将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:イングランド

15021986
 ここで私が次のように書いているのは、

随分昔に、英国の小説でナチスに協力する女性が、「何故なんだ、あなたもイギリス人なんだろう?」という言い方に「私は違う。スコットランド人だ」と答えているのがありました。

正確には、英文では以下の通りなのだろうと推測します。『「何故なんだ、あなたもイングランド人なんだろう?」という言い方に彼女は「私は違う。スコットランド人だ」と答えたのです。』ケルト人を馬鹿にするイングランド人よりは、まだナチスのほうがいいというのですね。
 だが、私はこの作品が何という題名だったか思い出せません。なさけないなあ。
15021987

11021906 このウォルター・スコットは、スコットランドの作家です。1771年8月15日〜1832年9月21日の生涯でした。私は高校2年のときに読んでいます。
 12世紀の末に、イングランドはノルマン人とサクソン人の抗争で大混乱のときです。歴史上ではリチャード獅子心王の時代で、その王の弟ジョン王が政権を奪っています。リチャードは第三次十字軍を率いてエルサレム遠征をしますが、その後オーストリアに捕らえられています。
 この小説の主人公アイヴァンホーは、サクソン人の騎士ですが、ノルマン王朝のリチャード王のために尽くします。読んでいる私も、少しくらいはリチャード王にシンパシーを持ち、ジョン王が嫌いですから、物語の展開は好きになります。
 この物語では、どうしてもシャーウッドの森の義賊のロビンフッドが気になります。彼もまたサクソン人の盗賊でした。でもいつも思うですが、このロビンフッドにしろ、アイヴァンホーにしろ、なんでノルマン王朝のリチャード獅子心王を助けるのかなあ。
 それとユダヤ人が金銭に細かい人たちとして出てきます。これを読んだユダヤ人の人たちは、気分がよくないだろうな。だって、イングランドを始めとするヨーロッパの国々すべてがユダヤ人を法的にも人間的にも差別するのだから、彼らは金銭のみに頼らざるをえないのです。
 この頃の時代を描いた典型的な時代劇かな、というふうに思います。この時代なら、我が日本はどういう時代だったろうか、なんてことをいつも考えるものです。
  昔『ロビンフッド』というテレビ番組がありました。私が小学4、5年生の頃です。シャーフッドも森の義賊のロビンフッドが同じ仲間のリトル・ジョン(大男だが、何故か「リトル」という)やマリアン姫(ロビンフッドの恋人だが何故かノルマン人の貴族)が活躍する話でした。あの番組の思い出が私には強く残っているような気がしますね。(2011.02.19)

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