もうちょうど10日前に、私の目と心をくぎ付けにした、写真と文章があります。その写真が以下に掲げたものです。12032407

気仙沼の被災地のがれきの中を歩く少年の写真を「あなたへ」の台本の裏表紙に貼りつけた(写真は共同)

 これは、高倉健さんの文章では、

イタリアにお住まいの作家の塩野七生さんが、現地の週刊誌に載っていたと紹介している写真でした。

ということです。
 健さんは、次のように書いています。

 気仙沼の被災地のがれきの中を歩く少年は、避難所で支給されたものでしょうか?

 袖丈の余るジャンパーにピンク色の長靴をはいています。両手には一本ずつ、焼酎の大型プラスチックボトルを握っています。彼は、給水所で水をもらった帰りなのです。その水を待っているのは幼い妹でしょうか?

 年老いた祖父母なのでしょうか?

 私の目をくぎ付けにしたのは、うつむき加減の少年のキリリと結ばれた口元でした。左足を一歩踏み出した少年は、全身で私に訴えかけてきます。

 私もこの写真にどうしたらいいか分からないほど、ひきつけられました。これは誰にも見てほしい写真であるわけだし、そして高倉健さんの文章も読んでほしいのです。
 そのときに、すぐに私はこの写真を私のパソコンに保存しました。健さんの文章も何度も読みました。
 でも私は、「これを勝手にコピーして、勝手に私のブログで掲載していいのかなあ?」という思いで困りました。でも、もしもこれがいけないと、日経新聞から指摘されたら、そのときは、もちろん削除いたします。もう私は、私だけが私のパソコンで見ているだけでは不満なのですね。あ、もちろん私の持つガラパゴスでも見られるわけです。
 健さんの文章はいいです。そして私は昔からファンである塩野七美さんにも、ものすごく感謝いたします。