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 黙っていたら老いなんて誰にでも同じようにやってくるなんて思っていたら、それは大間違いです。ぼくも自分が歳をとるまではそう思っていたわけですけれど、それは大きな勘違いで、若いときの錯覚とでもいいますか、実際はそうではないんですよ。
 自然に老いるためにはね、どうしても何か、テニスやマラソンまではいかない、もっと軽目のもののほうがいいと思いますけれども、からだを動かすことをやめちゃ駄目ですね。やめたら急速に老います。たとえばアルツハイマーなどといわれて呆けた調子になっちゃうのをどうすればいいかというと、それが一番じゃないかと思います。
(『生涯現役』2006.11.20洋泉社序章「老いとの対峙───自然と和解する意欲をめぐって」)

 このことはいつも忘れてはならないと思っています。絶えず毎日動き回ることが大事だと思っています。まずはとにかく歩くことだと考えています。老いというのは、誰も避けることのできないものです。でもやはり私も「生涯現役」でいたいという思いがあります。この吉本さんの言われることが私がかみしめるように納得していることです。

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