将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:いしだあゆみ

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 これでまたこの将門WebにUPするのですね。どうしても私が好きになる女優さんなのです。鎌倉のあじさい寺成就院で男はつらいよの寅次郎を待つかがりのことが忘れないのです。
 どうして寅さん、寅次郎はかがりを顔だけでも抱いてあげないのだろうか。なんか、悔しくて悲しくてたまらないです。今も私は涙でいっぱいになります。
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このかがりはどうして、この成就院で寅を待とうとしたのかというと、私はここのお寺へ行ってはじめてわかったのです。この成就院のお寺の仏様は、恋をかなえてくれる仏なのです。だが、それはこの映画の中でも語られません。
 かがりは寅さんとの恋を必死に成就させたかったのです。でも寅はそうした思いが分かりながら、結局は満男と一緒でなければ鎌倉成就院まで来られない寅さんなのです。私はこのお寺に来て、ある30歳くらいの女性がここの仏さまの像に向かって熱心に祈っているのを見まして、そのときにかがりの気持ちが分かりました。
 寅さんは、かがりの気持ちは分かりながらも、どうしようもないのです。このときのまだ小さい満男が本当に可哀想でした。寅よりも、満男とかがりのほうがずっと可哀想です。16070246
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このいしだあゆみさんを思い出し、「男はつらいよ寅次郎あじさいの恋」を思い出し、いつも読みますここのサイドバーの「男はつらいよ覚え書きノート」で読んでいて、また涙を流し、また笑っていました。
 私が数年前におはぎの家の前で、ポコ汰がそこの広場にチョークでいたずら書きをしていて、そのときにこの物語を思い出したことをまた思い出していました。
 そしてこのあじさい寺ー江ノ電極楽寺駅の成就院で寅をまつかがりを思い出し、今日も笑い、そして涙を流していました。
 彼女は1948年3月26日生まれですから、私と同じ歳に生まれて、学年は一つ上です。4人姉妹ですから、NHKテレビの朝ドラ「てるてる家族」にもなりました。
 長崎県佐世保市生まれ、大阪府池田市育ちなのです。
 私が東大闘争安田講堂で逮捕され、やっと府中刑務所の独房に入ったときに、最初に房のラジオから聴こえてきたのが、「いしだあゆみ『ブルーライト・ヨコハマ』」でした。16063005
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 倍賞智恵子さんといしだあゆみさんのことを書きました。中国の神話についてはまた書き続けます。最初に禹の父親の鯀(こん)のことを書くのですね。

11061805「周の発言」の3月1日に書いたことですが、その前日に毎日新聞のテレビ番組の紹介覧を見ていましたら、NHKの朝の連続ドラマの「てるてる家族」の次女の歌手夏子が、いしだあゆみだというのです。いや、そうは書いていないのですが、「ブルーライトヨコハマ」のレコードを出すというので、妻に「夏子ちゃんは、いしだあゆみなんだ」と言ってしまいました。思い出せば、いしだあゆみが昔アイススケートをやっていた写真をどこかで見た記憶が甦ってきました。
 なんどか、私は「周の掲示板」で書いてきたのですが、東大闘争で逮捕されて、起訴後移管した府中刑務所で、最初に独房で聞いたラジオで流れてきたのが、このいしだあゆみの「ブルーライトヨコハマ」でした。私は、TBSの「七人の孫」で出てきて、そしてあまり売れない歌を唄っているいしだあゆみは知っていましたが、この独房の中で聞く歌を唄っている歌手は「一体誰なんだろう?」と不思儀に思っていたものでした。
 それにしても、この「てるてる家族」では、冬子ちゃんが大好きです。なんだか私は次女のブルータスを、この冬子に重ね合わせてしまうのです。うちは2人姉妹なのですが、兄と弟の子どもを含めると従姉妹が全部で5人で、ブルータスが一番下なのです。だからどうしても、冬ちゃんのことを、ブルータスと重ねあわせてしまうのです。
 でも妻に、「そうすると、秋ちゃんか冬ちゃんの亭主がなかにしれいってことか」と言って、

  冬ちゃんなら、和人(かずと)がなかにしれいになるぞ。でも、
  それはおかしい。なかにしれいは満洲で苦労したはずだから……
  …、でもこれは自伝じゃなくて小説だから、べつに和人でもおか
  しくないんだ…………

なんて、私は一人で喋っていました。
 でもでも、判りました。冬ちゃんの亭主がなかにしれいのようです。
 それと、2月29日に、ブルータスの大学の同級生の結婚式があったのですが、「みんなで何を唱おうかな」というブルータスの声に、私は

  それなら、みんなで「てるてる家族」のテーマ曲唱えばいいじゃ
  ない

と言ったのですね。あの歌は、結婚式にも卒業式にもみんなで合唱できる歌だと私は思うのですね。もう私も唄えますよ。

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男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋 で、私はこの映画を思い出して、このブログに書いたわけですが、今回、男はつらいよ 全作品覚え書ノート 寅さん 映画渥美清 を読んでみて、いくつも私の記憶を訂正することになりました。53cb0fc1.jpg
この 男はつらいよ全作品覚え書ノート 第29作「寅次郎あじさいの恋」を見ていながら、私が一番間違っていたのは、この映画のあじさい寺を、北鎌倉のあじさい寺明月院だと、今も今まで思い込んでいたところです。でもこのいしだあゆみのかがりと、寅とそして満男が会うあじさい寺とは、明月院ではなく、江の電の極楽寺を下車した由比ヶ浜を望める 成就院 なのですね。
それで、始めて判ったのです。かがりと寅と満男は、このあじさい寺から、江の島まで行きます。思えば、北鎌倉の明月院から、江の島まで行くのは、大変に遠いはずです。「小さな満男もいるのになあ」なんて思っていましたが、成就院なら江の島はすぐそこです。
ああ、そうなんだ、と今になってやっと判った私なのです。
その他、いくつものところで、このシナリオを読みながら、私の記憶のいい加減さに嫌になりました。

この映画では、かがりがものすごく暗い印象があります。でもそれが寅にあって、ものすごくいい貌になる彼女の姿顔があります。寅からもらった下駄を嬉しそうに見ているかがりの顔、とってもいい顔です。こんな顔のかがりをいつも見ていたい、こんな顔の女性の顔をいつも見ていたいと思います。
加納先生の弟子の蒲原がきて(実は私はこの人物が弟子か加納の息子か判りませんでした)、かがりを棄てることになります(でも別に結婚の約束をしていたわけではないから、棄てたわけでもないのですが、結局なぜかかがりが暗く消極的だったのです)。
そして傷心のかがりは丹後に帰ることになります。
そこを寅さんが尋ねることになります。寅さんはかがりに惚れていて、ふられて傷心のかがりが心配だったのです。
そして丹後でかがりに寅さんは会います。二人が海を見ていて会話するところは、とってもいいシーンです。二人が海を見てたたずんでいるところは、なんだか実にこのまま時間が止ればいいのにと思うところです。
そしてやがて、二人でお酒の飲むシーンになります。このときのかがりは実にエロチックで魅力的な表情をしています。
でも私は思うのですが、そしてつまらないことをいいますが、こういうシーンで飲むのはやっぱり日本酒ですね。お酒をお猪口についでも、結局コップにつぐことになっても、それがビールだったり、ウィスキーだと絵にならないものです。かがりが、コップの中に残ったお酒を飲み干すシーンもあります。
そしてかがりは、寅の眠っているはずの2階に上がってきます。寅がそれが判っています。でも眠っているふりをします。

*****************************     思わず寅は寝たふりをする。
かがりん……寅さん…
寅、顔を横にして寝たふり。
かがりもう寝たの?…
和代のランドセルのカバンの鈴が僅かに鳴る。
かがりのテーマが静かに流れる。
静かに襖が開く。
ランドセルの鈴が鳴る。
寅をじっと見るかがり。
窓が開いている。
かがり「あ、…開けっ放し…」
と部屋にそっと入り奥の窓を閉める。
寅の横に座り
かがり(無声音)電気つけたまま…
寅の顔はかがりの方を向いている。
かがり、スタンドをそっと消そうとする。
寅寝言のように
寅「う、あー寒い…
と寝返りを打ち、かがりから顔を背ける。
かがり、少し驚くが、そのままスタンドの灯りを消す。
嘘のイビキをかく寅。
そのまま座り、寅の布団を静かにゆっくり直すかがり。
直し終わっても暗闇の中座り続けるかがり。
嘘のイビキを小さくかき続ける寅。
緊張しながら何かを待つかがり。
顔をそむけたまま嘘寝を続ける寅。
時間が経っていく…
嘘寝のまま目を開けようとしない寅に、耐え切れず
腰を上げ立ち上がるかがり。
部屋を出て行くかがりの白い脚首が明かりに照らされて
妖しく光っている。
ゆっくりゆっくり襖を閉めるかがり。
鈴の音…
階段のきしむ音
嘘寝を続ける寅
階段を下りていくかがりの足音…
目を開ける寅
むくっと上半身を起こし、何かを考える寅。
寅「はあー……」とシリアスな顔でため息。
目は遠くを彷徨い、複雑に一連の行動を考えている。
寅にもう少し寄り添いたいかがりの深い孤独と性、
そしてそれに応えることができない不甲斐ない自分への絶望。
目はゆっくり下を向いていく。                                     ****************************

そしてそのあと、かがりは東京へ旅行に出てきて、柴又を訪れて、そこにいた寅に手紙をこっそり渡します。

鎌倉のあじさい寺で日曜の午後一時、待っています

やっぱり、私なら明月院のあじさい寺と思って北鎌倉へ行ってしまいますね。寅はよく成就院と理解できたものです。この成就院は、弘法大師ゆかりの縁結びの神様が祭られており、恋が成就する場所と言われています。思えば、かがりは必死の思いで、寅との恋を成立させたかったのだと思います。
でもそこへ来たのは、満男がいなければ、こられなかったような寅なのです。

江の島で、寅とかがりはお酒を飲みます。あ、江の島にも渡っていたんだと私が気がつきます。

****************************
寅「もし…よかったら、あいつだけ一人先に帰してもいいんだけども…
かがり、首を横に振って、微笑みながら
かがり「そんなことやないの…。今日寅さん、なんか違う人みたいやから
寅「そうかなあ…、オレはいつもとおんなじつもりだけども
かがり「私が会いたいなあ、と思っていた寅さんは、もっと優しくて、楽しくて、風に吹かれるタンポポの種みたいに、自由で気ままで…。フフフ…、せやけど、あれは旅先の寅さんやったんやね
寅は下を向いてしまう。
かがり「今は家にいるんやもんね。あんな優しい人たちに大事にされて…
寅、何か言おうとするが、結局何も言えない…                     ****************************

けっきょく、これは何がいけないのでしょうか。思えば、どんなに恋していても結ばれない二人っているんですね。もう仕方ないことなのかなあ。

しかし、私は自分の記憶力にかなり自信がなくなりました。

それと、このあじさい寺成就院に行ってみましょう。そして江の島にも渡ってみます。

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私は 男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋 で次のように書きました。f0694e98.jpg

かがりは寅さんに惚れたのだと思います。かがりは積極的に寅に好意を見せるのですが、寅さんがむしろ逃げてしまいます。なんだかいつもじれったいところです。

だんだん、思い出してきました。寅さんがかがりの丹後の故郷の家に行きまして、かがりの家で飲みます。でも帰ろうとする頃には、もう帰るバスがありません。寅はかがりの家に泊まることになります。
その寅の眠る部屋に、かがりが来ます。「寅さん、もう寝たん?」と尋ねるかがりに、寅さんは眠っているふりをします。いわば、寅さんの貞操の危機の場面ですが、寅さんはかがりがあきらめて下に降りて行くと、ガバっと身体を起こします。
なんで、寅さんは悲しい思いにいたかがりに会いに来て、彼女を嬉しい愉しい気持にさせたのだから、ちょっとだけでも顔だけでも抱いてあげてもいいのになあ、と思うのに、寅はそれができないのです。
なんだか、いつも不思儀で駄目な寅さんなのです。寅さんは、いつも振られてはいないのです。いつも惚れられているのに、振られていることばかりを続けてしまうのです。

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ナミちゃんのブログで、ナミちゃんの家の庭の紫陽花の写真を見ているうちに、以下のように私は書いていました。

明月院というと、私はいつも「フーテンの寅」の第29作「寅次郎あじさいの恋」を思い出します。ヒロインがいしだあゆみで、私は少しも好きな女優ではなかったのですが、この作品でファンになってしまったものでした。

そして、私はこの映画を思い出していました。この映画を映画館に見に入る前は、「なんでいしだあゆみがヒロインなんだ」と少し不満だったものでした。
でも映像の中のいしだあゆみを見ているうちに、私はただ涙を流していました。
映像の中で、北鎌倉の明月院で寅を待っているかがりは、とっても綺麗です。もう私は彼女の大ファンになりました。でもどうしても悲しい映画でした。涙ばかりが浮かんできます。

題名 男はつらいよ
第29作 寅次郎あじさいの恋
封切 1982年8月7日
監督 山田洋次
脚本 山田洋次
音楽 山本直純
配給会社 松竹
キャスト
車寅次郎 渥美清
かがり いしだあゆみ
諏訪さくら 倍賞千恵子
諏訪博 前田吟
諏訪満男 吉岡秀隆
車竜造 下絛正巳
車つね 三崎千恵子
桂梅太郎 太宰久雄
源公 佐藤蛾次郎
御前様 笠智衆
加納 片岡仁左衛門

京都の鴨川のほとりで、下駄の鼻緒を切らしている加納という老人と出会い、その鼻緒を直してあげたことで、先斗町でごちそうになり、この加納の家に泊まります。
そこで会うのは、この加納の家でお手伝いをしているかがりです。たしか次の日にお世話になったからと、かがりに下駄を買ってきてあげる寅がいます。とってもいいシーンです。でもたしか、加納の弟子か息子とかがりは結婚するはずでしたが、その相手が別な相手と結婚することになって、かがりが故郷の丹後へ帰ります。
このかがりの丹後へ寅さんは訪ねていきます。失恋したかがりのことが心配だったのでしょう。でもかがりは、寅さんと会って喜びます。
かがりは寅さんに惚れたのだと思います。かがりは積極的に寅に好意を見せるのですが、寅さんがむしろ逃げてしまいます。なんだかいつもじれったいところです。

寅が柴又に帰っていると、かがりが訪ねてきます。そして鎌倉のあじさい寺で会いたいという手紙をもらいます。でも寅さんは、その日に一人では出かけられず、満男を連れていきます。満男はまだまだ小さい男の子です。
このときあじさい寺で待っているかがりはとっても綺麗です。私はいしだあゆみという女優がこんなに綺麗な女性だと、このとき始めて思ったものでした。
だが、二人の会話はちぐはぐです。かがりには、寅さんが違う人のように見えてしまいます。かがりは丹後に帰り、寅さんはまた旅に出てしまいます。

なんだか、悲しいけれど、とっても大好きな映画です。
でも、この映画を見たあとは、あじさいの咲く季節に、あの明月院に行く気持になれません。どうしても悲しすぎるのです。明月院のあじさいの中で、私のような男があの映画を思い出して泣いていたらおかしいでしょう。

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