでサンタクロースがいないってことにもならない。ほんとのほんとうっていうのは、子どもにも大人にも、だれの目にも見えないものなんだよ。ようせいが原っぱであそんでいるところ、だれか見たひとっているかな? うん、いないよね、でもそれで、ないってきまるわけじゃない。世界でだれも見たことがない、見ることができないふしぎなことって、だれにもはっきりとはつかめないんだ。
 あのガラガラっておもちゃ、中をあければ、玉が音をならしてるってことがわかるよね。でも、目に見えない世界には、どんなに力があっても、どれだけたばになってかかっても、こじあけることのできないカーテンみたいなものがかかってるんだ。すなおな心とか、あれこれたくましくすること・したもの、それから、よりそう気もちや、だれかを好きになる心だけが、そのカーテンをあけることができて、そのむこうのすごくきれいですてきなものを、見たりえがいたりすることができる。うそじゃないかって? ヴァージニア、いつでもどこでも、これだけはほんとうのことなんだよ。
サンタクロースはいない? いいや、今このときも、これからもずっといる。ヴァージニア、何ぜん年、いやあと十万年たっても、サンタクロースはいつまでも、子どもたちの心を、わくわくさせてくれると思うよ。


※そのあと、ヴァージニアはニューヨークの学校の先生になって、四七年間子どもたちを教えつづけたそうです。

翻訳の底本:The New York Sun (1897) "Yes, Virginia, There is a Santa Claus"
  上記の翻訳底本は、著作権が失効しています。
翻訳者:大久保ゆう
2002年10月1日初訳
2011年12月9日改訳
2011年12月9日作成

このニューヨーク・サン紙の社説を書いたフランシス・ファーセラス・チャーチという方はどんなに素晴らしい人でしょうか。またこの新聞社も素敵です。それに「そのあと、ヴァージニアはニューヨークの学校の先生になって、四七年間子どもたちを教えつづけたそうです」というのもいいです。
 私の長女おはぎは小学校2年のときに、クラスで「サンタクロースはいない?いやいるんだ」という大論争が起きて、おはぎは「サンタクロースはいる」という側で、みーねえがこの絵本をくれて、この大論争に勝利したのでした。
 私も「サンタクロースはいる」という側ですが、この記者の方にようにうまくは展開できません。13122120
 これこそ実にいいお話です。もうこのことは永遠に忘れられないでしょう。
 イエス・キリストは、このサンタさんがいたからこそ、全世界で忘れられない存在になれたのです。
私も「じつはね、ヴァージニア、サンタクロースはいるんだ」という言葉を忘れないでしょう。


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2013年07月21日

五味太郎さんのことで

13072003 ここの画像が昨日ブルータスの娘のじゅにへもって行きました絵本です。五味太郎さんの『きんぎょが にげた』です。福音館の幼児絵本です。
 今まで私は五味太郎さんの本を以下のように読んできました。

 たべたのだあれ
 どこどこ ここ・ここ……
 そらはだかんぼ!
 ぽぽぽぽぽ

 それで私は昨日間違った情報を言ってしまいました。五味太郎さんは1945年8月20日生まれですから、私よりも2歳年上です。ちょうど日本が終戦したばかりの時にお生まれになっているのですね。
 またあとでこのことをブルータスにケータイメールします。

  私はこの本を18日に銀座の教文堂で購入していました。綺麗な包装紙で包んでくれました。じゅにはどういうふうに読んでくれ13072007るのかなあ。じゅにの家の庭の金魚たちは、たくさんの赤ちゃんを産んでくれました。この画像ではよく見えないですが、たくさんの小さな金魚がいます。そして、この右側にも多くの金魚の赤ちゃんのいる入れ物があるのです。



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2013年01月27日

「バスがどこかに着く頃」

13012709「荒井良二『ねむりひめ』」を読んで見て、ものすごく嬉しかった私は、三匹の孫のいるおはぎの家へ持って行きまして、ブルータスの家のじゅににも宅急便で届けました。もう荒井良二の描くこの物語の絵に大変に気に入ったものでした。
 すると、昨日ばあばが同じく荒井良二さんの描かれたこの本を私に見せてくれました。私の一家全員(妻と私と二人の娘)がファンであるザ・ブームの「THE BOOM UNDER THE BLUE SKY,SHINING STARS」という中に以下の絵本があったのでした。

書 名 バスがどこかに着く頃
作 スタミヤ・ザワノフ
絵 荒井良二
発 行 株式会社螢燹璽屮瓮鵐
発行日 2001年4月28日第1刷発行
読了日 2013年1月26日

 早速絵をしみじみ見まして、読みました。もう随分前の作品ですから、荒井良二さんの絵の感じも『ねむりひめ』とは大きく違います。
 でも見ていて、ものすごく嬉しくなりました。
 インターネットでいくつもの作品の表紙他を見てください。いいですよ。



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2013年01月20日

「荒井良二『ねむりひめ』」

1301200613012007 私は毎日「純と愛」を見て書いているのですが、そこで画面で見ています絵本「荒井良二『ねむりひめ』」が今手に入りました。8時45分にピンポンがなりまして「なんだろう?」なんて思いでしたが、忘れている私がいけないのです。昨日注文していたのでした。

書 名 ねむりひめ
著作者 荒井良二
発行所 NHK出版
定 価 1,600円+税
発行日 2013年1月20日第2刷発行
読了日 2013年1月20日

 もうすぐに絵本全体を見て、デジカメで画像を撮り、それから読みました。すぐに三匹に持っていきたくなりました。もって行きまして、そしてじいじは三匹とお喋りします。 昔『グリム童話』で読んでいるはずなのですが、いままた新鮮です。これは物語りはもう知っている話なのですが、この絵本に描かれている絵が実にいいのだと思いました。
 ここにあげた私がデジカメで撮りましたものですが、三番目の絵の左側のページにはこうあります。13012008

  ねむりひめと王子。

  いつまでも、ずっと
  いっしょに暮らしたそうです。

 なんだかもう一人の孫じゅににも送りたくなりました。あとで聞いてみましょう。



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2012年09月14日

絵本のことで

12091309 藤田典さんの「ダダさんの掲示板」で、以下のUPがありました。

小学校の 投稿者:管理人  投稿日:2012年 9月13日(木)17時30分49秒
  三年生の冬だったと思うのですが、サンタクロースが、一冊の本を持ってきてくれました。「日本の昔話」ダイジェスト版のような分厚いもので、現在の神話探訪も、ここに源があるのかも知れません。
人、皆それぞれに考えがあり、生活があります。しかし、絵本を買って読まないと、絵本の世界を知ることは出来ません。どちらに、どれだけのウエートを置くのか?それを決めるのは自分自身です。

 私は絵本をよく読むようになりました。私のこのブログにも、次の部屋があります。

   http://shomon.livedoor.biz/archives/cat_50024844.html
      周の雑読(絵本・童話篇)備忘録

 今までに168のUPをしています。
 私の娘二人にいくつもの絵本を買ってあげたものです。でもそれらの多くはもう今はありません。その替わり、今は四人の孫がいくつもの絵本を読んでくれています。
 そして私はその孫にどんな絵本や童話を与えたらいいのかなあ、と思ってけっこう読んできました。いや漫画もけっこう読んできましたね。
12091310 でもこうして読むのも難しいのですね。大人が読める本は、私はこれに比べたら実に易しいと思うのですね。
 今後もできるだけ、こうした絵本や童話を読んでいきます。それがきっと孫にも、そして私の子どもたちにもいいものをくれるのだと思っています。



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2012年07月12日

「スーホーの白い馬」でNoraさんの「ネット赤ちょうちん」で

12071104 Noraさんが「ネット赤ちょうちん」で以下のUPがありました。

Re.一本橋わたれ(五味太郎) 投稿者:Nora  投稿日:2012年 7月10日(火)21時02分31秒  

 この中で、以下のように書いてくれました。

  周さんへ
周さんの『スーほーの白い馬』についての感想を読み、おとなでこんなに柔らかい感受性を持っている人がいるの!とびっくりしました。いいようのないほど素敵です。モンゴルに行ったときには、こういう大人の日本人もいるんだよと紹介したいです。

 ありがとうございます。私は「この物語はいい話だなあ」と思っているばかりです。私の二人の娘も孫たちも同じに思うはずです(まだ孫たちには聞いていませんが)。
 この物語が、私たちには(とくに私には)モンゴルの印象なのですよ。モンゴルというとジンギスカンの印象だけじゃないのよ。私は「義経がジンギスカンになった」(高木彬光『成吉思汗の秘密』)と信じているところがありますから、モンゴルは実に親しく感じているのです。
 相撲でもモンゴルの出身の方のことはものすごく身びいきですよ。

 それと私は「五味太郎『一本橋わたれ』」も読みたいと思って、王子図書館を検索したのですが、ないのですね。それで私はここのサイドバーに『図書館検索サイト「カーリル」』を置きまして、他の図書館から借りる気です。
 また読みましたら、ここに書きます。五味太郎さんは私より三歳年上の方です。今までに何冊も絵本を読ませてもらっています。



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『スーホーの白い馬』のことでNoraさんからのコメント の2

12071103  私が書きました『スーホーの白い馬』のことを思いましたNoraさんが、次のコメントをくれました。そのコメントは、私の

   周の雑読備忘録「『スーホの白い馬』」

のほうにくれたものです。前にも書きましたが、また書きます。

 私はねけっこう泣き虫なのよ。でもこのときのスーホの気持を思うと、今も涙が溢れます。
 私の二人の娘は、長女おはぎはこういう物語だと必ず泣いてしまうのですが、もうただただきかない娘だと思っていた次女ブルータスも、童話やテレビを見て泣くことがあり、いくつものことで娘二人を知った思いなのです。
 でも娘だけじゃなく、孫も泣き虫なところもあることを知っていますから、困っちゃうよね。ポコ汰が泣いて、来てくれた女性の方が(ちゃんとした用事で来ていたのですが)、その涙でまた泣いてしまったことがあり、驚く事態でした。
 だから、私は二番目のポニョにも三番目のポポにも警戒しているのですが、ポポなんか、別れるときにあっさり私に「バイバイ」なんて手を振ったりして、最初は「えっ!」なんて驚いたものでした。

 いや、実は前に書いたことを忘れ果ててしまった私なのです。実に情けない私です。



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『スーホーの白い馬』へnoraさんからのコメント

12071005 私の『スーホーの白い馬』noraさんからの次のコメントがありました。

2. Posted by nora   2012年07月10日 20:56
周さん、絵本を読んで泣けるのはほんとうに心がやわらかなのですね。素敵です。娘さんたちが教員になられたのは周さん夫婦の教育の賜物だと思います。

 ありがとうございます。二人の娘がともに教員になって嬉しいです。上の娘は美術(図画工作)の教員で、下の娘は一般のクラスを持っています。二人ともに、こうして教員になるとは思っていなかったのですが、こうなりました。その二人の彼(もう私の息子たちです)も教員です。
 そんな二人の娘と二人の彼とお話するのは楽しいです。それに今は四人の孫がいますから、みんなとお喋りするのも嬉しいです。



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2012年07月10日

『スーホーの白い馬』のことを思いました

12070809  私がいつも拝見していますNoraさんが、「ネット赤ちょうちん」で『スーホーの白い馬』のことを書いてくれました。以下の内容です。(全部コピーするのはまずいのかなあ。でもこうしないとよく分からないのですよ)

モンゴル行き 投稿者:Nora  投稿日:2012年 7月 8日(日)20時51分38秒
  8月4〜8日にモンゴルに行くことにしました。
ほんのちょっとの知り合いの人がモンゴルに学校を開校するからです。首都のウランバートルにあるのですが、40人ずつを受け入れ、数ヶ月くらいで終了し、また次の40人を受け入れていくやり方です。本や衣料品など物資も不足していて、わたしらももう使わない衣料品や本などを寄付しました。
 学校へ行ったら、1時間授業させてくれるそうです。自分の得意なことをやって欲しいそうで、わたしは素語りや絵本の読み聞かせをやろうと思います。モンゴルというと『スーホーの白い馬』ですが、ありふれているかなと思ったら、「ぜひそれをやってほしい」ということなので、その絵本も持っていこうと思います。

 私はこの絵本について、以下のように書いています。

  周の雑読備忘録「『スーホの白い馬』」
   http://shomon.livedoor.biz/archives/50988081.html

  周の雑読備忘録「『スーホの白い馬』」へのコメント
   http://shomon.livedoor.biz/archives/51004045.html

  周の雑読備忘録「『スーホの白い馬』」
   http://shomon.livedoor.biz/archives/51645136.html

 なんだ、私はこれしか書いていないのですね。
 でもこの絵本はいくらでも思い出が甦ります。私も孫たちに読んであげなくてはと真剣に思いました。私自身の二人の娘には何度も読んであげたものでしたね。でも悲しくてたまらない物語です。
 モンゴルって、こういう物語があって、私たちにはどうしても親しい思いになりますね。
 私は以下のように書いています。

  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
12070810最後の見返しのページに「5−1」とクラス名が書いてあり、そのあとにおはぎの氏名が書いてあります。おそらく、おはぎはこの絵本を自分のクラスへ持っていきまして、みんなに見せてあげていたのですね。次女のブルータスも好きな絵本だったかと思います。

 また今も涙を流した話です。その一番涙の出てしまったページが以下です。

 かなしさとくやしさで、スーホはいくばんも、ねむれませんでした。
 でも、やっとあるばん、とろとろとねむりこんだとき、スーホは白馬のゆめを見ました。スーホが、なでてやると、白馬はからだをすりよせました。そしてやさしくスーホに、話かけました。
「そんなにかなしまないでくださ。それより、わたしのほねや、かわや、すじやけを使って、がっきを作ってください。そうすれば、わたしはいつまでも、あなたのそばにいられます。あなたを、なぐさめてあげられます」

 もう私の顔は涙ばかりになってしまいます。スーホはこの夢から覚めて、この楽器を作ります。これが、今でもモンゴルにある「馬頭琴」という楽器です。
  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 またとろい私は涙になっています。私の四人の孫のうち三番目までは読んであげても、よく分かるかなあ(4番目のじゅにはまだ小さい子だからです)。
 また読んであげようという気になっています。



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2012年07月05日

「モディリアニの絵本 あえてよかった」

12070509 この絵本を見ていて、私には「あえてよかった」なんて言えないことを感じます。ようするに私はこの絵本がよく分からない。モディリアニの絵はよく理解できないのです。

書 名 モディリアニの絵本 あえてよかった
著作者 結城昌子
発行所 株式会社小学館
定 価 1,440円+税
発行日 2004年11月20日初版第1刷発行
読了日 2012年7月5日

  でも私も少しは知っておきましょう。
 このモディリアニという人は1884年〜1919年の生涯でした。イタリアの港町リヴォルノに生まれ、やがてパリでユトリロやピカソと知り合います。
 シャガールやレオナール・フジタ(藤田嗣治)、スーチン、キスリング、パスキンがいまして、「エコール・ド・パリ(パリ派)」と呼ぶそうです。
 モディリアニ33歳でジャンヌ・エビュテルヌ19歳と結ばれ、娘が生まれます。だが35歳のときにモディリアニは亡くなり、翌日にジャンヌはアパートの6階から身投げしてしまいます。
 このジャンヌ・エビュテルヌをいくつも描いていますね。
 この私こそが少しでも知ってよかったです。



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2012年06月24日

「そういうきみがすき」

12062404 この絵本を見て、私も「そういうきみがすき」といつも言いたいです。

書 名 そういうきみがすき
作   デイビット・ベッドフォード
絵 アン・ジェイムズ
訳   三木卓
発行所 株式会社佼成出版社
定 価 1,400円+税
発行日 2005年8月30日第1刷発行
読了日 2012年6月24日

 私が言いたい相手は、四人の孫、そしてその母親の二人の娘、そして二人の娘の二人の彼、そして私の妻です。
12062403 偶然この絵本に出会ったのでしたが、私はこの絵本が大好きです。
 こんな素敵な絵本に出会えたことを感謝します。

 こんなにいいことがたくさんあるのですね。



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2011年09月04日

周の雑読備忘録「はじめてのおつかい」

11090413 私の孫のじゅにに、おはぎが絵本をプレゼントするというので、私が取りに行きました。私はそれを口実に、孫三人にも会いたいのです。
 この絵本は私の家でも買っていました。でもその本は、どうしてのでしょうか。おはぎや妹のブルータスも読んでいたものでした。家にあるはずだといっても現実にはないのですからね。ブルータスの部屋に置いてあったのです。

書 名 はじめてのおつかい
作   筒井頼子
絵   林 明子
発 行 福音館書店
定 価 800円+税
発行日 1977年4月1発行
読了日 2011年9月4日

 もう昔とまったく変わらない絵本に嬉しくなります。
 みいちゃんが5歳になって、初めてお母さんから買物を頼まれます。みいちゃんには、小さい妹がいるのです(もう一冊「あさえと小さい妹」という絵本もあります。もう思い出すと、私はこちらの絵本も涙が溢れてしまうのです)。
 でも思うのですが、私の孫たちは、こんな物語に出てくるお店が想像できるのかな。これがコンビニストアになるのかなあ。
 この絵本ももう古典といえるのかなあ。

 私が今日じゅにに届ける絵本は、かがくいひろしさんのだるまさんシリーズ3巻です。2009年9月28日に、彼が54歳で亡くなったときに、驚いたものです。彼は私よりも6歳年下の方だったのです。
 いつかじゅににもそんなことを説明してあげよう。



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2011年03月10日

「ユーラリ・S・ロス『いたずらこうさぎ』」

 童話とマンガの部屋ネット赤ちょうちん を読んでいまして、以下にあります

「ぼく、にげちゃうよ」3月のお話キャラバン 投稿者:Nora  投稿日:2011年 3月 2日(水)21時18分29秒  

11031003「ユーラリ・S・ロス『いたずらこうさぎ』」が読みたくなりました。でも王子図書館にはないようです(私はいつもインターネットで図書館内の検索しますが、それで「ないようだな」と判断したのです)。
 でもユーラリ・S・ロスの「ストリーテリングについて」(子ども文庫の会)を借りて読みました。
 そうしたら、そのなかに『いたずらこうさぎ』があったのです。
 ユミ子さんが以下のように書いているお話です。

家出したくなった子ウサギに母ウサギが機転を利かせる話です。子ウサギは母ウサギから逃げるために魚・岩・クロッカス・帆前船・空中ブランコ・男の子と変身しようとするのですが、母ウサギは追いかけるために漁師・登山家・植木屋・風・綱渡り芸人・男の子のお母さんになって追いかけていくよ、と言ったら子ウサギは結局は今のままと同じだと思い、家出をやめるのです。

 物語の最後が以下のようです。

「お前が小さい男の子になって、うちの中ににげこんだら、おかあさんはその子のおかあさんになって、両手でその子を抱いてしまうよ。」と、おかあさんうさぎはいいました。
「なあんだ! それなら、いまのままここにいて、おかあさんのこうさぎでいるのとおなじだァ。」
 そういって、こうさぎは、そのままうちにいることにしました。
「さあ、ニンジンをおあがり。」と、おかあさんうさぎがいいました。

 いいお話です。私も孫にお話したくなりました。でもまだポニョもポポも小さすぎるかなあ。



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2011年02月14日

小川未明『野ばら』

11021406 この小川未明を思い出したときに、私には「人魚と赤い蝋燭」という言葉が浮かびました。でも私の記憶には何も浮かんできません。私が中2で文庫本で読んだものでした。でもやっぱりどうみても暗いお話ですね。なんでこんな暗い話が童話なのかなあ。(この話は正確には『赤い蝋燭と人魚』というお話です)。
 小川未明は1882年4月7日~1961年5月11日の生涯でした。ああ、私が生きていた時代にもご存命だったのだなあ、と思ったものです。
 この小川未明の何の童話を紹介しようかと思いました。どうにも私には暗い哀しい童話ばかりで嫌になってしまうのです。 その中でこの童話を思い出しました。

 大きな国と小さな国があり、その国境で大きな国の老兵と小さな国の青年の兵士がやがて仲良くなります。だがこの二つの国は戦争を始めてしまいます。小さな国の青年も戦争に参加するために行ってしまいました。残った大きな国の老兵はさびしい日々になってしまいます。
 こんな童話が大正12年に書かれているのに、なんであの戦争になってしまったのでしょうか。この小さな国は、わが日本であり、大きな国は中国かアメリカかもしれません。
 この二人のそばには野ばらが咲いているのです。でもでも最後に、この二人の国が戦争をしたのも、みな夢だったことが判るのです。
 ただし、日本が戦争をしてしまったのは、けっして夢ではありませんでした。(2010.02.10)



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2011年02月04日

巌谷小波『こがね丸』

11020308 この作家は1870(明治3)年6月6日〜1933(昭和8)年9月5日の生涯でした。私は中学1年のときに、この作家の作品集を読んでいます。
  ただし、私が読んだのは口語で書かれたものでしたから、最初は文語で書かれていたものを、1921(大正10)年に口語体に書き直して刊行されたものだったのですね。
 こがね丸という日本犬が、義兄弟の約束を交わした鷲郎という犬と二匹で、父母を殺した虎を討つというお話でした。あの日本犬が何の種類だったかと思うのですが、秋田犬のようには大きくなかったように思い出します。こがね丸か鷲郎のどちらかが白犬だったようでした(あ、こがね丸というのだから、黄金色の毛並みで、鷲郎は白犬だ)。
。でも私もまだ小さかったから、あれは二匹とも秋田犬だったのかな。
  敵(かたき)の虎は実に大きいのですから、敵をとると言っても実に大変なことでした。
 いいお話でした。そして私には今も、この二匹の犬が敵討ちのために必死になって、組んずほぐれす、戦いの訓練をしている姿が見えるような思いになります。
 こがね丸は見事鷲郎ととにも、父母の敵を討ちます。相手は大きな虎だったのに、よくやりましたものです。(2011.02.04)


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2010年12月23日

蒲原ユミ子『健太となかまたち』

10122305書名  健太となかまたち
著者  蒲原ユミ子
絵   宮崎耕平
発行所 汐文社
1997年2月発行

 私はこの題名の「健太」という字を見たときに、「あ、私の好きな男の子の名前だなと思いました。健太というのは、私が昔進学教室をやっていたときに4年生から6年生までいた男の子でした。最初は千葉教室で日曜日だけ来ていたのですが、そのうちそのほかにも週に二回船橋まで通ってくるようになりました。お母さんの話だと、彼は私たちの進学教室で好きでたまらなかったようです。そして私も元気な男の子だった彼が大好きでした。ただ、私はいつも「うるさいから、静かにしろ」と怒っていたばかりいたような気がします。
 もう一人の登場する男の子が「一平」という名です。この名前も私は好きなのですね。私の大学のときの仲間後輩でも何人か自分の子どもにこの名前をつけた人がいます。今思い出すと、「あいつもそうだ、彼女もそうだ」と幾人も浮かんできました。
 そんな私は最初から興味シンシン読んでいきました。

 健太は東京の男の子でしたが、喘息で丈夫ではありませんでした。健太の健康のことと、お母さんがもともと自然のある田舎で暮らしたいという気持があったためにお父さんを説得して、秋田県の北、能代川の流れるあたりに引っ越してきます。意地悪な目をした私なら、「そんなこと簡単にできるわけないじゃないか、第一田舎がそんなにいいわきゃないよ」というところでしょうが、実は私の友人に実際に子どもの喘息のために東京の神楽坂の家から、房総安房に引っ越してしまった人がいるために、そんな違和感がありません。その友人も丈夫になった娘さんのことを自慢げに話してくれたものでした。
 都会を否定し、田園と自然のある田舎を一方的に礼賛する傾向やそうした人を、私は少しも評価しません。そしてそうした主張のある文書は、私は少しも好きになれません。でもこの物語には、私はそんなことよりも、違うものしか見えてきません。これは豊かな自然のもとでの男の子たちの童話なのですね。物語の半ばから参加してくるヒロキも、最初は喘息のひよわな子です。なんだか健太と一平と打ち解けないのですが、それが自然に仲よくなってしまいます。それはおそらく、ここが都会ではなく田舎だからということではなく、ここではなにしろ子どもたちは直接に触れ合い、ぶつかりあう環境にしかないからだろう、そしてまた健太の両親も、そのような形を懸命に作っているからだろう
と思います。
 田舎礼賛のエコロジカルな物語だったら、私はすぐに読むのをやめてしまったでしょう。そうではなく、ここに書かれている男の子たちの姿やその遊び回っている風景が、私たちの身体の中に郷愁としてつねに思い出されてしまうようなものだからからなのだと思います。著者が

  ある日、一人でカマクラという大きなどじょうがよくとれる小川でざ
 るをすくっていました。はだしでザクザクと小川の隠れ家をたたき、生
 き物たちをざるの方へ追い出します。十分追い込んだところでざるを持
 ち上げました。ざるの中の濁った水が、大波がうねるように大きく揺れ
 ていたので、内心、──これは大物だ!──と、どきどきしながらざる
 をゆすっていました。ところが、水がひけたざるの中にあらわれたのは、
 ぶっとい蛇の青大蛇でした。思わず、側の田んぼにざるを放り投げまし
 た。けれど、そんなことくらいではへこたれません。また、ちゃんと翌
 日も一人で小川に出かけたものです。       (「あとがき」)

と書いているところなど、私も懐かしく思い出すような光景です。私はまさか青大蛇を取ってしまったりはありませんが、こんなことを何日もやっていたのを思い出します。小学校3年生の頃でした。何人もの仲間たちと、いつもいつもいろいろなところへ出かけていたものです。そして、よく同じような小川でいろいろなもをを取ったり、とんでもないことを(小川といってもたぶん農業用水に使っていたのだろうけれど、私たちは砂で堤防を作って何度も川の流れをせき止め、流れを変えてしまった。ある日お百姓さんが怒ってきたっけ)していました。
 でもそうした私たちの心の中にある懐かしいものを思い出させてくれた物語です。私は出版されたときに真っ先に読んだものでした。1997年2月のことでした。



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2010年09月16日

周の雑読備忘録「長谷川義史『うん このあかちゃん』」

うん このあかちゃん―おとうちゃんの出産絵日記
うん このあかちゃん―おとうちゃんの出産絵日記
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書 名 うん このあかちゃん
    おとうちゃんの出産絵日記
作   長谷川義史
おせっかい助産婦 村中李衣
発 行 クレヨンハウス
定 価 1,600円+税
発行日 2006年11月日発行
読了日 2010年9月16日

 この作家を知って、読みたい思いになったものです。でも読んで良かったな、という思いばかりです。
 作者には男の子が3人生まれるのです。「ああ、お母さん、大変だなあ」という思いと、「でも良かったね」という思いです。でもお母さんには、実に頼りにならなくて、でもでも結局けっこう頼りになってしまうお父さんだったことでしょう。
 いいな。そして、俺は頼りにならないお父さんだったなあ、と思うと同時に、でも、やっぱり、お父さんになれたのは良かったです。そして今はじいじになったことも嬉しいです。



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2010年09月03日

周の雑読備忘録「トミー=アンゲラー『すてきな三にんぐみ』」

すてきな三にんぐみ
すてきな三にんぐみ
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書 名 すてきな三にんぐみ
さく  トミー=アンゲラー
訳   今江祥智
発行所 偕成社
定 価 1,200円+税
発行日 2002年10月改訂版141刷
読了日 2010年8月29日

 この絵本をポコ汰もポニョも見ていましたが、分かったかなあ? 私が読んであげる時間がなかったのでした。
 この「すてきな三にんぐみ」とは、実は怖い大泥棒でした。だから誰も怖がるのです。でもある晩のこと、この三にんが止めた馬車には、小さな女の子ティファニーちゃんが乗っていました。彼女は意地悪なおばさんのところへやられる途中だったのです。でもそのおばさんとくらすより、このおじさんたちのほうが、「なんだか おもしろそう」です。喜んでしまうのです。
 どろぼうたちは、ティファニーちゃんを抱えてかくれがへ行きます。翌朝起きたティファニーちゃんは、たからの山を見て驚くのです。「まああ、これ、どうするの?」。でも三にんは相談しても応えられません。どうするつもりもないのです。
 それから三にんは、かなしくくらしていた孤児や捨子を集めます。たくさん、たくさん。そして、みんなで一緒に暮らすためのお城を買います。
 そこでみんなでくらすのです。そこは、つぎつぎにその子どもたちの村ができます。だんだん大きくなります。
 でもこれって、夢のようないいお話しだけど、いいのかなあ。これを作ったアンゲラーがこのような優しい思いを常に抱いている人なのでしょう。



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2010年08月30日

周の雑読備忘録「砂田弘『曽我兄弟』」

10083001書 名 曽我兄弟
文   砂田 弘
絵   太田大八
発行所 ポプラ社
定 価 1,200円+税
発行日 2006年5月第1刷
読了日 2010年8月29日

 この曽我兄弟の仇討ちの物語は、詳しく話せと言われると、少し困るものでした。時代背景も、頼朝や北条時政のことは思い浮かんでも、実際にこの兄弟のことを語るのは私には大変なことでした。
 この兄弟の父親が河津三郎祐泰(河津がけで知られた人物)で、工藤祐経に打たれたのです。この祐泰の父は伊東祐親と言いました。
 この兄弟の母が再婚した相手が曽我祐信です。「だから曽我兄弟というんだ」と今頃知った私です。
 でもどう見ても哀しい話ですね。



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2010年08月23日

周の雑読備忘録「奥本大三郎『ながぐつをはいたねこ』」

ながぐつをはいたねこ (世界名作おはなし絵本)
ながぐつをはいたねこ (世界名作おはなし絵本)
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書 名 ながぐつをはいたねこ
文   奥本大三郎
絵   馬場のぼる
発行所 小学館
定 価 1,000円+税
発行日 2007年5月2日初版第1刷発行
読了日 2010年8月21日

 この物語は、『「ペロー童話」より』とあって、フランスのペローがまとめた童話集には『赤ずきんちゃん』『シンデレラ』『ねむりひめ』の元の話があるようです。

 ただ、この話はペローの童話として、よく知られています。
 この話の教訓は、「親からもらう財産より、世渡りの才覚のほうが大事」というものです。

 なるほどなあ、と感心しています。
 最初はそれほど感心して読んではいられなかったのでしたが、最後の中条省平さんの解説を読んでこれまた感心している私です。



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周の雑読備忘録「松谷みよ子『俊寛』」

俊寛 (日本の物語絵本)
俊寛 (日本の物語絵本)
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書 名 俊寛
文   松谷みよ子
絵   司修 
発行所 ポプラ社
定 価 1,200円+税
発行日 2006年6月第1刷
読了日 2010年8月21日

 私が小6のときに、鹿児島に引っ越したときに一番最初に関心を持ったのが、この俊寛のことで、住んだ町にあった俊寛の碑を見ていたものでした。
 この絵本の最後に西本鶏介さんが次のように書いています。

 鹿児島県鹿児島郡三島村の硫黄島には俊寛堂があり、足摺の足形のついた岩も、港の中に残っているそうです。なお大島郡の喜界が島だという説もあります。

  私は鬼界が島は、喜界が島だとばかり思い込んでいましたが、今こういうことも知った思いです。
 この俊寛の話は、「悲劇の極致」と書いてありますが、その通りですね。私は平清盛は実に好きな人物なのですが、でもこの俊寛の物語では、彼にこそ、この話の原因があるのだということが忘れられません。



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2010年04月25日

周の雑読備忘録「『ディズニー1さいのほん かわいい どうぶつ』」

ディズニー1さいのほん(1) かわいい どうぶつ
ディズニー1さいのほん(1) かわいい どうぶつ
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 昨日4月15日に長女の家で(留守で誰にも会えなかったのですが)、この絵本を見ました。

書 名 ディズニー1さいのほん かわいい どうぶつ
発行所 講談社
定 価 840円
発行日 2005年12月10日第1版発行
読了日 2010年4月24日

 この絵本は、本当に可愛い動物ばかりです。写真と書いてある文字が素敵です。以下のようです。

 かわいいこねこ
 おしゃれキャット
 かってみたいな
 101ぴきわんちゃん
 ママといっしょに
 どうぶつのあかちゃん
 バンビ
 ミッキーのどうぶつえん
 かわいいコアラ
 のっぽのきりん
 みんなだいすき
 らいおん=キング

 こんな文字をただただひろって来ました。じいじは、この絵本を二人の孫と一緒に読んでいたかったです。



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2009年11月10日

周の雑読備忘録「末吉暁子『もりのかくれんぼう』」へトラックバックとコメントをいただきました

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 周の雑読備忘録「末吉暁子『もりのかくれんぼう』」へ、粋な提案の藍色さんから、以下のトラックバックをいただきました。

1. もりのかくれんぼう末吉暁子、林明子  [ 粋な提案 ]   2009年11月10日 02:06
公園で遊んだ帰り道。迷子になったけいこ。行く先々にはたくさんの動物が。 秋の匂いがいっぱいの絵本。柔らかく豊かな色彩。繊細な描写が??.

 それに以下のコメントもいただきました。

2. Posted by 藍色   2009年11月10日 02:37
こんばんは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
表示されないようなので、URLを置かせていただきますね。
http://1iki.blog19.fc2.com/blog-entry-1303.html
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。

 私のブログでは、コメントもトラックバックもすぐにはオープンされません。実はオープンしてから、実に2年11カ月に渡ってひどいスパムトラックバックを受けてきました。1日に3度くらい、その1一度というのは実に3つくらいづつやってきました。しかも、すべて海外のプロシキサーバーを使っていました。私はそのすべてを黙って削除し続け、かつその海外のプロシキサーバーをあるサイト二つに告発し続けました。
 それで約3年目にそれがなくなったときには、どのくらいホッとしたものでしょうか。今でもスパムトラックバックもスパムコメントもありますが、もう1カ月に5つくらいです。

 私は娘が二人で、もう二人とも結婚しています。長女には今は孫が二人で、とくにその孫のポコ汰によくこうした絵本を読んであげていたのですが、ポコ汰は今自動車とかなんとかレンジャーとか、そういう本ばかり見ています。私じいじがそういうものが判らないのですね。

続きを読む

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2009年10月23日

周の雑読備忘録「たかとうしょうきち『はなびのはなし』」

はなびのはなし (かがくのとも傑作集;わくわく・にんげん)
はなびのはなし (かがくのとも傑作集;わくわく・にんげん)
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 一昨日長女の家に行ったときに、この絵本をポニュをおひざに座らせて読みました。でもポニョは少しは判ったかなあ。できたら、実際に空に浮かぶ大きな花火を見たほうが少しは判るでしょうね。でも綺麗な絵本で、私は嬉しい思いでした。いやこうして孫をひざに乗せているとただただ私が嬉しいのですね。

書 名 はなびのはなし
たかとうしょうきち・さく
発行所 福音館書店
定 価 838円+税
発行日 2000年7月1日
読了日 2009年10月21日

 思えば我孫子の手賀沼の花火では、みーねえの子どもを私の家に呼んだものでしたが、まだ小さかったから、よく理解できなかったかなあ。
 でも実際に花火を見たときに、この絵本を思い出せばいいのかなあ。
 できたら、早く空の大きく咲いている花火を見て、孫に私の言葉を言い聞かせたいな。



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2009年07月09日

周の雑読備忘録「『鉢かつぎ姫』」

09070901鉢かつぎ姫 (新・講談社の絵本)
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 この絵本を読んでも、まったく知らない話なのでした。最初に今江祥智さんが、「ずっとあとでグリム童話の「灰かぶり」には鉢かづぎと共通のところがあり───と言われても……」とある
のですが、このとおりです。

書 名 鉢かつぎ姫
画   広川操一
発行所 新・講談社
定 価 1,500円+税
発行日 2002年2月20日第1刷発行
読了日 2009年6月27日

 この話の冒頭で、この姫の母親が姫の幸せを長谷の観音の祈っているとあるのですが(ただし、この絵本ではこのシーンはないです)、この長谷観音といえば、昔私も行きましたものでした。そこでかなり印象に残っていることがあったものでした。
 でもこの絵本の姫も最後は幸せになれて良かったです。



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2009年06月27日

周の雑読備忘録「『花咲爺』」

花咲爺 (新・講談社の絵本)
花咲爺 (新・講談社の絵本)
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 読み終わった本を返しに行きまして、絵本を借りてきました。もうゆっくり選んでいる時間がないので、こうしてすぐに絵本を借りてしまいます。

書 名 花咲爺
画   鰭崎英朋
発行所 講談社
定 価 1,500円+税
発行日 2001年6月20日第1刷発行
読了日 2009年6月27日

 でも帰りのエレベーターの中で、この絵本を開いて、このしろがよくふかじいさんに殺されてしまうところでは、つい涙が出てしまいました。いっしょに乗っていた人は不思儀だったでしょうね。
 私が我孫子で会いましたしろという犬は、野良公でしたが、実に頭のいい犬でした。そして実に可愛くて可愛くて、私にはたくさんの思い出があります。そのしろをいくつも思い出していました。
 でもやっぱり、このよくふかじいさんがしろを殺すのはよくないです。
 このしろが殺されて、そこに松の樹が生えて、その樹で、臼を作り、またそれがよくふかじいさんが燃やしてしまい、その燃えてしまったあとの灰が枯木に花を咲かせてくれます。でもよくふかじいさんは同じことをしますが、その灰は、ただの灰だけでしかないのです。
09062704 でもこの絵本に載っているしろよりも、私の思い出の中にいるしろは、もうすっと綺麗な可愛い雄犬でした。ぶちの毛並みの彼女を連れてくる可愛い野良犬でした。

 今ちょっとした失敗を私の部屋でやってしまったのですが、しろのことばかり思い出していたからかなあ。しろが笑ってくれている様が私には見えます。あの笑顔が見える思いです。



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周の雑読備忘録「マイケル・グレイニエツ『お月さまってどんなあじ?』」

お月さまってどんなあじ?
お月さまってどんなあじ?
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 図書館にほかの本を返すときに選んでしまった絵本でした。

書 名 お月さまってどんなあじ?
絵と文 マイケル・グレイニエツ
訳   いずみちほこ
発行所 セーラー出版
発行日 1995年9月9日第1刷発行
読了日 2009年6月20日

 どんな本でも読んでしまうのは、速いのですが、ここのその感想を書くのが、こうして遅くなります。自分の本なら構わないのですが、図書館の本では困ります。
 でもでも、この絵本は驚きました。

 どうぶつたちが、「お月さまってどんなあじなんだろう」と思います。それでお月さまに手や足をのばしますが、当然とどきません。それでみんなで背にのっていきます。

09062701 カメの上には、ゾウ。そしてその上にはキリン、シマウマ、ライオン、キツネ、サル、ネズミと登ります。でも結局はとどきません……、じゃないのです。ネズミはとどいてネズミはお月さまをかじるのです。そしてみんなにもその月のかけらをひとくちづつわけてあげます。
 みんながかじったからなのか、最後はお月さまはみかづきになっています。なんていいお話でしょうか。
 そして最後のページで、おサカナがいう言葉が素敵です。



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2009年06月18日

周の雑読備忘録「石井桃子『ちいさなねこ』」

ちいさなねこ(こどものとも絵本)
ちいさなねこ(こどものとも絵本)
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 長女の家へ行ったときに、ポコ汰に2度読んであげていました。

書 名 ちいさなねこ
さく  石井桃子
え   横内 襄
発行所 福音館書店
発行日 1963年5月1日こどものとも発行
読了日 2009年6月17日

 3歳から5歳までの絵本とありましたので、まだ2歳のポコ汰には早いのかなあ。でも2回ともよく聞いていてくれました。まだ0歳のポニョには無理です。
 石井桃子さんというと、「ノンちゃん雲に乗る」の原作者ですね。映画を思いだし、どうしても原節子を思い浮かべていました。
 私は、子どものときに住んでいた札幌を思いだして、このちいさなねこをひきそうになる車は、札幌の当時だと、馬そりになるのかなあ、なんて思っていました。



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2009年06月17日

周の雑読備忘録「ハンス・ウィルヘルム『ずーっと ずっと だいすきだよ」

ずーっと ずっと だいすきだよ (児童図書館・絵本の部屋)
ずーっと ずっと だいすきだよ (児童図書館・絵本の部屋)
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 ポコ汰とポニョの前で読みましたが、あとで、どうしても涙が出てきました。二人の前では、じいじは泣けないのですね。

書 名 ずーっと ずっと だいすきだよ
えとぶん ハンス・ウィルヘルム
やく  久山太市
発行所 評論社
発行日 1998年11月30日初版発行
読了日 2009年6月16日

 私はいつも、長女の家で読んだ本は(私が持って行った本でない場合)、何かに書名等々を記しています。今回は、もっていました「週刊アスキー」の最新号に書込みました。もちろん、この雑誌についても何か書きましたら、ミツ君の家に持っていきます。

 小さな子どもであったぼくには、自分が背が大きくなるぶん、犬のエルフィーはだんだんと年をとって元気がなくなっていきます。そしてとうとう死んでしまいます。
 おそらく、どこの家庭でも、動物を飼っているところでは、繰りひろげられていることでしょう。でも私はどの犬のことも覚えているように、このぼくにも、このエルフィーのことは忘れられないと思います。
 私も何匹もの犬のことを思い出しました。あの犬たちともいつかは会えることなのでしょうね。



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2009年06月09日

周の雑読備忘録「『いも じゃがいも・さつまいも』」

いも―じゃがいも・さつまいも (フレーベル館だいすきしぜん たべもの)
いも―じゃがいも・さつまいも (フレーベル館だいすきしぜん たべもの)
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 これもまたフレーベル館の「だいすきしぜん たべもの」の絵本です。

書 名 いも
指導  麻生健
写真  久保秀一 埴沙萌
発行所 フレーベル館
定 価 1,000円+税
発行日 2007年9月 初版第1刷発行
読了日 2009年6月9日

 じゃがいもの花が綺麗だというのは知っていましたが、でも写真でちゃんと見たのは始めてです。ルイ13世のときに、よく見られたのですね。じゃがいもそのものは。厳重な見張りを置いて、わざと畑に植えておいて、夜見張りがいなくなると、すべて盗まれたそうです。ルイ13世はその結果を聞いて歓声をあげたそうです。この話は何に書いてあったのだっけなあ。



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周の雑読備忘録「『ぶどう』」

ぶどう (フレーベル館だいすきしぜん たべもの)
ぶどう (フレーベル館だいすきしぜん たべもの)
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 これもフレーベル館の「だいすきしぜん たべもの」の絵本です。

書 名 ぶどう
指導  天野秀二
絵   斎藤雅緒
発行所 フレーベル館
定 価 1,000円+税
発行日 2007年8月 初版第1刷発行
読了日 2009年6月9日

 ぶどうって、まずワインになるな、ということが思い浮かびました。でも次のようなところを読んで驚き、かつ「なるほどなあ」といろいろなことで納得していました。

 欧米人が生食する場合は、日本人が皮をむき口中で種子をだす食べ方とは異なり、そのままぽんと口中へほうりこみ、皮も種子もいっしょに食べてしまいます。

 この最後のページの資料は、実にいい内容です。感心して読んでいます。



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周の雑読備忘録「『バナナ』」

バナナ (フレーベル館だいすきしぜん たべもの)
バナナ (フレーベル館だいすきしぜん たべもの)
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 フレーベル館の「だいすきしぜん たべもの」の絵本を3冊借りてきて、すぐにポコ汰の家に持っていきました。3冊ともよく読んでくれたようです。私は昨日またこちらへ持ってきて、今読みました。

書 名 バナナ
指導  天野實
絵   斎藤雅緒
発行所 フレーベル館
定 価 1,000円+税
発行日 2007年8月 初版第1刷発行
読了日 2009年6月9日

 私は実に昔からバナナが好きではありませんでした。まず口にすることはありませんでした。私の好きな吉本(吉本隆明)さんの次女が吉本ばななで、そのときには、随分と考え込んでしまったものでした。だって、彼女は私が大好きになった作家でしたから。
 でも南の地方や国々には、こんな果物があるのですね。

 パッションフルーツ、レイシ、グアバ、レッドピタヤ、アボカド、マンゴー、パパイヤ、チェリモヤ

 ふーん、と感心しています。思えば、アボガドだけは昔食べましたね。なんでも醤油かけて食べられるというので、そうして食べたものです。でも今はそんなことはいいませんね。



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2009年05月08日

周の雑読備忘録「『孫悟空』」

孫悟空 (新・講談社の絵本)
孫悟空 (新・講談社の絵本)
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書 名 孫悟空
画   本田庄太郎
発行所 講談社
定 価 1,500円+税
発行日 2002年4月20日第1刷発行
読了日 2009年5月8日

 思えば、この「西遊記」をはじめとする四大奇書は面白く読んできたものです。「水滸伝」「三国志演義」は実に面白く読んできました。「金瓶梅」はさほど面白さを感じたことはありません。
 ただこの西遊記は、「大唐西域記」の僧玄奘である三蔵法師が主人公ではなく、孫悟空が主人公です。このことが実に面白いのですね。私は昔芝浦工大事件にて勾留されていたときに、この「西遊記」を読んでいたものでした。孫悟空と並んで猪八戒が実に面白い存在ですが、私には、沙悟浄がどうしても不思儀な存在です。物語の中で、彼は一番性格が明確に描かれていません。
 ただし、この絵本の「孫悟空」は、まだ孫悟空が三蔵法師に出会う前のお話です。いつかポコ汰にお話してあげられるときがくるのかなあ。



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周の雑読備忘録「『曾我兄弟』」

曽我兄弟 (新・講談社の絵本)
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書 名 曾我兄弟
画   布施長春
発行所 講談社
定 価 1,500円+税
発行日 2002年5月20日第1刷発行
読了日 2009年5月8日

 河津三郎を打った工藤祐経を三郎の子どもの曾我十郎祐成(すけなり)と五郎時致(ごろうときむね)が源頼朝の富士の巻き狩りのときに、敵打ちをする話です。
 ただし、この話はあまり私には知っていた話ではありませんでした。
 この二人の兄弟は、親の敵は打つのですが、自分たちもほかの武士たちに打たれてしまうのですね。二人の母親には、どんなに悲しいことだったでしょうか。



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周の雑読備忘録「『安寿姫と厨子王丸』」

安寿姫と厨子王丸 (新・講談社の絵本)
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書 名 安寿姫と厨子王丸
画   須藤重
発行所 講談社
定 価 1,500円+税
発行日 2002年3月20日第1刷発行
読了日 2009年4月24日

 子ども心に、この「安寿と厨子王」は悲しい話だと思っていました。厨子王を逃がすために、安寿は身を投げて亡くなっている(実際には安寿は殺されたことになっています)のですね。
 でもこの絵本では、そうはなっていなくて、私は嬉しかったものです。でも思えば、中学生のときに「森鴎外『山椒大夫』」を読んだときにも、悲しい話だという印象しか残っていません。
 今も、佐渡島に連れ去られた母親を探しに行く逗子王(この絵本では安寿も一緒に行く)の前に歳老いた盲目の母親が唄っています。

  安寿こいしや ほうやれほ
  逗子王こいしや ほうやれほ

 どうしても私は、ここを読んで涙ばかりが溢れてしまいます。今どうしても涙をぬぐいました。
 この絵本の最後はこうなっています。

 正道(厨子王)はすぐにお地蔵さまをとりだし、母の目をなでました。すると、母の目はもとどおりになったのです。
 三人は丹後国にもどり、しあわせな日を送ったということです。



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周の雑読備忘録「『牛若丸』」

牛若丸 (新・講談社の絵本)
牛若丸 (新・講談社の絵本)
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書 名 牛若丸
画   近藤紫雲
発行所 講談社
定 価 1,500円+税
発行日 2002年3月20日第1刷発行
読了日 2009年4月24日

 私は子どものときから、義経がそれほど好きになれませんでした。鵯越や、屋島檀ノ浦、最後の檀ノ浦の戦いでも颯爽としている義経を感じることはできましたが、でもさほど好きになれないものでした。だが、もし本当に義経がジンギスカンになったのなら、それはいいなあ、好きになれるものです。そして、私はこのことは本当のことであろうと思っているところがあります。
 この絵本は、義経の幼名牛若丸の物語になっています。弁慶との出会い、兄頼朝の出会い、そして「やがて平家を亡ぼす」ことまでが書かれています。
 間違いなく、頼朝は鎌倉武士団のことばかりが大事だったのでしょうね。



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2009年04月24日

周の雑読備忘録「『孝女白菊』」

孝女白菊 (新・講談社の絵本)
孝女白菊 (新・講談社の絵本)
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書 名 孝女白菊
画   富田千秋
発行所 講談社
定 価 1,500円+税
発行日 2003年3月20日第1刷発行
読了日 2009年4月19日

 この絵本を見たときに、「あ、落合直文だ」なんて思ったものでした。
 この落合直文の詩は以下に少しあげます。

   孝女白菊の歌   落合直文
  阿蘇の山里秋ふけて
  なかめさひしき夕まぐれ
  いつこの寺の鐘ならむ
  諸行無常とつけわたる」
  をりしもひとり門に出で
  父を待つなる少女あり」
  袖に涙をおさへつゝ
  憂にしつむそのさまは
  色まだあさき海棠の
  雨になやむにことならす
  (まだまだ続く長詩です)

 でも私は孝女白菊の話が西南戦争の時代の話だったということは少しも知りませんでした。 私の孫に借りてきたわけですが、長女に「あんな絵本はまだ無理に決っているでしょう」と言われてしまいました。あたり前ですねよ。ポコ汰はまだ2歳ですもの。
 また、この落合直文の詩は全文扱ってみたいと思っています。



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周の雑読備忘録「『一休さん』」

一休さん (新・講談社の絵本)
一休さん (新・講談社の絵本)
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書 名 一休さん
画   宮尾しげを
発行所 講談社
定 価 1,500円+税
発行日 2002年5月20日第1刷発行
読了日 2009年4月19日

 戦前に書かれたこの一休さんの絵本が読めるのは嬉しいです。一休という人が私たちの前に子どもの一休として出てくるのは、この絵本が最初なのですね。
 私は「禅」なんて少しも好きになれませんが(いや仏教そのものが面倒くさいです)、でもこの一休の言われることは好きになれる気がしてしまいます。でもそれはこうした絵本に示されている一休さんの姿のせいなのかなあ。
 江戸時代に「一休ばなし」という本が刊行されているのですね。
 私も前に次の詩をあげました。

 http://shomon.livedoor.biz/archives/50862462.html 釋一休「自山中歸市中」

 彼は88歳まで生きているのですね。
 この絵本では竹斎(つくさい)さんという方が出てきます。この方とのやりとりがいくつかあるのですね。
 でもいい絵本を読めて嬉しいです。



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2009年04月20日

周の雑読備忘録「『舌切雀』」

舌切雀 (新・講談社の絵本)
舌切雀 (新・講談社の絵本)
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書 名 舌切雀
画   鴨下晁湖
発行所 講談社
定 価 1,500円+税
発行日 2001年7月20日第1刷発行
読了日 2009年4月10日

 いつも思うのですが、このおじいさんは、とっても雀を可愛がるわけですが、どうしておばあさんは駄目なのでしょうね。いつも不思儀です。私のところの妻なんか、私よりも優しいおばあさんですよ。
 爺婆というのは、婆がどうして意地悪に描かれているのかなあ?



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周の雑読備忘録「川村たかし・石倉欣二『酒呑童子』」

酒呑童子 (日本の物語絵本)
酒呑童子 (日本の物語絵本)
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書 名 酒呑童子
文   川村たかし
絵   石倉欣二
発行所 ポプラ社
定 価 1,200円+税
発行日 2003年9月第1刷
読了日 2009年4月10日

 大江山の酒呑童子を退治したのは、源頼光以下4人の豪傑で、全部で5人だと思っていましたが、この絵本では6人になっています。その頼光以外の5人とは、

 三百人力と うわさもたかい 渡辺綱。
 鳥や動物のことばがわかる、坂田公時。
 水がへいきの、藤原保昌
 火をつかう、碓氷貞光。
 うらないの名人、卜部季武。

 最後の解説によると、この中の藤原保昌は、『御伽草子』でのみ加わっているようです。
 また鬼のほうでも、酒呑童子のほかに茨木童子、石熊童子、黒金童子といたようです。
 思えば、大切な物語なのですね。



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2009年04月10日

周の雑読備忘録「『金太郎』」へのコメント

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 私の周の雑読備忘録「『金太郎』」目森一喜さんから次のコメントをいただきました。

1. Posted by 目森一喜    2009年04月09日 17:08
 そういえばと気になって、碓氷貞光と卜部季武を、ネットで調べてみました。
 実に沢山の方たちが、情報を提供してくださっています。
 碓氷貞光は中山道に神社があるとか、卜部季武は平氏だとか、知る事が出来ました。平家物語でヌエを退治している渡辺綱は源氏ですが、両者は本来協調していたんでしょうね。

 平家物語や源平盛衰記で、鵺退治をするのは源三位頼政です。彼は清和源氏ですが典型的な畿内武士です。ただし所領は伊豆にもありました。
 そして渡辺綱は、嵯峨源氏ですから、これも畿内の源氏武士です。953年〜1025年の生涯ですから、源頼政が生きていた時代よりも100年前の人物です。
 彼は、羅城門で、茨城童子という鬼に腕をつかまれて、その腕を切り落としたという話が平家物語にあります。
 この渡辺綱の一族嵯峨源氏は、代々名前が一字だったようです。のちに、頼政が以仁王の平氏打倒の令旨で、蜂起しますが、このときに、多くの渡辺党が一緒に戦い、平家に破れています。

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2009年04月09日

周の雑読備忘録「『金太郎』」

09040901金太郎 (新・講談社の絵本)
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書 名 金太郎
画   米内穂豊
発行所 講談社
定 価 1,500円+税
発行日 2002年2月20日第1刷発行
読了日 2009年4月9日

 図書館で、つい「あ、ポコ汰に読んであげたいな」という気持で手にとりました絵本です。
 最初に南伸房さんが「金太郎は教育上に良い」という文を書かれています。もう私もまったく同じ意見です。読んでいて、実に嬉しかったです。
 金太郎とともに、大江山の鬼の酒呑童子を退治したのは、坂田金時の金太郎をはじめ、次の4人です。源頼光、渡辺綱、碓氷貞光(うすいさだみつ)、卜部季武(うらべすえたけ)。(こうして書いたのは、あとで忘れたときのためです。忘れたらインターネット検索すれば、私のここが出てくるのです)
 金太郎のことは、またポコ汰にも話そう。それと実は鬼の側の酒呑童子にも実は、もっと者語がありそうですが、それはまた別に読んでいきます。思えば、源頼光と渡辺綱には、他にも物語があるのだろうが、碓氷貞光と卜部季武は私は何も知らないですね。



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周の雑読備忘録「『スーホの白い馬』」(DVD本)

スーホの白い馬 (DVD本 酒井式描画指導)
スーホの白い馬 (DVD本 酒井式描画指導)
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書 名 スーホの白い馬』」(DVD本)
大塚勇三 再話
赤羽末吉 絵
発行所 福音館書店
定 価 1,400円+税
発行日 1967年10月1日発行
読了日 2009年4月9日

 午前中に借りている本を返却に行きまして、たまたま絵本をいくつか手に取りました。もちろん、ポコ汰に読ませるつもりです。
 でも、この本を手にとってしまいました。
 もちろん、私は読んでいますが、私がどんなことを書いているのかわかりません。私はついさきほど、この本を開いて、もうただただ涙ばかりになっていました。「こんなことじゃ、ポコ汰に読んであげられないな」なんていう思いでした。
 私はグーグルの検索に「スーホの白い馬 将門Web」と入れて検索してみました。もう私は自分のパソコン内を探すよりも、こうしてインターネットでグーグル検索をしたほうが早いのです。
 私のサイトがいくつも出てきました。それで私はそこを読んで、「えっ、うちのどこかに、この絵本はあるんだ?」と思いました。もうしょうがない私ですね。
 でも、ポコ汰にも前にも読んであげています。
 ただ、私の涙だけが心配になっています。



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2009年04月05日

周の雑読備忘録「『新・東京のでんしゃずかん』」

新・東京のでんしゃずかん (のりものえほん)
新・東京のでんしゃずかん (のりものえほん)
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 実はこういう本は私の一番苦手なものです。でも孫のポコ汰が好きなのだろうと、借りてきたものです。

書 名 新・東京のでんしゃずかん
文   松本典久
写 真 井上広和
発行所 小峰書店
定 価 980円+税
発行日 2003年11月1日第1刷発行
読了日 2009年4月5日

著者略歴
松本典久
1955年東京に生まれる。東海大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスの編集者として主に鉄道趣味書を中心に活躍している。

井上広和
1951年横浜に生まれる。鉄道写真を中心に活躍している。カメラ雑誌でも鉄道写真のコーナーを担当するなど、とくに年少ファンと接する機会を積極的にもうけている。日本写真家協会会員。

 E653系「フォレッシュひたち」、651系「スーパーひたち」の写真のところには、次のようにあります。

 右の電車はどちらも上野から常磐線にはいる特急です。「フォレッシュひたち」は、我孫子、土浦、石岡など上野から近い町へ、「スーパーひたち」は、いわきや仙台など遠くの町まで走ります。………………………………。

 うーん、私の姪のみーねえの二人の息子がいつも小さいときから、我孫子の常磐線のすぐそばにあった私のマンションに来て、ベランダから、「あ、今度は○○だ」といつまでも見ていたのを覚えています。私には、全然興味のないことで、ただただ驚くというか、呆れていました。
 でも、私の孫のポコ汰も好きなのだろうと思うと、やはり正解です。さっきはもう喜んでみていました。



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周の雑読備忘録「ゆのきようこ『春の主役 桜』」

春の主役 桜 (絵本〈気になる日本の木〉シリーズ)
春の主役 桜 (絵本〈気になる日本の木〉シリーズ)
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書 名 春の主役桜
著 者 ゆのきようこ(柚木陽子)
絵   早川司寿乃
発行所 理論社
定 価 1,400円+税
発行日 2006年3月第1刷発行
読了日 2009年4月5日

著者略歴
ゆのきようこ
1950年東京に生まれる。千葉大学理学部生物学科卒業。植物生態学を専攻。現在は自然観察会の指導、自然についての執筆活動を行っている。主な著書に『野鳥を呼ぶ庭作り』(共著、千早書房)『自然観察図鑑』(共著、世界文化社)「絵本 気になる日本の木シリーズ」全4冊(理論社)がある。

早川司寿乃
1959年愛知県に生まれる。東京デザイナー学院名古屋校イラストレーション科修了。絵本に『マジョモリ』(梨木香歩/文 理論社)『まぼろしの庭』(早坂類/短歌 エディションq)がある。その他、挿し画に『だまし絵であそぼう』(杉原厚吉/文 岩波書店)『写真の国のアリス』(飯沢耕太郎/文 福音書館)など、装画に『香港の甘い豆腐』(大島真寿美 理論社)『からくりからかさ』(梨木香歩 新潮社などがある。札幌市在住。

 今ちょうど桜の季節です。この絵本は実に読んでよかった思いです。

桜の名所は、春をまちかねた人たちでにぎやかです。

という言葉で、私もそんな人だと思いました。
 でもソメイヨシノは、沖縄にはないことや、岐阜県根尾谷にある淡墨桜のことも知りました。

 天狗と日本犬が案内してくれる不思儀な桜の花の解説です。



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2008年12月30日

周の雑読備忘録「『あかちゃんのためのえほん』どうぶつ2」

どうぶつ〈2〉 (あかちゃんのためのえほん)
どうぶつ〈2〉 (あかちゃんのためのえほん)
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書 名 あかちゃんのためのえほん どうぶつ2
絵   いもとようこ
発 行 講談社
定 価 480円
発行日 1992年9月30日
読了日 2008年12月29日

 このどうぶつはこあらです。思えば、ポニョにもこあらに会わせてあげたいものです。きのうポコ汰はすぐそばでお兄ちゃんを見ているポニョを少し怒っていました。本当は優しいお兄ちゃんなのにどうしたのかな。ポニョは少し驚いてお兄ちゃんの顔を見つめていました。
 ページを開くと、どこにもどうぶつの親子、子どもとお母さんが描かれています。「あれっ! ここには子どもがいない!」でもそうではありませんでした。かばのお母さんの足もとに小さいかばがいました。
 こんなにどうぶつたちはみな親子で仲がいいのです。私の孫たちも負けずにママとパパと仲良くしていきます。



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周の雑読備忘録「いせひでこ『あらあらあら』」

あらあらあら (いせひでこのあかちゃん絵本)
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書 名 あらあらあら
作   いせひでこ
発 行 理論社
定 価 897円
発行日 1990年11月第1刷発行
読了日 2008年12月26日

08122621 私は今、26日と29日にポコ汰に読んであげたこの絵本を思いだしながら、こうして書いています。私もこの絵本を見ながら、「あらあらあら」と声をあげる感じでした。これは「こうちゃんと同じだねえ」とポコ汰に声をかけていました。
 いつもママとパパを見ています。そしてどうしても満腹だと、お昼寝してしまいます。この絵本の中の子もお昼寝しています。ポコ汰と違うのは、となりに猫さんも眠っていることです。



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周の雑読備忘録「こかぜさち『ぶーぶーぶ』」

ぶーぶーぶー (0.1.2.えほん)
ぶーぶーぶー (0.1.2.えほん)
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書 名 ぶーぶーぶ
絵   こかぜさち
発 行 福音館書店
定 価 600円
発行日 2001年5月1日
読了日 2008年12月26日

 もうポコ汰も、言葉を喋られるのですが、でも自動車のおもちゃが大好きで、いつも「ぶーぶー」と口に出しています。
 この絵本は、そんな自動車が走っています。
 あか、あお、きいろ、みどりの自動車が、ぶーぶーぶー、ぷーぷーぷー、ぱっぱっぱっ、ぷっぷっぷっ、と違う音を鳴らしながら走っていきます。
 私は声をあげて読んでいきます。
 いつもあちらのじいじは、ポコ汰を本ものの自動車に乗せてくれます。こちらの私じいじは、こうした本を声を出して読んであげることしか出来ません。



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