将門Web

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Tag:シックスアパート

ブログ・オン・マーケティング 成功企業に学ぶブログ活用の極意

書 名 ブログ・オン・マーケティング
編 者 シックス・アパート株式会社
発行所 日経BP社
定 価 1,500円+税
発行日 2006年6月5日第1版第1刷発行
読了日 2007年3月18日

 本日我孫子の自宅へ帰るので、その電車の中で読み終わりました。やはり、少し電車に乗る時間が長いと、いい読書の場が確保できます。
 ただ、この本はたしかに昨年読んでおくべきだったなあ、という思いだけでした。なんだか、私にはそれだけしか感じられませんでした。

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 ITproこの記事 がありました。
 これは、米シックス・アパートで、ブログ・ソフト「Movable Type」を担当する執行副社長兼ジェネラルマネジャーのクリス・アルデン氏に、現在のインターネットの動向や、自社の製品戦略について、日経コンピュータの記者が聞いたものです。

 ――ここ1年ほど「Web2.0」というキーワードが世間を賑わせている。今後インターネットはどんな方向に向かうと見ているか。

 今、個人的に面白いと思っていることは二つある。

 一つは、企業へのインパクトだ。Web2.0は一般消費者向けのインターネットで起きた現象だ。そもそもインターネット自体、始まったときには一般消費者、もしくは個人のものだったが、その後5年ほど経つと会社の中に入ってくるようになった。これと同じことがWeb2.0でも起きるだろう。

 Web2.0の技術が、企業情報システムの中に取り入れられることによって、会社組織だけでなく、ビジネスそのもののあり方が変わってくる。Movable Typeがビジネスブログの世界に入ってきたのも、こういった現象の一端を示すものだ。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)もWikiも、今後さらに企業で使われるようになる。コミュニティ的な要素を持つ技術が、職場の環境や、社内でのコミュニケーション、それに仕事のスタイルを変えていく。(2006.10.05)

 Web2.0は個人だけではなく、会社も大きく変えていくだろうと思います。もちろん変わらない会社もあるでしょうが、それはおそらくますます流行らない会社になるだけじゃないのかな。
 ただ、私が注目したのは、この次の内容でした。

 もう一つは、従来型の「中央集権型」から「分散型」への移行だ。個人的な考えだが、Web0.5、Web1.0、Web2.0という三つのフェーズに分けてもいいかもしれない。

「Web0.5」というのは、いわば始めて聞いた言葉ですから、驚きました。だが読んでいきまして、よく判った気がしました。

 Web0.5というのは、完全な中央集権型の構造だ。マスコミ、メディアを例に取ると、米ニューヨークタイムズなどの従来型メディアが、ネットで情報を発信するような場合を指している。Web1.0というのは、特定の1企業ではなく複数の利用者が、特定の“場”に情報を発信するようのものだ。「スラッシュドット」(日本版はこちら)のようなメディアを考えるとよいだろう。今来ているWeb2.0は、今ではネット上に散在している個人が個々に情報を発信する。ブログを使った情報配信などはこの典型と言える。

 たしかに、今これからは、「ネット上に散在している個人が個々に情報を発信する」時代です。そしてそれで終わらないで、これを企業がどう自らの中で、それをとらえていけるかだ大事なのだろうと思っています。とらえるというのは、個人が個々に情報発信してそれを直接取引しようとするときに、個人と個人で解決できるものではなく、企業がやったほうがずっとうまくいくはずです。

 さらに、このインタビュー記事は、すべてが興味深いことが延べられています。

――米マイクロソフトのWindows Liveや米グーグルは脅威ではないのか。

 あくまで個人的な考えだが、米マイクロソフトや米グーグルは脅威だとは感じない。Web2.0の時代で勝ち抜くには、企業には素早く動くことが求められる。今は“会社が小さい”こそが重要なのだ。

 20年前には、確かにマイクロソフトは小さくて素早い会社だったが、現在はどうだろうか。グーグルの社内には、数人単位の小グループからなる多くの開発チームがある。小回りの効く組織なのは確かだろう。だが小さいグループがたくさんあることと、会社が小さくて素早いことは違う。

 これは、小さい会社にこそ可能性がおおいにあることを言ってくれています。グーグルも小さなグループで動いているからこそ、あのような動きができるのでしょう。グーグルを見ていると、いくつもの新しい動きがあって、ときには「あれ、あれはどうするのかな?」なんて思えるものがあります。何故か、「途中で止めたのかな?」なんて思えるものもあります。従来の大きな会社なら、あんな動きは考えられないことだと思います。
 それにしても、ここでは、「小さいグループがたくさんあることと、会社が小さくて素早いことは違う」とまで言われています。ちょっと今の私には理解できないところです。
 とにかく、読み応えのあるインタビュー記事でした。

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